新書というけど、「縦に立つ」ぐらいに分厚く、内容も充実している。
以前から言ってた「ネット小説」…というか、「投稿場所提供ビジネス」の栄枯盛衰を見る時も、その流れがよくわかる。
ただ、よく見ると、元の定価が1980円なのだ。
つまり、半額で約1000円。半額じゃなくて40%オフだから、1176円なのね。
ぶっちゃけ星海社、もうちょっと粘れば安くなるんじゃないか??とも思わぬではない……だが一方で「40%まで値切られれば、ここがディールのしどきか」…とも思う。
このへんは、どっちが正解とも言い難い。
ただ、自分としては「買った」、とだけ言っておきます。
内容、ひとつも触れてないな(笑)。いや一回触れたことあるからな。
だけど
実際に読んでみたが、実に面白かった!
ただ、どんなふうに面白かったかが、多すぎてちょっと書ききれないので後にする(笑)…※いずれそのうち。
これじゃだめだな(笑)
電書版を手に入れた以上、あとでちゃんと紹介したい。
上の文章には続きがあって
だが、そこからちょっと自慢したいことがあって。
自分がこの「ウェブ小説」に持っていた疑問や謎が、この本では数多く「回答」を示してくれた。だから俺的にはすごい高評価なんだけど、逆に言うと、俺の「疑問」って、結構的を射た、芯を食った問いだったんじゃなかろうか、と自画自賛するのですよ。
実際、おいらが今まで発したウェブ小説、ウェブ小説投稿サービスへの「問い」を共有していただくと、この本をこれから読もうかという方にも一種の「補助線」となると思うのだ。あらためておさらいしておく。
ウェブ小説30年史 日本の文芸の「半分」 (星海社新書)
飯田一史飯田一史
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ウェブ小説30年史 日本の文芸の「半分」 (星海社新書) 新書 – 2022/6/22
飯田 一史 (著)
4.4 5つ星のうち4.4 (11)
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2/2 23:59まで 10,000円以上お買い物等の条件達成でポイントアップ (諸条件あり) 細則を確認
文芸市場の「半分」を占めるまでに成長した、ウェブ小説の歴史。多くの人がウェブ小説に漠然とした印象を持ってはいる。しかしその歴史を扱った書物はほとんどない。2022年現在、世間的には、ウェブ小説といって真っ先に思い浮かぶものは「なろう系」「異世界転生」というイメージだろう。実際にはウェブ小説は、1990年代には「分岐する物語」「集団創作」志向を持ち、「自費出版」「ケータイ小説」などのかたちでも展開、小説家になろうや他の思想の異なる「ウェブ小説投稿サイト」の隆盛といった数多の試みと多様化を経て現在に至る。本書は「ウェブ小説の書籍化の歴史」を主に扱う。今や日本の文芸市場の「半分」を占めるまでに成長したウェブ小説の歴史を、ネットビジネス史と出版産業史的な視点から紐解く。
以下、本書目次より抜粋
はじめに
第1章 1990年代ウェブ小説の書籍化
―分岐・集団創作・マルチメディアの夢第2章 2000年代前半のウェブ小説書籍化
―自費出版・掲示板文化・ガラケーサイト第3章 2000年代後半
―第二次ケータイ小説ブーム第4章 2000年代年代後半
―アルファポリス、エブリスタ、小説家になろう補章 2000年代までの隣国のウェブ小説動向
第5章 2010年
―初の異世界転生書籍化と「ウェブから書籍へ」の流行の波及第6章 2011年
―「新人賞からウェブ投稿へ」という投稿先変化の萌芽第7章 2012年
―なろう系文庫レーベルと複数のテキスト系サービスの出現第8章 2013年(1)
―MFブックス、ビリギャル、櫻子を当てたKADOKAWA第9章 2013年(2)
―多様化する女性向けウェブ小説と出版社系サイト/電子小説誌の苦戦第10章 2014‐2015年
―なろう系がラノベになり、ライト文芸にウェブ発が合流する第11章 2016‐2018年(1)
―なろうダイジェスト版禁止、成年向けと児童への広がり第12章 2016‐2018年(2)
―SFと純文学におけるウェブ小説書籍化の明暗第13章 2019‐2022年
―日本式の「ウェブ小説書籍化」は終わらないおわりに