だれもが想像するだろうが、RIZINはことし10周年を盛大に祝った。
ということは、第一回大会「SARABAの宴」での青木真也vs桜庭和志から10年ということである。
その時に完全な全盛期とはいわぬが、第一線にいた青木真也が、桜庭和志と闘って…いや体格差を考えると、当たり前とは言えなかったろうけど、それでも大方の予想どおりに青木が桜庭に完勝した。
そこから10年、手塚裕之にKO負けするのも、やむを得ないところではある。それが格闘家にとっての10年なのだろうね。
ケンドーカシンと仲良く歩いて帰ります
— 青木真也チャンネル 📺 でんすけ OFFICE (@DensukeOFFICE) November 16, 2025
ありがとうございました! pic.twitter.com/zmwCBvWJ57
ラウンド(R)が始まると青木は、立ち技の攻防からタックルを仕掛ける。一度目は切られたがしつこく組み付くとテークダウンし、背後に組み付くことに成功だ。そこからツイスター(グランドコブラ)を狙ったが逃げられるとマウントに移行。だがそこでも仕留めることはできなかった。
すると2Rは一気に流れが変わった。開始早々の立ちの攻防で重いパンチをボディーにうけると動きが止まる。ここから反撃に出られず崩れ落ちると上からパンチの連打をなす術なく受けてレフェリーに試合を止められてTKO負けを喫した。
1Rで攻めるも消耗して2Rで敗れる〝負けパターン〟にハマった青木は試合後、カシンに肩車をされて笑顔だ。その後、コメントスペースに姿を見せると「いい試合だったんじゃないの? 最高だったと思うよ。結果も含めて。よかったんじゃない? 後悔もない」と声をしゃがれさせる。さらに「別に『辞める』とも言わない。最高の〝プロレス〟ができたと思う。20年格闘技やって、10年プロレスやって、最高のプロレスができたと思うよ」と晴れやかにメガネを光らせた。
結果については「(1Rを終えた時点で)〝もういいや〟って、思っちゃったっすね。こうなった時点で格闘技選手ではないわな。今後? ギャラ次第だよ。ギャラがよければやるよ。でもそういうもんじゃないだろっていうのもあるし」
「まけてなお 爪痕残す ツイスター」
※埋め込めないがここから動画見られます
https://x.com/UNEXT_fight/status/1989930301435646229
横綱大関のまま引退するもよしだが、前頭、十両、・・・・とその時々の実力相当で闘い続ける、というのもいいんじゃないかな
青木真也vs手塚裕之を語ったアーカイブです
— ジャン斉藤 (@majan_saitou) November 16, 2025
・青木真也はプロレスという言葉に逃げるな
・DREAMの呪い、それが表現・作品
・「天心・武尊になれない」発言はフェイク
・冬まで過ごせる格闘家は選ばれし者https://t.co/yUbs9IWhk7 @YouTubeより pic.twitter.com/HGRKuieTaN
コメント欄がおもしろい
@knao.2690
13 時間前
解像度がかなり高い分析ですね
青木に乗れなくなったのは自分で全部自画自賛しちゃうこっちに考えさせてくれない
ある意味プロレスから一番遠いことしてる
どこの世界に試合直後にいや~ここの受けが最高でーなんて語るレスラーがいるんだ
全盛期をMMA冬の時代、更に日本に届きづらいONEで過ごしてしまって
自分の評価と世間の評価のギャップがコンプレックスになっているんだと思う
俺はこんなにすごいんだぞ!わかってくれ!って叫んでるように見える
ある程度成功した人が誰にも需要のない自叙伝書いてしまう痛々しさに通じるものがある
@Rmoon3
16 時間前
アンチも信者もここまでの解像度で青木を語れないよなぁ。
ずっと観測してきたからこそできる素晴らしい青木評。
@pa-ma16
3 時間前
評価というのは自分がするものではなく、他人がするものだって誰かが言ってた
@tekira00000
15 時間前
サムネ見た瞬間「ほんま それ!」って思った
@mitarase
12 時間前
今回、様々な人が「青木戦」を論評していますが、ジャンさんが断トツで深い論考。さすがです
@ekkun1201
14 時間前
なにが悲しいってプロレスラー青木真也ってただの二流プロレスラーなんだよな
これでプロレスが超一流なら説得力出るんだけどさ
@夾竹桃きく
14 時間前
やっぱりジャンさん面白い!
コメントに愛と品がありますね☆
プロレスにも愛と品が流れていて、それこそズンドコもしょーが無いなって笑ってた。
皆んなで作ってたんだよなぁ〜!
青木真也は「横綱」だったから、横綱としての引退を義務付けられるような世間の雰囲気もないではないが、そこは制度の曖昧な総合のいいところ(?)
ダメージのことがあるからおいそれと言えないけど、たとえば65キロに今落とせるなら横山武士との寝技対決とかも見たいし、なんか最近多すぎて覚えきれないキックボクサー転向組との2戦目、3戦目の相手とかならいいマッチングじゃないかな?
そういう感じで「相応の相手」とのMMAを戦っていき、相手がいなくなったらそれで仕方ない、オファーなくなって自然と終わる…それでいいんじゃないかな。
要は近藤有己であり、彼はPRIDE武士道などでトップ戦線から外れた時に、はっきりそう言っていた。「自分が弱くなったら第一試合でいいし、それでだめになったらお金を払ってアマチュアで戦う。自分は闘うこと自体が好きなんですから」と。
この話なんどもここで紹介したからブログを遡っていけば見つかるはずだ。
そんなあり方もあってもいいのではないか。
ただ、その舞台ってどうみてもONEじゃないよね(笑)RIZINか、DEEPか。
主語が青木になりがちだけど、手塚裕之の今後は?
チャトリはどういうプランニングしてるの。てかボーナスやりなよ。
プロモーションが出てこうとするスターに「ベルト(本当のベルトだけじゃなくて、スターの地位も含む)を置いていかせる」ために送り込むのは次世代のスターなこともあるが「便利で頼もしいポリスマン」なこともある。手塚をどっちとして扱うのか。