ニューズウィークアジア版、ばーーーん
pecial Report
韓国新大統領出直し大統領選を制する李在明 「政策なきポピュリスト」の多難な前途
大統領選 「韓国のトランプ」李在明の多難すぎる前途
課題 次期政権を待ち受ける三重苦
視点 「強い指導者病」はいつ終わる
韓国大統領選、結果よりむしろ、昔書いた日韓関係における「基本」を再確認したい
2回、それをテーマにした記事を書いた
日韓関係が最悪とも言われた2019年、文在寅政権時代の光復節に際して。
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……文在寅演説の具体的がどうこうとか、デモがどうこうとか、そういう話の細部には言及しない。いや演説やその分析は重要なのだが、具体的なことはどうでもいい。
それを受け取る我々は、文在寅政権を好意的に評価しているひとでも、逆に「ムン政治をゆるさない。」なひとでも、この演説が、韓国の世論や議会、或いは政権の支持率などにさまざまに影響し、それが政治の流れ、日韓外交の今後に影響し、同政権もそれを意識していることが、当然の前提になっている。
一言で言いかえれば、韓国が日本と同様の、一般的な(十全でも完璧でもないが、普通の)民主国家・民主体制であり、両国の外交は民主体制同士の外交として行われていることを大前提と受け止めている。それがゆえに、そうでないときよりスムーズでないかもしれない。
しかし、自分もギリギリでそれを知っている世代だが、日本が韓国と……、というか、日本が他のアジアと何かの外交や関係を持つとき、そういう前提自体がかつて存在しなかった。対アジアにおいて、そういう形での軋轢が生まれる余地がある民主主義体制は無かった。
(略)
民主体制同士の、お互いが民主体制であることを前提とした”ゲーム”が行われていることは、80年代の韓国、ソウル五輪ごろからの韓国を見ている中では「偉大な成果」であり、最大限に寿がれるべきものだ。ほぼ同時期に民主化を展開した台湾に対しても全くに同様である。経済的な面や対外的影響力という面では、ある意味でそれに先んじて大発展したシンガポールが、民主主義や自由という面で今どの水準に留まっているかを考えれば、韓国台湾の「不可逆的民主化」がどれほど凄いことかは自ずからわかると思う
(略)
いま日韓関係は、関係の良好さという面だけを見れば「戦後最悪」なのやもしれない。しかし、民主体制同士、世論や投票結果によって、それを意識した政府が動いた結果の関係であるならば、それはどんなふうな対立があったとしても、かつてよりは、少しはましな面もあるのではないか。
それを、光復節の翌日に、あらためてことほぎたい。
尹前大統領当選時に
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ブクマコメントをこちらにも転載しておく。コンスタンチノープル以東の北半球で、こうやって平和的に選挙で政権交代する国数えたら、まだ残念ながら両指でも余るでしょ?これ自体が偉大な到達だと、あらためて当選者も敗者も含め、大韓民国の国民全体を敬し讃えたい。
基本部分では、この話に、特に付け加えることはないが…
当選者個人の資質的な部分で、ひとつ
この人は、「韓国のドナルド・トランプ」である。だって本人がそう自称してるんだから、それでいいだろ。
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そしてこれは、この部分がそのまま、そうなる
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民主的大統領選挙で選ばれた国家指導者である時点で、それはなんというか、「所与の前提」とするしかない。船で進んだら岩礁があるようなもんで、
「そこに岩礁があるのがどれだけ不合理で、港へ向かう船が皆迷惑しているか」というのを論じてもしょうがない。
本当に迷惑なことが明々白々、そこに無ければどんなにいいだろうって岩礁でも、岩礁がそこにあるなら船がそれを避けるしかない。
そして言動は過激ではあるが原則や信念はあまりなさそうで、私的利益にも貪欲で言動がころころ変わるという点でも「韓国のトランプ」らしい人物なので、過去の対日発言とかも、気にすることはあまりないだろう…というのが見立てではあります