4日午前3時半現在、まだ半額だから、4日中はセールが続くだろう。(延長は時々あるらしい)
【続報】4月5日も一部の作品の半額セール継続中
前も書いたけど、自分が集英社の漫画で半額になったとして、買っておくべきものは?と聞かれたら、最初に自分がこのセールに挑んだ時のリストが一番適切だと思う。
ただ、そうやった自分が一番わかるけど、半額だって20巻とか50巻とかに到達してるシリーズを買うと、かなり財布に響く・・・・・・・・・。
なので、上下巻とか、数巻レベルで終わってる傑作の短編とか…そしてこれが重要なのだが「トータルでは数十巻の大長編だけど、『この区切りまで、特に読んどけ!』的に、区切って購入するのもありなシリーズもある」と。
それをとくにピックアップして、紹介したいと思う。
上のリンク先と被ってるのは、これはしょうがない
死神くん 全8巻。
全8巻はちょっと多いといえばちょっと多いが、どれも非常にすばらしい人情もの、ハートフルストーリーで、すべて1話完結だ。だから最初の1巻だけお試しで買ってもいい。

神々の山嶺 全5巻
世界的人気を誇る作品だ。特に山岳の世界では、主人公の名前を知らないクライマーはいないというぐらいらしい。カメラを巡る謎や争奪戦などの小技も、未踏の世界に挑戦する大ストーリーを彩る。これは5冊一気に買え。


谷口ジローくくりで
こちら「猟犬探偵」も注目
レベルE 上下巻
冨樫義博は、なにしろ天才児だから「王道ストーリーを提示してくれ」と言われれば、自分の個性と折り合いを付けながら、珠玉の王道を敷き詰めてくれる。だが、そういう忖度なしに、純粋に自分の好きなことだけやっていいよ!といえば、まずはミステリーやゲーム的な緻密な計算・戦略合戦、どんでん返し、特殊なルール設定……などだろう。そういう部分だけを煮しめて、消耗しきった幽遊白書から、HUNTER×HUNTERに繋ぐ役割をした、一番冨樫らしい、冨樫のストレート原酒。日本語に、新しい比喩表現としての「斜め上」を加えた、という功績も残す。

ひとりずもう漫画版 上下巻
「ちびまるこちゃん青春篇」である。時代性も、もちろん含まれている

HUNTER×HUNTER 1-5巻(ハンター試験終了まで)
上で書いた「冨樫義博が個人として好きな、緻密なゲーム的設定&その駆け引き・戦略」と「王道ストーリー」を融合させた傑作、どこを切っても傑作だが「ハンター”試験”」という設定ゆえに、奇天烈な「ルール」を提示しやすい。
その中で、仲間となったキルアが、こういうふうになっていき、それが試験の結果にこう関係してくるのかー、みたいな展開はみごとのひとこと。

ウィッチウォッチ 1-4巻(可能なら5巻も)
その後も吸血鬼やドラゴンなどが仲間になっていくが、やはり狼男ケイゴまでは主要メンバーでしょう。彼が入る所までで序章だといっていいし、彼が仲間に加わる展開が非常に練られていて、しかも熱い。
だが、その後の5巻に、超傑作として有名な「時間が早くなる魔法(カンシが被害者)」と「ベタベタ生徒会」が収録されていて、1話完結ギャグとしての精度が高い。
こち亀 33巻 35巻
以前からの持論だが、こち亀の最盛期はだいたい20~60巻で、この時期は本当にオールタイムのギャグマンガの中でのベスト・オブ・ベストと言える。
一話完結なので何を買ってもいいのだが、33巻はいきなり冒頭エピソードが、メタネタ楽屋落ち満載の「漫画家残酷物語」。
35巻は副題に選ばれたのが「度井仲県」からの留学生が登場する「東京留学」だ。
おそらく、いまじゃジャンプに掲載されない系のブラックなギャグに満ちている。



ロックアップ 全4巻
ミスター高橋以降、プロレスのいわゆる「つくりごと」な部分も盛り込んでストーリーが作られるようになった。それはひとつの進歩とも言える。その進歩の象徴といっていい作品。
ただし、そこを描くから当然「じゃあガチとは何が違う?」という議題も設定される。

シューダン 全4巻
過去記事から抜粋して再構成
https://m-dojo.hatenadiary.com/entry/20171202/p1
あくまでも一般的な話、平均値でいえば、小学校低学年ぐらいまでなら、そもそも基本的なフィジカル、体力で女子は男子を上回ってる―んだっけ? 高学年ともなるとそうも行きにくいけど、それでもトップグループなら差がないか上回ることもあり、そして実際に学童野球や少年サッカーは、男子と女子がまじって公式の試合もしている。
そんな舞台背景を元に、「男子チームに混じった紅一点の女子選手」を軸に物語が回っていくのだけど、その混じり方がなんとも自然で、ナチュラル、…でありつつ女性であることに意味はちゃんと持たせてあるという、実にそういう面で優れた作品だと思います。決して「魔球を投げられるから、彼女は男の中で活躍できるんです」みたいなストーリーではないのだ(いやいや、当時の水島新司「野球狂の詩」は、そういう設定であるからこそ描ける「女性とスポーツ」を作品にした画期的なものだけどね!!)このへん、いわゆるこのブログでネタにすることも多い<ポリコレ>的に見たとしてもポイントが高い、ような気がする。
しかしそんな中で「少年」ジャンプ、本丸中の本丸で、こんなふうな作品が生まれたのは興味深い話です。もともとこの人の前作「背筋をピン!と」でも、当然のように男女ペアの競技において、実に自然に、どっちがどっちに優位でもリードでもなく、イコールなパートナーシップを描いていたから当然
だが、それがいきなり第二弾は、フィジカルとコンタクトが渦巻くフッチボウで描くってすごいよ!!
アスミカケル 全4巻
過去記事を・・・・・いわゆる、消化不良の打ち切り作ではあった(シューダンもだが)。
m-dojo.hatenadiary.com

だが、魂は死なない。
そんなこんなが、ジャンプ半額セールで「ちょっと買ってみようか」な人にお勧めの本。
まとめ買いして、カード会社に「不審な購買行動があったので一時停止しました」となるようなまとめ買いなら考える必要はない(笑) いやびびったなこれ・・・・・
