田岡俊次、意見修正し「北は核の小型化に成功したかも」
またまたかいよ。
「防衛問題を考えると、論理的であるより妥当性を追求したほうがいい。論理的であるとかえって間違える」。
そのせいか(笑)。いや、これを実は田岡氏、安倍晋三を褒める立場でしゃべっている(最近の安倍は、論理的じゃなくても妥当である)のだが。
実はちょっと面白い本が、創刊された朝日新書で出ておりまして、朝日新聞の編集局長・外岡秀俊氏が
- 作者: 外岡秀俊
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2006/10
- メディア: 新書
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という本を出した。外岡氏、私にとっては、沢木耕太郎と交流のある、小説家兼新聞記者として印象に残っているのだが、それは別にしても新聞記者独自の取材ノウハウ、記録ノウハウはどんなものでも一定の水準を持っているもので、実際に役に立つノウハウ(「一行日記」のすすめなど)もたくさん書いてあるし、語り口も面白い。ですます調だが、構成者がいるのだろうか?
この本の具体的ノウハウについては後で紹介するが、ここに田岡氏が出ている。
田岡俊次さんから「分析の精度をあげるには、ともかく結論を出せ」と教えられたからです。田岡さんは、ある情勢を分析する際、最終的に、黒白の結論を出すことを自分に課しているといいます。」
(略)
「日本人の情勢分析は、後で責任を問われないよう、どうしてもあいまいで、どう転んでもいい結果しか出さない傾向がある。しかしそれでは、どこで情報評価を誤ったのか、自分でもわからないことになる。次の分析で精度を高めるには、自分の情報分析力の欠点を自覚する必要がある。そのためには無理とわかっても、自分で一定の結論をだしたほうがいい」(略)
後で結論が間違っていた場合に
1「正しい情報はあったのに、見過ごしていた」
2「正しい情報はあったのに、評価が誤っていた」
3「間違った情報をもとに判断していた」
4「そもそも情報が取れていなかった」
など、それぞれ判断を誤った理由がわからなくなるからです。
(P131、132)
正しい態度だとは思うが、最近の田岡さん自身の、この「星取表」を見せて欲しいという気もする。
(このブログを「田岡俊次」で検索すると、ここ数年の田岡語録がいろいろ出てきます)