あっという間に帰る日になった。
姉たちは散歩に出かけるとのことだったので、
両親に駅まで送ってもらった。
道中、昼ご飯を食べてから
新しくなった駅でいろいろとお土産を見た。
新幹線のおかげで、本当に福井にも人がたくさん来れるようになったんだろう。
少なくとも、福井駅は賑わっていたし
新しい店がオープンしたり、お土産物が増えたりと楽しそうだった。
両親も、あまり駅には来ないようで
あれが美味しいんだよ、これは珍しいやつ!といろいろ案内しながら
私たち以上に楽しんで買っていた。
母が買ってくれたダルマプリン。
入れ物が可愛いね。
新幹線の中で美味しくいただきました。
彼がマスカットで、私はメロン。
カフェで少し時間をつぶした後、
改札まで見送ってくれた。
昔はわざわざ入場券を買って見送ってくれたっけか。笑
改札を抜けて振り向くと、母も父も手を大きく振って見送ってくれていた。
私も彼も、何度も振り返りながら手を振り返した。
福井が大好きだった私が、東京に行くと決めて
いろんなことが不安で、淋しくて、諦めなければいけないこともたくさんあって
どうなるのかと思っていたあの頃。
今はどうだろう、
何の不安もないとは言わないけれど、
随分自分の世界が広がって、息苦しくなくなったと思う。
それはもちろん、隣に彼がいて
私のやることを手放しに褒めたり、応援したりしてくれるからで
本当に、彼に出会ったことは奇跡のような出来事だったんだなと思う。
いつもと違うこの車窓の景色にもいつか慣れる日が来るんだろう。
またすぐに帰ってこれますように。
=遊兎=