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大丈夫、私がちゃんと覚えてるから

遊び疲れてソファにもたれかかる妹君を

わざわざ下に寝そべって撮影する私。笑
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足がピンと伸びてるの可愛いね。

チョコレートみたいなお鼻も可愛くて大好き。

 

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今日は、一家総出でお墓参り。

去年祖母が亡くなり、今年が新盆だったけれど

我が家はひっそりと法事を済ませた程度で静かなお盆だった。

 

祖父と祖母が眠るお墓に

両親と、姉夫婦、私たち夫婦が勢ぞろいして

いつもより丁寧にお墓参りをした。

 

それから、母と私たちだけで

母方の祖父母宅へと向かった。

姉たちは昨日のうちに会いに行ってきたらしい。

 

去年は全員で払っていて会えなかったからなあ。

今年は会えるかしら、と思っていたら

まさかの全員待っててくれた。

いとこたちも、顔を見せてくれてすごくうれしかった。

私が言えた立場じゃないけれど、

いとこたちも成長の過程でとても難しい性格になってしまって

いろいろと抱え込んでいたけれど

十数年ぶりに声を聞かせてくれたり、

ぽつりぽつりと現在の様子を話してくれた。

 

私は親族の中でも異質な人生を歩んでしまったけれど

それを見て、いとこたちが

ああ、こういうのもアリなのかって

息苦しさから少しでも解放されればと思っている。

何度も死に損なって、どうしようもない人生だった私が

なんとか生き延びてここにいる理由はそれだと思っている。

真っ当に生きてきた姉と違って、

私はきっとろくでもない奴だと思うけれど、

道はいくらでもあるのだと教えてあげられるのは

私だけだと思うから。

 

彼がいろんな話をしてくれた。

私以上に私の功績を話してくれて、

叔母やいとこたちはそれを聞くたびに

えー!すごい!ほんとにー!とたくさん驚いてくれた。

 

東京でなにやってるか分からない従姉は

実はこんな風に生きてるよと彼が代弁してくれるようで嬉しかった。

 

祖父母とも本当に久しぶりに会えた。

宮大工で、仕事人間だった祖父は

数年前から認知症を患い、少しずつ私たちを忘れていく。

 

彼を連れて会うのは2回目だったけれど、

前に会った時よりも症状は進行していて

たぶん、私のこともあまり分からなかったようだった。

 

それでも、面影を覚えていてくれたのか

何歳になった?ああそうか、綺麗なお嬢さんになったなあって

優しく言ってくれた。

 

昔の祖父は悪戯好きで、私たちの足をつねったり

驚かせたりするのが好きで

お世辞にも私たちを褒めることなんてなかった。

大学で建築を専攻したと伝えた時、とても喜んでくれて

じいちゃんの工務店をやろうなんて言ってたな。

あの時初めて、面と向かって褒められたと思った。

大学を卒業するとき、建築の道に進まないことを謝ったら

そんなこと気にしなくていいと言ってくれた。

結婚して東京に行ったときも、凄いなあと言ってくれて

元気で頑張るんだぞって応援してくれて

昔携わった東京の家づくりの話をしてくれた。

 

私たちのことを覚えていられなくなっても、

じいちゃんはずっと、私たちのこと大切に想ってくれている。

忘れられてしまうのは辛いし、とても淋しいけれど

私が全部覚えてる。

 

小さな頃、夏休みになると何日も母方の実家に泊まって

いとこたちと遊びながら、祖父の机に座って勉強をした。

たまに置いてある図面に、祖父の力強い筆跡があるのを見ては

ワクワクしていた。

貸してくれた鉛筆が見たことないくらい濃い鉛筆で

全然上手く書けなかったな。

お酒もたばこもせず、いつも木くずの匂いをさせていた。

暇があるとすぐに屋根に上るし、

いつも部下たちに慕われていた祖父は

私の尊敬する祖父は、今は穏やかな毎日を送っている。

 

忘れてしまっても、大丈夫だからね。

私が、私たちがちゃんと覚えてるから。

不安そうに眉を顰めるのを見ていると心が締め付けられるけれど

笑顔でいるように努めた。

 

長居してしまったから、帰ろうかと車に向かうと

いつものように、とても自然に

玄関までみんなが見送りに来てくれて

私たちが見えなくなるまで手を振ってくれた。

 


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家に帰宅して、みんながそれぞれ自由に過ごしていた。

私はもちろん、あずきとたくさん遊んだ。

これは遊び疲れて、ソファの縁で休んでいるところ。

可愛い顔をしてる。

 

夜ご飯は、恒例の焼肉屋さんで

男性が増えたこともあっていつも以上にいろんなものを食べた。

彼もいっぱい食べられたようで良かった。

 

その足で、

いつも帰省のタイミングが合わなくて行けていなかった夏祭りにも行ってきた。


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子供のころ、従兄妹たちとよく行ったお祭り。

両親や姉たちは別日に行っていたようだったので

私と彼だけでお祭りを歩いた。

結構大きなお祭りだったから

出店があったり、盆踊り大会をしていたり

賑やかな様子を見せられた。

彼も物珍しそうにいろいろと写真を撮ったりして

ふたりで楽しく過ごした。

お腹はいっぱいだったから、義兄に頼まれたカステラだけ買って帰った。

まあ、私の分も買ったんだけどね。笑

 

お祭りと言えば、ベビーカステラ

今思えば絶対にダメなんだけど

昔飼っていたわんこと、一緒に食べるのが好きだった。

お祭りのたびに買ってきては、分け合っていたし

亡くなってからも、必ずお供えしていた。

そんな思い出話をしながら、夏祭りを後にした。

 

 

ああ、良い帰省だったな。

明日には東京に戻るのだけれど

いつも以上にノスタルジーな気持ちだ。

 

昔のことが昨日のことのように思えるのに

今はもう私は大人で、両親や祖父母も年を取っていて

時の流れの残酷さに心が締め付けられる。

 

このまま変わらないでいてくれたらと思うのに

そんなことは叶わない。

淋しくて切ない。

今この瞬間を大切にしなければと思う。

 

=遊兎=




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