TL;DR
- 技術書典19に今回も記事を寄稿した
- 今回、初の試みとして2冊(関西版・福岡版)同時頒布を行う
- 買って読んでくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
書籍の紹介とかSNSの投稿とか
宣伝内容はすでに投稿されていたり、会社のブログで公開されているのでそっちを読んでくれると嬉しい。
技術書典19で「Money Forward TechBook #11, #12」を頒布します! - Money Forward Developers Blog #技術書典#技術書典19https://t.co/xOB6pydq7f
— Money Forward Developers (@moneyforwardDev) 2025年11月7日
弊サークル「まねふぉ執筆部」は「お18」で「Money Forward TechBook #11(関西版)」と「Money Forward TechBook #12(福岡版)」を頒布予定です。
— luccafort@技術書典19 お18 (@luccafort) 2025年11月7日
オフライン会場限定でどちらも1冊500円でお求めいただけます!
それぞれ40部ずつしか印刷してないのでお早めにお買い求めください!!!#技術書典 https://t.co/3RAAtUDvCB pic.twitter.com/69qFWLlUpu
寄稿した内容とか裏話
執筆の初稿締切が「ながらRuby会議01」の1ヶ月後で、その間にGo Conference 2025が渋谷である……という過密スケジュールだったので寄稿できるテーマとして新規を掘り起こすのは難しいと考えていた。 なので、プロポーザルを採択してもらったトークが初中級者向けのものだったこともあり、技術書典の読者層ともマッチするんじゃないかな〜と思って、テーマを流用しようと考えた。 いま考えるとこれは英断で、仕事の締切もかなり厳しい時期(たまたまそうなってしまった)で、かつ各種イベントが開催される、そのうちの1つは登壇……という感じでめちゃくちゃ忙しい月に締切を設定していたけどなんとかなったのはすでに調査とか書く内容の大まかなイメージができていたことが大きい。
ながらRuby会議01については以下をどうぞ。
登壇した内容は以下のスライドに掲載しています。
登壇テーマを決めた経緯
登壇のときにも話していたんだけどきっかけはKyoto.rbで「XXXってどうやって動いてるんだけ?」という何気ない一言。 そこから「実際に動かして処理を追ってみよう」と id:onk が発言して、実装を追うという体験が良かったことが一因。 で、そのとき思ったことの1つに「あ、実際にコードを動かして追ってみるができる人は初中級者には少ないのかもしれない」と感じたってのがある。
このときに感じたことと普段のKyoto.rbに参加してくれている初中級者から「Rails Tutorialを完走したけど次に何をやるといいかわからない」とよく質問されていたことがつながって「じゃあこれができるようになる発表をしたらいいんじゃないか?」と考えて、プロポーザルを出しました。
(Kyoto.rbはだいたい月1くらいの頻度で土日祝で開催してるので、よければ遊びに来てね。次回は12月27日土曜に忘年会も兼ねてやる予定です)
本当は関西Ruby会議08でプロポーザルを出す予定だったんだけど、油断して出し忘れてしまった。 ……ということもありリベンジで出したら採択してもらえてラッキー!ってなってたのが実際のところ。 話がだいぶ脱線してしまった。元に戻す。
$ rails new を選んだ経緯
Railsコマンドが題材としていいんじゃないか?ってのはかなり初期の頃から考えていた。 普段みんなが使っているもののほうが興味を持ってもらいやすいんじゃないかな〜ってのと、実際に何気なく使ってるものの裏側が見えると面白いよね〜ってのが理由。
その上で数あるRailsコマンドの中から以下の条件にあうものを選ぶといいんじゃないか?って考えた。
- Rails初心者が必ず実行しているコマンド
- 初心者でも実行後に何が起こるかイメージしやすいコマンド
- 前提知識として求められるものが少ないコマンド
なんだけど、まあぼくもそこまでコマンドを知ってるわけじゃない。 なので、rails helpを実行して出力される代表的なコマンドから選定するといいんじゃないかな〜と考えて、とりあえず実行してみた。
# Rails 8.0.2
$ rails help
Usage:
rails COMMAND [options]
You must specify a command:
new Create a new Rails application. "rails new my_app" creates a
new application called MyApp in "./my_app"
plugin new Create a new Rails railtie or engine
All commands can be run with -h (or --help) for more information.
Inside a Rails application directory, some common commands are:
console Start the Rails console
server Start the Rails server
test Run tests except system tests
面白そうだなと思ったのは server だったんだけど、まずサーバーとはどういうものか?を話すだけで時間切れになるな〜と思ったので残念ながら早々に脱落。
plugin は初心者が触るか?という意味で「触っている人は少ない」と思ったので、これまた脱落。
残ったのが console と test と new 。 当初歯ごたえがありそうな console を追うのがいいんじゃないか?と思ったが、必要となるアプリケーションの知識が多そうだなぁと思ったのでこれも脱落。
残ったのが test と new なんだけど、どっちのほうが楽しめそうか?というとシンプルに実行後の結果がイメージできて、かつ初心者を抜け出した中級者一歩手前の人が「イメージはできるけど具体的に説明できない」という絶妙な落とし所になるんじゃないか?と思って rails new を最終的に選びました。
今回の書籍への寄稿では、上記のような話も書きつつ、実際にどのように処理を追っていったのかが追体験できるように書いたつもりです。 書いたつもりだけど、できねえぞ!って人がいたらごめんなさい。 実際の処理を追う部分に関しては実際に書籍を手にとって読んでほしい。
電子書籍版は11月15日から、電子書籍 + 紙版は11月16日にオフライン会場である池袋・サンシャインシティ 展示ホールD(文化会館ビル2F)で頒布しているので遊びに来てほしい。
オフライン会場限定だけど、立ち読みができるようにする予定なのでパラパラめくって興味があれば買ってくれれば嬉しい。 not for meだなとか思ったのと違ったな〜ってなったら別に戻してくれても大丈夫。同人誌即売会ってそういうものだからね。
お願いしたいこと
今回、これまでと違って2冊同時頒布をしている。 2冊合計の発行部数はこれまでと同じなんだけど、1冊あたりの発行部数が減ることになっている。 具体的にはこれまで100部刷っていたんだけど、1冊あたり50部になっている。
この50部から執筆者や弊社の拠点などの献本分が減るので実質的に頒布可能な部数は40部程度になる見込み。 この40部というのはいつもの頒布ペースでいうとだいたい13〜14時くらいになくなる部数って感じなので、今回はかなり早い完売が予想される。 ……ということもあって、申し訳ないんだけどもし完売していたら電子書籍版のみの購入となってしまうことを了承してほしい。
最後に
今回寄稿した「第5章 お前らが知らない(かもしれない)"rails new"の世界」というタイトルの「お前ら」は実は過去の自分のことを指している。
- Rails Tutorialを読みながら、RubyとRailsの境界がわからなかった頃の自分
- Rails Turorialを完走して、なんとなくRailsやRubyでプログラミングが書けるようになった頃の自分
- 仕事でRailsを使って開発するようになって、楽しい部分も難しい部分もわかるようになってきた頃の自分。
- そして、仕事ではなかなか自分からコードが書けなくなってしまったが、コードを読んだり書いたりするのがいまだに好きな自分
そういった「過去の自分」のことを「お前ら」と表現していたりする。 過去の自分と今の自分の実力が明らかに差があるとは思っていないのだけど、こういった積み重ねや知識、読んだコード量などの見える部分での差もあるよな〜って思っていたのでこのような挑発的なタイトルにしようと考えた。
コードを書くのは楽しいし、コードを読んでそれを理解していくのも楽しい。 そういった楽しさがまだわからない、という人が読めるようになる一助になったらいいかな……と思って書いたので良かったら買ってくれると嬉しい。 まだ、そういう楽しさがわからないんだよね〜って人が読んで「ここがわからんかったぞ!」って言ってくれたらKyoto.rbとかで深く掘り下げるコードリーディングをしても面白いんじゃないかなって思ってる。
登壇が上手い人、よく登壇をしている人はアウトプットの点をつなげていってるように思う。 これは単純に同じテーマのものを使いまわしているのではなく、少しずつ視点や観点を変えたり、あるいはアップデートや付録のような補足が入っていたりと変化を入れているように思う。
今回の技術書典19で寄稿した書籍はそういったぼくなりのチャレンジも含まれているので、よかったら手にとって欲しい。 もし、読んでいて気になったことや聞いてみたいことがあったら現地で売り子をしているので声をかけてください。
多分アイコンのバッジをつけて会場を闊歩しているか、ブースで声掛けしてると思います。
ではでは、久しぶりにガッツリコードが読めてテンションが上ってたので登壇もしたし、寄稿もしたぞ!って話でした。 じゃあね。