以下の内容はhttps://lovetopaz.hatenablog.com/entry/2025/06/15/092708より取得しました。


【勝手に解釈】「センチメンタル」(スピッツ)

 

「センチメンタル」(作詞・作曲:草野正宗は、

スピッツの8枚目のアルバム

『フェイクファー』(1998年)の

2曲目に収録されています。

 

 

 

☆切ない日々は続く・・のか?

 

  

イメージ




※私なりの解釈で、

 これを強要するとか、他の解釈を否定する意図はありません。

 【勝手に解釈】は、私の妄想のページと思ってください。

 

 

 

青文字は、

「センチメンタル」(作詞・作曲:草野正宗)より抜粋

 

 

歌詞を少しずつみていきます。

 

 

切ない気持ち抱えて笑い出したのは

おとぎの国も 桃色に染まる頃

 

これはもう

「恋のはじまり」かと。

 

この歌自体が

「恋のはじまり」のトキメキから

「恋に落ちていく」苦悩や葛藤

を歌ったもの

だと思います。

 

主人公はそれまで

自分にバリヤーを張り巡らせて

心を閉ざしがちだったのでは。

 

そんな主人公が

魅力的な相手に出会い

いつの間にか心奪われてしまったことを

「おとぎの国」

「桃色に染まる」

と表現していると思います。

 

「おとぎの国」は文字通り

おとぎ話に出てくるような

「そんなわけないだろ」的な架空の世界。

 

ありえないくらい魅力的な相手と出会うのは、

ありえないくらい馬鹿げた

架空の世界くらいしかないと思っているのです。

 

自分が足を踏み入れてしまった架空の世界が

「桃色」(ピンク)に染まるのは

自分の心が

憧れの相手色に染まるということですね。

 

それを「恋」というのですよね。

 

これまでの歌ではよく

憧れの相手を

「ピンク」という色に例えていますから。

 

「おとぎの国」は、

お姫様と幸せに暮らしました、とか

金銀財宝を手にして何不自由なく・・・

など、

パッピーエンドな結末は

主人公にしてみたら

ありえないくらい馬鹿げていると

思っていることでしょう。

 

ありえなさと

変な期待で

思わず笑ってしまいます。

 

 

震えていたよ まだセンチメンタル・デイ

裸の夢が目覚めを邪魔する 今日もまた

 

ずっと殻に閉じこもり、

世の中に対して斜に構えていた主人公は

いつの間にか胸が苦しくなり、

トキメキと切なさで震えてきます。

 

「裸の夢」は、

ありのままの、

自分の気持ちに素直な夢だと思います。

 

たとえば

憧れの相手と両想いになったり

二人でハッピーな毎日を過ごせたらなぁ、とか、

相手に他にパートナーがいても

そんなの関係ない!

みたいな、

恋をすると誰もが思い描きそうな夢です。

 

そんなハッピーな夢を見たり

そんな世界をずっと思い続けていたいのです。

 

だから朝目が覚めて、夢だとわかるとガッカリ。

ずっと夢の余韻に浸っていたい。

 

でも現実は夢のようには上手くいかず。

きっと今日もただ相手を見つめるだけだと思うと、

ちょっと憂鬱になる。

 

でも好きな相手には会いたい。

少しでも近づきたい。

でも勇気も度胸もない。

この切なさ・葛藤。

 

 

認めてくれた オドされて真に受けず

暗い地ベタを 眩しく月が照らす

 

憧れの相手と接することがあったのでしょうか。

何か話しかけてくれたのでしょうか。

意外にも共通の話題で

打ち解けた(気がした)のかもしれません。

たまたま笑顔を向けられただけかもしれません。

 

何だか

自分のこと、自分の存在を

知ってくれた、

認めてくれたような気になったのだと

思います。

 

♪一人空しくビスケットのしけってる日々を経て

 出会った君が初めての心さらけ出せる

 

lovetopaz.hatenablog.com

 

 

でも主人公は舞い上がりません。

 

自分の勘違いかもしれないし

信じた挙句つらい目に遭うかもしれない。

 

ひょっとしたら、憧れの相手について

「悲しい噂」(火傷する等)を

耳にしたのかもしれません。

 

心にブレーキをかけてしまいます。

 

 

♪だって信じることは間抜けなゲームと

 何度言い聞かせたか迷いの中で

 

lovetopaz.hatenablog.com

 

 

そうは言っても

憧れの相手の魅力はとても強力。

主人公自身を

明るく肯定してくれてるような気がするのです。

 

「暗い地ベタ」は、

それまでの不器用で意固地で

殻に閉じこもりがちだった

自分のことや自分の生き方でしょう。

 

暗い地ベタに這いつくばってるような自分を

月の光が照らしているのです。

 

月の黄色い光は

「君」を意味する言葉として

今までの歌に使われていたと思います。

 

憧れの相手はまさに

自分にとって眩しい存在であると同時に

社会に馴染めず目立つのが苦手な自分に

光を当ててくれた

初めての相手だったのでしょう。

 

 

君を知りたい そんなセンチメンタル・デイ

忘れたふりの 全てを捧げる 春の華

 

恋をすると

相手のことをもっと知りたいと思うものです。

 

君の本心が知りたい。

 

今までの歌でも

しきりにそれを訴えてきています。

 

憧れの相手はやっぱり

近づくには危険なタイプなのかもしれません。

既にパートナーがいるのかもしれません。

 

本心を知りたいけど

その人を失いたくないがために

平然とした態度を装い

なんのアクションも起こせない。

 

本当は気になって仕方ないのに。

 

でも自分の意思に反して

相手に夢中になっていく僕。

 

どうかしてるとしか思えないくらい

「君に夢中な僕」が

今までの歌にもたくさん登場します。

 

 

すっかりその気にさせておいて、

いったいどういうつもりなのか。

 

 

「忘れたふり」は、

「オドされて 真に受けず」と、

心にブレーキをかけてる状態、

周りの噂や警告を無視してる状態では?

 

君への思いなど

最初から微塵もないのだ、

全く気にしてないのだ、と

わざと自分に言い聞かせ、

君のことなんて

何とも思ってないような振りをしてみるのです。

 

でもその抗いも虚しく、

君に導かれていく僕・・。

 

危険や「痛い目」に遭うかもしれないのに。

 

すべてを捧げてもいいとまで思わせる

危険で魅力的な君は

主人公にとって美しく咲いた

「春の華」なのです。

 

そんな感傷的な日々(センチメンタル・デイ)は

まだまだ続きそう・・・。

 

 

切ない気持ち抱えて笑い出したのは

おとぎの国も 桃色に染まる頃

 

「桃色に染まる頃」というのは

主人公の「恋の始まり」もあるけど

花々が次々咲き始める季節、

「新しい季節の始まり」「春」

という意味もあるのでしょう。

 

 

歌の最初と同じ歌詞で終わります。

 

ただ最後のこの部分は

最初の部分と

意味が少し違うと思います。

 

最初の部分は

君との「出会い」に

ありえないけど嬉しくて、

「そんなわけないだろ」と思いながら

ハッピーエンドを期待して

ニヤついていた状態。

 

でも最後の部分は

君の魅力に翻弄されて

危険だとわかっていながら

どうかしてると思いながら、

自分でも呆れるくらいに

情けないほど滑稽な自分に

ただ笑ってしまうしかない状態なのです。

 

殻に閉じこもってきた自分が、

よりによって

危ない予感しかしない、

でも魅力的な君に

振り回されることになろうとは、と。

 

もっと言えば、

「おとぎの国」なのに

こんな展開はないだろ!、と。

 

つらい思いをするとわかっていても

君に心奪われた僕は

どうすることもできないのだ・・・。

 

 

【歌の感想】

 

君に心奪われた僕の

切ない葛藤。

 

溺れてはいけないという冷静さを残しつつ

ブレーキがきかず・・・。

 

前曲の「エトランゼ」

浮遊してるような曲調からがらりと変わり、

目が醒めたようなロック調になります。

まるで主人公の鼓動や焦りにも似て。

 

 

憧れの相手は「春の華」。

「花」としてなら

桜が一番に思いつきますが、

美しいけど棘のあるバラを

イメージしました。

 

というのは、

「華」という表現は

他のどんな花よりも美しく素敵だという

意味で使ってると思うので、

実際の「花」ではないと思うからです。

「春に現れた女神」みたいな。

 

主人公の思い入れぶりがわかります。

 

 

センチメンタルな日々は

ずっと続いていくのでしょうか?

 

この恋は成就するのでしょうか?

 

 




以上の内容はhttps://lovetopaz.hatenablog.com/entry/2025/06/15/092708より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14