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【スピッツの世界】君と過ごした日々は~どんなに美しい宝より尊いといえる「ありがとさん」

 

 

「ありがとさん」(スピッツ 2019年)

(以下、青文字はすべて 

 「ありがとさん」作詞・作曲:草野正宗 より抜粋)

 

 

この歌には思い出がたくさんある。

 

 

重いバラードのイントロの後、

 

君と過ごした日々は

やや短いかもしれないが

どんなに美しい宝より尊いといえる

 

いきなり始まるこの歌詞に

完全に胸を鷲づかみにされた。

 

 

アルバム『みっけ』(2019年)に収録されているこの歌は

アルバムより先にネット配信されていた。

 

 

その頃はちょうど

娘が入籍を済ませ

新居に入れる家具や家から持って行くものを

あれやこれやと一緒に探していた時期。

 

結婚式の日取りも何も全く決まってなくて、

本当に?という思いでいた。

 

結婚を祝福する気持ちと

言いようのない寂しさで

現実じゃないような、

半分違うように感じる憂鬱な毎日だった。

 

マンションの完成が遅れて

入居がまだ先になればいいのに、などと

娘の人生の門出に

縁起の良くないことを考えたりもしていた

情けない母親だった。

別に結婚に反対していたわけではないのに。

 

そんな、

今考えると普通じゃなかった精神状態のときに

この「ありがとさん」は、堪えた。

 

 

あれもこれも二人で見ようって思ってた

こんなに早くサヨナラ まだ寒いけど

 

もっと母娘であれやこれやしたかった。

家を出たらもう帰ってくることはないだろう、

やっぱり親より配偶者、

子供ができたら子供中心になるだろう、

もう自分の役目は終わったんだ・・・などと

寂しさに押しつぶされそうだったのだ。

 

同じ福岡に住んで、

今でもしょっちゅう行き来しているのに、

本当に不思議。

 

 

謎の不機嫌 それすら 今は愛しく

顧みれば 愚かで恥ずかしいけど

 

本当にそう。

親を鬱陶しがる時期もあった。

余計なことを言っては反省する日々。

でも何物にも代えられない貴重な時間だった。

 

両親も同じ気持ちだったのだろうか。

私も妹もずっと遠方に住んでいる。

それまで気にしたこともなかった「親の気持ち」も

考えるきっかけになったと思う。

 

 

娘は予定通り新居に入居した。

結婚式の日にちや場所が決まってからは、

今度はコロナ禍で式が延びに延びてしまったが。

 

 

そして、もうひとつ私の心を締め付けるのは

この時期、夫の母が亡くなったこと。

そして、娘の結婚が決まったことを

義母に伝えられずじまいだったこと。

 

夫は末っ子なので、

その子である娘は

義母にとって一番「小さい」孫だった。

病床でも伝えてあげたら

どんなに喜んでくれたことだろう。

今でもずっと後悔している。

 

 

 

この歌は「死別の歌」という解釈もあるようだ。

 

義母との別れの歌。

 

娘に対しては、「子離れの歌」だろうか。

 

 

いつか常識的な形を失ったら

そん時は化けてでも届けよう ありがとさん

 

いつか私が年老いて死んでしまったら

何かに化けてでもずっと見守るよ。

(子離れできてないじゃん)

 

 

 

そして最後は、1番のAメロで歌が終わる。

 

君と過ごした日々は

やや短いかもしれないが

どんなに美しい宝より尊いといえる

 

義母や娘と出会えて共に過ごせたこと。

(義母とはずっと遠方で離れていたが)

そしてこれからも

共に過ごせる大切な人たちがいること。

それらに感謝(「ありがとさん」)です。

 

 

 

この歌のMVでは、

実家住まいの誰かの

ゴチャゴチャした若者らしい部屋で

4人が演奏している。

演奏が終わって、誰もいなくなった部屋は

すっきりと片付けられてて

子供が「巣立っていった部屋」なのか

「大人になって戻ってきた部屋」なのか

「誰かが引き継いで使ってる」のか

雰囲気が変わって大人っぽく片付いている。

いろいろ考えてしまう景色でもある。

 

 




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