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【今日の歌】夏の終わりと恋の終わり

 

 

「夏のクラクション」(稲垣潤一 1983年)

(以下、青文字はすべて 

 「夏のクラクション」

  作詞:売野雅勇・作曲:筒美京平 より抜粋)

 

 

 

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好きなイントロのベスト10には入る歌。

(ベスト10に何曲あるのかわからないけど)

 

 

イントロからずっと

緩やかな海沿いの道を走っているような

ゆったりと心地よいリズム。

スピードは出てないけど

切なさは加速する。

 

 

海沿いのカーブを 君の白いクーペ

曲がれば 夏も終わる

 

悪いのは僕だよ

優しすぎる女(ひと)に

甘えていたのさ

 

傷口に注ぐジンのようだね

胸がいたい 胸がいたい

 

夏のクラクション

BABY もう一度

鳴らしてくれ IN MY HEART

夏のクラクション

あの日のように きかせてくれ

とぎれた夢を揺り起こすように

 

 

当時は車はもちろん

運転免許も持ってなかった私には

クーペといい

ジンといい

いちいちオシャレで

都会の香りのする大人っぽい歌だった。

 

夏休みも終わるし

日が短くなっていくし

朝夕が肌寒くなってきて

夏の終わりは

何となく切なくて寂しかった。

 

 

 

 

「甘い予感」(松任谷由実 1979年)

(以下、青文字はすべて 

 「甘い予感」

  作詞・作曲:松任谷由実 より抜粋)

 

 

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1977年にアン・ルイスに提供された歌。

1979年にユーミンがセルフカバーして

アルバム『OLIVE』に収録されている。

 

 

Wow Wow Wow

あなたの耳のむこう 夕陽がきれいね

息をかけたら消えそう

いまから私たちのハートは

すべりはじめるの 甘い世界へ

 

夏がゆく頃に 恋もおわるって

誰がきめた かなしいこと

私信じない

 

アン・ルイスのちょっと舌足らずな声もいいが

幼さの残るユーミンの声もいいのだ。

 

「私信じない」と言ってるけど

強気な言葉とは裏腹に

不安で危うい気持ちが

歌詞や歌い方にちょっと感じられる。

 

 

 

 

 

「となりの町のお嬢さん」(吉田拓郎 1975年)

(以下、青文字はすべて 

 「となりの町のお嬢さん」

  作詞・作曲:吉田拓郎 より抜粋)

 

 

イメージ

 

 

イントロのバンジョーからし

郷愁をかりたてられる感じ。

アレンジは何と

ユーミンのこの先のご主人になる人

松任谷正隆さん。

 

 

海辺の町は

夏の終わりとすっぱい恋で

ミカン色に 知らんふりして

暮れて行く

 

となりの町のお嬢さんは

今年の夏の忘れ物

 

 

やっぱり「ひと夏の恋」って

あるのかなぁ、と

まだ子供だった私には

憧れ半分、寂しさ半分の歌だった。

 

僕の町にやってきた「お嬢さん」の

気持ちや行動が

子供の私には理解できなかった。

 

「ミカン色」という表現が

何とも言えず好きで

瀬戸内海に面した斜面の

ミカン畑とリンクする。

 

吉田拓郎は広島出身なので

瀬戸内海の同じような景色を

目にしたことがあるのかもしれない。

 

「夏のクラクション」のような

都会的で洗練されたオシャレさはないけど

過ぎた日の苦い思い出が

(いや甘酸っぱいかな、ミカンだけに)

いやでも甦ってきそうな歌。

 

 

 

夏の開放的な気分と

やがて来る季節の寒さと人恋しさの落差が

夏の終わりを余計に

寂しくさせるのだろうか。

 

近頃は地球温暖化のせいで

9月になっても、いや10月でも

まだまだ暑くて

「秋の物悲しさ」の出現が

どんどん遅くなってきてる。

 

それとは逆に

私の秋の花粉症症状の出現は

年々早くなってきてる。

もうお盆過ぎたら目がかゆくなるよ(泣)。

 

私にはだんだん

寂しいものじゃなくなってきたかも、の

夏の終わり。

 

 




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