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【勝手に解釈】「不死身のビーナス」(スピッツ)

 

 

 

「不死身のビーナス」(作詞・作曲:草野正宗は、

スピッツの5枚目のアルバム

『空の飛び方』(1994年)の

6曲目に収録されています。

 

 

☆君は最高の女神

   

 

 

※あくまで私なりの解釈で、

 これを強要するとか、他の解釈を否定する意図はありません。

 【勝手に解釈】は、私の妄想のページと思ってください。

 

 

イメージ画像



 

僕の元から離れていく君を

引き留めたいけど

無駄だとわかってるから

精一杯の強がりで送り出す

 

最高の時を過ごし

最低の置いてけぼりをくらった

 

君は最低で最強の女神

 

「不死身のビーナス」は

君への最高の賛辞



 

青文字は、

「不死身のビーナス」(作詞・作曲:草野正宗)より抜粋

 

 

 

雨降り朝まで もう絶対泣かないで

 

君から別れを切り出されたのだろうな。

 

僕は夜通しずっと

泣いてるんじゃないでしょうか。

 

でも朝、別れのときがきたら

絶対泣かないで

恰好つけて見送ってやる。

 

 

知らないどこかへ行っちゃうその前に

二人で取り出そう恥ずかしい物語を

 

君は何も告げず去っていくのでしょう。

 

「知らないどこかへ行っちゃう」という言葉から

僕の「取り残された感」がします。

 

寂しくて辛くてしょうがない僕は

二人の思い出をたくさん語るのでしょうね。

 

幸せだった思い出も、

小っ恥ずかしくなってくるのです。

バカバカしくて笑えちゃうほどに。

 

でも僕にとっては

消すことのできない大切な物語。

 

 

ひたすら背中たたかれてバカな幸せ(*)

 

このまま君と共に

未来を歩めるような

大きな気分になっていたのです。

 

閉ざしていた心を開き

前を向かせてくれた君。

 

それなのに、

君は平気な顔で去ろうとしている。

 

あの幸せの日々は何だったんだ?

僕だけ一人舞い上がってたのか?

 

 

最低の君を忘れない

おもちゃの指輪もはずさない

不死身のビーナスいつでも傷だらけ(※)

 

僕の気持ちを知ってか知らずか

すんなり去っていける君は本当に最低。

 

「最低」は皮肉も込めているんだろうけど

「最高」の裏返しだと思います。

 

「指輪」は、

実際の指輪ではなく、

僕の心の中の大切な「記憶」かもしれません。

 

「愛で汚されたちゃちな飾り」(「青い車」)

それと同じような表現だと思います。

「美しくみえる光」(「青い車」)なので

絶対捨てない、忘れない、

という強い気持ちが感じられます。

 

「不死身のビーナス」という表現には

「強いよ、君は」

「僕には太刀打ちできない」という

尊敬や畏敬の念が感じられます。

 

 

今回は「ビーナス」ですが

今までにも同じような表現があります。

 

魔女旅に出る」(『名前をつけてやる』)でも、

去っていく君を畏敬の念をもって

見送っていました。

 

lovetopaz.hatenablog.com

 

 

「僕の天使マリ」(『惑星のかけら』)では

君を「天使」と称え、

背中にはえた羽根で

夜中でも僕に会いに来てくれる嬉しさと、

自由気ままに飛びたってしまう不安、

その背中合わせの幸せと怯えを歌っていました。

 

lovetopaz.hatenablog.com

 

 

僕が何をしても何を言っても

君の意志を変えることはできないという

君の強さへの賛辞がこれらの歌でも感じられます。

 

 

酷い捨てられ方をしたのかもしれないし

さんざん振り回されたのかもしれないけど

僕は君のことを決して悪く言いません。

 

それどころか、

「魔女」「天使」「ビーナス」と称えているのは

単に僕の強がりだけでなく

君への揺るぎない愛情があってこそでしょうね。

 

そして、

「いつでも傷だらけ」なのは、

君ではなく僕のことだと思います。

 

君といるときでも

振り回されていたんでしょう。

去っていかれる不安で

いつもビクビクしていたのかもしれない。

 

でも大好きだったし

幸せな時間をたくさんもらった。

 

 

疲れた目と目でいっぱい混ぜ合って

矢印通りに本気で抱き合って

 

僕たちは運命に導かれるように

出会って、恋に落ちて

愛を育んできた。

 

お互いに、弱く寂しい心を癒し合ってきた。

そう信じている。

 

 

さよなら飲みほそう 生ぬるい缶ビールを

あくびが終わる勢いでドアを蹴飛ばす

 

でも、もうさよなら。

そして、辛いさよならを受け入れる。

 

「飲みほそう」は、ビールだけじゃなく

君の別れの意思や

二人の今となっては苦い思い出を

受け入れる意味もあるのでは。

 

夜、君から別れを告げられて

ビールを飲むどころじゃなかったんでしょう。

 

夜が明けて、

すっかり抜けてぬるくなったビール。

決意のもと、飲みほすのです。

 

そして、絶対泣かないと決めたから

もう君に涙は見せない。

 

ちょっと目が潤んでるように見えるのは

あくびをしたから。

 

潤んでる瞳を見られないように

ドアを開けたのです。

 

これは、

実際のドアと

君が去る門出の扉、

両方をかけてるのでは。

 

さあ、君の望む新しい世界、

僕には未知の世界へ羽ばたいていっていいよ。

 

魔女旅に出る」のときと同じですね。

 

 

最低の君を忘れない

悲しい噂は信じない

不死身のビーナス明日も風まかせ

 

君は、

誰にでも優しく

天真爛漫で自由奔放なのかもしれない。

 

あるいは、

恋人や夫がいるのかもしれない。

 

そういう意味で、魔性の女性なのかも。

関わると痛い目にあうと

周りから言われていたのかもしれませんね。

 

でも、僕は信じません。

君がすべてだから。

君がいなくなると

拠り所のなくなった僕は

ただの人間に戻るだけなのです。

 

 

(*)

(※)

最低の君を忘れない

悲しい噂は信じない

不死身のビーナスネズミの街

さびしい目で遠くを見てた

不死身のビーナス明日も風まかせ

 

君のいないこの街では

僕は日陰で生きるネズミのようなもの。

君に出会う前も、同じように生きていたから。

でも君の想い出を胸に

どこかに君の面影を探します。

 

そして、また君に出会える日を夢見て

生きていきます。

 

 

【歌の感想】

 

スピッツの歌には

この歌のように君が去っていく歌や

君と出会う歌、君を追いかける歌

空に舞い上がるほどうれしい歌、などありますが、

歌に出てくる君はみな、

同じ人ではないかと思っています。

 

いろんな人との恋愛の歌というより

同じ人とのいろんな思い出を

手を変え品を変え、ではないですが

いろんな表現で歌っているのだと思います。

 

この歌は魔女旅に出る

別バージョンではないでしょうか。

 

僕にとって君は永遠に

「魔女」であり「天使」であり

「ビーナス」なのです。

 

手が届くようで届かない

決して結ばれることのない相手のようです。

 

僕はあくまで君の思いを尊重するので

自分は心の中でたくさん泣いています。

そんな強がりも、

歌によっていろいろに表現されています。

 

この歌はロックテイストで

精一杯強がってるけど

ずっと君を信じて待ち続ける僕の

切ない思いに溢れていると思います。

 

しんみりテイストよりも

余計切なさが増すような気もします。

 




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