
県境の山沿いを北上
目の前にトラックが1台走っている
狭小な道をギリギリに走る風圧で
沿道に積もった落ち葉が
時折舞い上がる
その光景を眺めながら
何度も秋の入り口に着いたのに
進むことのなかった季節が
ようやく移ろい始めたことを感じた

相変わらずパーキングエリアで
バイクを止めて佇むのは
白髪かシワの寄った男達
バイクなんて今の若者には
ウケないのか

この日訪れた町では
秋の祭りなのか
町中を何台もの山車がひかれ
あちこちで小さな渋滞が起こっていた

渋滞を避ける意味もあり
早めの昼食
最近は麺続きだったので
刺身定食

海の近くなので
近海の魚を期待したが
定番の顔ぶれ
でも味は悪くなかった

そして海から山へ向かう
この日はくねくねの山道と町中は
高速を使ったので
ストレスない移動が楽しめた

僅かな季節の移ろいを
風や匂いで感じることのできる
バイクは
そこが楽しいのだ

海から山へと走り抜け
心地よい疲れの中
帰路についた