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北の旅情〈捌〉

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この日は数人の仲間と観光予定

朝8時集合と勘違いし飛び起きる

LINEを見ると

なんだ10時集合かぁ

ホテルは素泊まりにしてあった

朝食を迷ってると

『(昨夜飲みすぎて)

使い物にならないので

30分遅くしてほしい』のLINEが

ならばと朝マック

マックなんか全国同じ味かと思ったが

不味かった

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ようやく合流の後

小樽へGO🚞

運河のあたりを

ウロウロ

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お昼は小樽らしく

街の寿司屋で鮨ランチ

とグビグビ🍺

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いい感じの

庶民的なお寿司屋

竹コースをチョイス

悪くない

コストパフォーマンスもいいし

マグロもウニもいいレベル

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皆満足した頃には

お店は満席に

割と遅めのランチだったが

良かった良かった

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そろそろ仲間とはお別れの時間

小樽の街を海の風が渡る

時折頬を

乾いたそして涼しげな風が

撫でてゆく

曇り空ということもあり

それは夏の終わりの風に近い

胸が締めつけられ

心が一抹の寂しさに包まれる

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再会を誓い

固く握手を交わして

「それじゃあまたね」

と短く呟き

それぞれの方向に

交差点を渡ってゆく

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センチメンタルな気持ちを背負い

ガラス工芸館に立ち寄る60男

そして併設されたホールで

寂しさを紛らわす

グビグビ
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日本の酒は喜怒哀楽

人生という祭りの表現ツールなのだ

うむ〜

グビグビ

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感傷に浸ってるバヤイじゃないぞ

男はそれでも前に進むんだ

これ迄もそうだった

もちろんあの頃も

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どんなことがあっても突き進んでゆくんだ

歩みを止めるとき

それは即ち

この世とお別れの時だ

まだまだイケるぞ

60歳

自画自賛的に

心の中で叫んでみた




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