
仕事ばかりしてたら
頭が枯れてまうよ
と人事部が心配してくれたわけではなく
極めて能動的に
芸術に触れる特別休暇を
ある秋の日に新設してみた
アートは日常の思考回路とは
別のところにあるものなので
頭が切り替わり
とてもイイのである
もっと言うと
思考で理解するものではなく
感性で理解するものだと思うので
頭の風通しが良くなり
そこもイイのだ
遠くの山を望むと
頂きに白い雪を冠ってる
冬の訪れを感じさせる
美しい風景だ

コントラストの効いた
秋と冬の入り交じった風景が
既に芸術と化し
感性に訴えかけてくる
とは言っても
腹は減るものだ
初冬にふさわしい
鴨南蕎麦をツルッといただいた
そして光が
夕景のノスタルジックな色に変わり
刻一刻と変わる
自然のタイムラプスを楽しむ頃

深い香りに包まれた
熱い珈琲カップを
口に運ぶのであった