
腕にあたると
痛いほどの土砂降りにやられ
宿に到着
この日は
黒川温泉のし湯
私は2回目
ということは
安定の宿なのである

庭石に打ち水でお迎え
外観から既に
いい雰囲気を醸し出している

仲間もコストとクォリティの
パフォーマンスの高さに
大喜び
黒川温泉は
華美な温泉街でなく
しっとりとした落ち着きが
良いのである
熟年者にはお勧めなのだ

この日は
熱湯風呂の修業をすることもなく
風情ある露天風呂を
しかも貸切状態で楽しむことができた

そして
風呂から上がれば
お決まりのコース

この宿には
セルフバーが設置されており
ビールをはじめ
お酒を楽しむことができる

オーナーの趣味なのか
こだわりのオーディオが
60年代生まれの
我々の心をくすぐるのである

そして
お楽しみの夕食の時間

若い女性スタッフが
地酒をチョイスしてくれる
よく勉強している
酒器は鈴
趣があるではないか

どの宿も
コロナも明けて
稼ぎ時は嬉しいものである
そんな活気と言うか
熱意や勢いが伝わってくる

しかし一方で
ほぼ客のいない
コロナ禍に訪ねたことのある身から言えば
少々あの頃の
気持ちであったり
サービスが
やや薄れた感がある

致し方ないとは言え
この辺りで止めておかないと
魅力がなくなってしまう懸念がある

客は鈍感な人もいれば
敏感な人もいることを忘れてはいけない
限られた人数で
コロナ禍のような数人の客を相手にするのと
コロナ明けの観光最盛期で
多くの客を相手にするのでは
同じようにはいかないが

それが一流と二流の大きな違いとなって
数年後に表れてくるのだと思う