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リヨン発プロヴァンスの旅#7-2 最終目的地アヴィニョンを経てリヨンに帰宅

10月31日金曜日の続きです。

 

アヴィニョン'Avignon'

 

グラヌムからほぼ真っ直ぐ北上23km、30分ちょっと、いよいよ最後の訪問地アヴィニョンにやってきました。

この旅5つ目の世界遺産アヴィニョン歴史地区:教皇宮殿、大司教座の建造物群及びアヴィニョン橋」'Centre historique d'Avignon : Palais des papes, ensemble épiscopal et Pont d'Avignon'があります。

whc.unesco.org

というか世界遺産か否かに関わらずこの2点だけが目的です。

城外の幹線環状道路時計回りのローヌ通り'Boulevard de la Rhône'が反時計回りでバイパスするリーニュ通り'Boulevard de la Ligne'と合流してアヴィニョンの道路で最も混雑する区間(名称は「リーニュ通り」)から’la Porte du Rocher’(「岩壁門」かな)を潜ってフェリュス通り'Rue Ferruce'の一般車両が入れる最奥部にある、その名も'Parking du Palais des Papes'に駐車しました。宮殿の思い切り真下(厳密には教皇広場の下でしょうが)です。

 

アヴィニョン教皇庁'Palais des papes d'Avignon'(TAアヴィニヨンの観光 95件中13位)です。厳密には、塔上に黄金の聖母子像をいただくのは、教皇庁に隣接・併設の「ノートルダム・デ・ドン大聖堂」'Cathédrale Notre-Dame-des-Doms d'Avignon'です。

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アヴィニョン捕囚から大分裂と100年以上に亘りローマ教皇庁が置かれていたという、中世ヨーロッパ史上極めて重要な施設です。が、世界史選択ではなくローマ(教皇庁でなくS.P.Q.R.の方)とルネサンスバロック芸術以外には概ね疎い私はよく知りません。

今回の旅、オフシーズン&極端な混雑が見込まれる施設はないと考え、悉く予約して段取らないと気が済まない私がホテルと交通手段以外一切予約していなかったのですが、ここも当日券現地購入で全く問題なく入場できました。
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教皇庁宮殿自体は教会・聖堂でなく宮殿。ゴシック最大の城とのことですが、中世フランスの城というのは、戦争するにはいいかもしれませんが、お洒落じゃないです。
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現在は博物館になっているとのことですが、特にこれという展示がある訳でもなく。シモーネ・マルティーニのフレスコ壁画(枢機卿会議の間)だと思いますが、違うかもしれない。
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何期かに分かれて拡大してきた教皇庁の建築模型がよくできていて面白かったかな。
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でも特段の装飾が施されている訳でもなく、その殺風景さは化粧板もフレスコもモザイクも失ったローマの廃墟と変わりませんな。これもまた歴史の波に飲まれて破壊や略奪の結果今の姿になったということでしたが、嘗ては豪華であったことを示す展示もありません。
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殺風景な庁内では何やらガラスアートの展示がされていたのですが、ホントこれがないと遺跡と一緒です。ゴシックの華、薔薇窓もステンドグラスもないしね。
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殆ど唯一の見所は、屋上の景色ですが、そういえばイタリアやクロアチアや、ポーランドもそうでしたが、ヨーロッパの古都を特徴付ける赤い屋根ってフランスでは見掛けないような。
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ローヌ川。というか運河じゃなく暴れ川の名残で支流化したのだと思いますが、アヴィニョン教皇庁の眼前を流れるのは支流ガール川'Gard'で、本流はもっと奥を流れています。
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ノートルダム・デ・ドン大聖堂は4世紀のバシリカをもとにしたロマネスク。ピサ大聖堂のような装飾性もないフツーにロマネスク。内部はバロックの礼拝堂も1つあるそうですが、中に入るのは省略しています。
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2つ上の写真ではほぼ判別できなかった「サン・ベネゼ橋」を中心にもう1枚。
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ローヌ川もといガル川の下流方面。ここから1.5km程下流で再合流します。昨日居たアルルの方が河口に近いですが、ローヌ川はリヨンからずーっと横にいたんですな。それを中心に発展した故に全ての主要都市を流れていたヴィスワ川ポーランド)程の「どこにもある」感はないですが、流石フランスの4大河川の一角。
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河岸段丘上の教皇庁から坂を降ります。

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あ、これは順番が違うな。サン・ベネゼ橋から宮殿広場'Place du Palais'に戻って名残の一枚です。
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それで坂を降りた話ですが、駐車場出入口の前が、サン・ベネゼ橋’Pont Saint-Bénézet’(TAアヴィニヨンの観光 95件中10位)です。チケットのチェックを受けてから階段で城壁の上に上がります。

すぐに橋を渡りに行くのでなく、先ほど潜った門の監視塔'Tour de la Porte du Rocher’まで城壁を歩きました。生憎塔には入れません。

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渡河開始。
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途中の橋脚にある'Chapelle Saint-Nicolas'を私だけささっと見て、すぐ終点。1177〜1185年に建設された橋は22連アーチ、920mあったそうですが、今あるのは4連のみ。200mくらいですかね。

有名な「アヴィニョンの橋の上で」'Sur le Pont d'Avignon'はこの橋の完成を祝って作られたそうですが、これもまた有名なことに、幅が4mしかないので、輪になって踊ることはできないと。

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橋は1226年にルイ8世に落とされ、復興した橋は1603年からの複数回の洪水で崩壊し、17世紀前半には放棄されたそうです。見た目は頑丈なんですが、1,500年前のローマと比べると基礎工事がなってなかったのではないでしょうか。

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車椅子・脚の不自由な人用のオープンエアのエレベータがありました。オープンエアってのは初めて見たな。
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下からも見てみたいね、と思い、ローヌ門'Porte du Rhône'から城外に出て、ローヌ通りとリーニュ通りに挟まれた中洲へ。
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おお、確かに途中で終わってる。
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ローヌ通りは渋滞している車の間を縫って渡れますが、流れの速いリーニュ通りを渡るのは危ないので、止めました。100m程下流側には横断歩道がありましたけども。

 

再度教皇庁を見上げて駐車場に戻ります。
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前日からクレジットカード決済がトラブル気味でしたが、この教皇庁下駐車場を出る際もゲートが開かずに多少時間を取りました。その際事務所に行った嫁が知ったところでは、坂の途中(下の方)にあるメルキュール・ホテル'Hôtel Mercure Pont d'Avignon Centre'に駐車場の歩行者出入口があったそうです。

 

と最後に微妙なトラブルが出ましたが、約10分、5kmの移動で、アヴィニョンTGV駅に到着。レンタカーを返却して駅舎に入ったのは、発車30分前でした。

飲食店・土産店は、Relay、スターバックス、Masisonn Kaiserだったので、Kaiserでカプチーノを買って乗車。

 

TGVです。

座席はヨーロッパあるあるの後ろ向き固定でした。ターミナル駅に入って進行方向が変わると前向きになるのですが、アヴィニョンからリヨン・パール=デュまでのノンストップ1時間5分の旅はずっと後ろ向きでした。まあ短いし夜で景色も見えないし、揺れも加減速もないので問題ありませんが。

これはリヨン、パールデュ駅到着したところ。

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この先ブリュッセルまで行くんですって。
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パリからリヨンの移動ではタイミングの関係で乗れず、リヨンからエクスの移動はトラブルで乗れなかったので、これがTGV初乗車でしたね。

 

3区のパール=デュー駅から6区の嫁宅までは、徒歩約20分。キャリーケース1つと身軽な我らは徒歩で帰りますが、ここが空いていたら食事して帰ろう、というお店を目指してブロトー駅'Brotteaux'へ。
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リヨン最古の駅ですが、廃駅になっています。歴史的建造物指定されており、複数の飲食店が入っています。

入ったのは、Brasserie De L'Est - Bocuse(TAリヨンのレストラン3,228軒中554位)。
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リヨンに東西南北4店あるポール・ボキューズブラッスリーです。

嫁のスープと私のサーモン。
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嫁の魚介のリゾットと私のスズキ。

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2人で4ディッシュ€109.9。ごちそうさまでした。
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嫁評価では、結局リヨンに戻って食べたご飯が一番美味しいという、身も蓋もない話であったりします。まあ一番高いし、ボキューズだしね。

www.maisons-bocuse.com

 

さて、この日はハロウィーンです。

日本では強い雨だったとのことで、渋谷の人出も少なかったそうですが(翌朝のおはポン情報)、リヨン市内のみちみち何処もお店は混み合っていましたが、もともと外食好きの街の週末金曜日の夜なので、いつもこんなもんかもしれません。

ハロウィーンですがコスプレは少ないです。パール=デュ駅周辺にツノを着けた女子を少し見掛けたくらい。毎日の京葉線コンコースでミッキー/ミニーの耳を着けて歩いている人の方が多かったですね。

 

リヨンに帰ってきました。

今回の旅も終了です。

 

おやすみなさい。




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