10月29日水曜日
本日は午後から雨が降る予報です。
ル・グラシエの朝食お一人様16€はかなり充実しています(生ハムはない)。

ルームチャージが超リーズナブルな日本円16,000円程。駐車場11€、朝食32€と市税1.13€×2で追加料金は約45€。
ここもいいホテルでした。
世界遺産都市リヨンから始まったこの旅。
オランジュは紀元前35年に建設されたローマ都市、有名なのはローマ遺跡です。
この日はこの旅最初の世界遺産「オランジュのローマ劇場とその周辺及び「凱旋門」」'Théâtre antique et ses abords et « Arc de Triomphe » d'Orange'の見学。
聳える「オランジュの古代ローマ劇場」'Théâtre Antique d'Orange'(TripAdvisorオランジュの観光 33件中1位)。
アウグストゥス帝の時代、1世紀の建設。

博物館とセットで16€@1人の入場料を支払い、階段を客席中層部まで登ります。

客席裏には通路とそれに面した小部屋があり、小部屋にはサラ・ベルナールさんやローマ人さんがいて展示の説明をして下さいます。
舞台背後の壁「スカエナエ・フロンス」'Scaenae Frons'、これゆえにオランジュの劇場は世界で最も保存状態のよい古代ローマ劇場の1つに数えられます。確かに、劇場の背後って、大概が残っていても円柱が何本、みたいなイメージです。
4世紀に木製の屋根が焼失して以来1600年以上雨晒しになっていましたが、2006年に屋根が葺かれました。
これ程までによく残っていたのは、その堅固な構造ゆえ、中世以来住居や避難所になっていたからだそうです。
客席最上部。完全に現役です。
1825年から始まった修復工事が一部完了した1869年に初めて「ローマ祭」が開催され、150年以上の伝統を継いで、夏のオペラ音楽祭「オランジュ音楽祭」'Les Chorégies d'Orange'が開催されています。。
客席は約9,000席だから、武道館ぐらいですね。人口3万人に満たない町に武道館級のホールを作って、アート・イヴェントやって客席が埋められるのかと考えると、当時のローマ帝国も今のオランジュも凄いな。

壁龕にアウグストゥス立像があります。1931年に円柱が、1951年にアウグストゥス立像が発掘され、もともと置かれていたと推測される場所に納められています。
綺麗すぎる客席は、この19世紀の修復によるものであるため。
背後に木々が見えるのは、後背地が丘であるため。現在公園。やはり半円のローマ劇場は斜面に造られるのが標準。
オーケストラ(前庭)まで降りました。こんなに近寄ったのに、アウグストクス帝なのか別の方なのか分からないぐらい高いです。

寄ってみます。下から見上げるとアウグストゥスさんのようですが、上から寄った写真では髪が薄いユリウス・カエサルさんっぽいんですが。

ステージ。

解説プレート。
劇場の隣、カフェがあるのはフォロ。

いやぁ、凄かった。
続いて劇場のお向かいにある美術歴史博物館'MUSÉE D'ART ET D'HISTOIRE'(TAオランジュの観光 33件中6位)。

盾はローマっぽいですが、甲冑は違いますね。

床面モザイク。これがオーケストラにあったのかしら、というところは解説読んでいません。
劇場のどこかを飾っていたのでしょう。
窓の外は劇場横のフォロ。
出ました。
博物館の展示物の数は多くありません。
街の中を移動します。自動車が行き交う表通りを歩いても楽しくないので、街中の小径を行きます。この街も、あちこちに水場があります。

続いては、「凱旋門」'L'Arc Antique d'Orange/L'Arc de Triomphe d'Orange'(TAオランジュの観光 33件中2位)。
「凱旋門」と書きましたが、ここに凱旋した将軍はいないので、厳密には凱旋門ではないのですけども。
リヨンを起点として広がるアグリッパ街道の中に、リヨンとアルルを結ぶ1本がありまして、その途中にオランジュがあるのですが、その入口にあるのがこの門。紀元前20年頃に建てられたもの。

レリーフはガリア人とローマ人の戦闘や戦利品などが描かれています。
という割にもっと新しいモティーフのような気がして微妙な感じもなくはないです。
別の水場。
街の必見ポイント(我々基準)の見学を終えてホテルに戻った我らは、カフェ・オレで休憩し、次の目的地に向けて移動を開始しました。
続く。