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リヨン発南イタリアの旅#7 カゼルタの宮殿・庭園・水道橋

7月17日木曜日

 

ナポリの朝です。

起きて身支度をしたら、ガレリアに出ます。

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我らの部屋を見上げます。
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ホテルはレストランが改装工事中のため、朝食はもらったクーポンを指定のバールに渡して摂れ、ということになっていまして。

ガレリア内、ホテルの入口と斜向かいになるKE'KAFE(TripAdvisorナポリのカフェ・喫茶店294軒中239位)がその指定のバール。低評価です。この立地ならさもありなんというところですが、スタッフの評価が低いんだろうということで。

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各人ペーストリー1、ジュース1、コーヒー1(嫁はお茶ですが)の極めてシンプルなもの。美味しいコーヒーで簡単に済ませればいいのが(高級ホテル以外での)イタリアの朝食なので、特に文句はないです。

因みに同じガレリア地階にはマクドナルドとスタバがありまして、他の店が全部閉まった後も営業しています。こだわり旅行者はコーヒー文化の聖地イタリアでスタバには入らないし(現地限定のフレーバーとかペーストリーとかあるのかもしれませんが)、マクドナルドはマクドナルド指数チェック以外の用はないと思いますが(25年くらい前にミラノで入ったことはある)、自国のものより舶来ものの方がクールだと思ったり安い方がいいと思ったりする若者は、遅くまでそこに集まっています。こういうのは洋の東西を問いませんな。

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ガレリアの中心は、方位盤を12星座が取り囲むモザイク床なのですが、図は16個ありまして、星座3つ毎に天使が1つずつの計4つ追加されているのでした。
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朝とはいえ、ミラノのそれの過密具合と比べると大分ゆったりです。
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ホテル付近のパーキングに1泊預けていたレンタカーの最終稼働日、ナポリ市から北上して目指すは、カゼルタ。

この旅6つめの世界遺産は、「カゼルタの18世紀の王宮と公園、ヴァンヴィテッリの水道橋サン・レウチョの邸宅群」。

whc.unesco.org

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まず「カゼルタ宮殿」'La Reggia di Caserta'(TripAdvisorカゼルタの観光109件中9位)。

この宮殿が目指したベルサイユ宮殿はまだ行ったことがありませんが、あっちよりも大きいそうです。
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チケットは公式サイトで€18、11時入場のチケットを買っておきました。

reggiadicaserta.cultura.gov.it

駐車場は王宮前広場の地下で€4。

中を歩き回っていると、どこがどれだっけみたいになりますが。
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立派な礼拝堂。
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天井画の豪華なこと。
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壁と床の装飾が豪華なこと。
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この辺が大広間ですが、
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1つじゃないんだよね。
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ここは私の大広間、あっちはあなたの大広間、みたいな。
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調度品からすると私室かな。
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奥に洗面所があるので寝室だと思ったのですが、ダイニングか。
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こっちが寝室か。
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まあ広過ぎて無駄ですが、教会のように喜捨を充てているのでなく私財なんだから私の勝手でしょ、ということではあります。
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うちにも天井画が欲しいのですが、日本にクラシカルなフレスコ画を描く職人はいないだろうし、そもそもうちに漆喰の天井がありません。
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シェーンブルン宮殿よりも公開エリアが広いと思いますが、兎に角散々歩き回って入れるところは一通り入った筈。

 

そして庭です。

縦3kmあるそうです。

炎天下歩き回るのは嫁には無理なので、嫁をカフェに置いて、私が1人、ラン&ウォークで見てきます。

地図で左側のにあるのは、宮殿整備が始まる以前にアラゴンのアクアビバ王子の住居とイタリア式庭園があったという「古い森」'Bosco Vecchio'。

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この建物’Castelluccia’(TAカゼルタの観光109件中15位)がその住居ということではなく、この宮殿域の設計者であるルイージ・ヴァンヴィテッリが建てたものだと思います。
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これの北側にある養魚池は工事中でした。

古い森を出て、宮殿から1番近い❗️「マルゲリータの噴水」'Fontana Margherita'。
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「水の道」'Via d'Aqqua'が始まるところから緩い傾斜地に。
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第2の噴水「三体の海の怪物」'Tre mostri marini'の中央「イルカの噴水」'Fontana dei Delfini'。
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アップ。
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第3の噴水は「エオロの噴水」'Fontana di Eolo'と名乗りますが、エオロ(アイオロス)の起こした風がトロイの民を襲っている姿を表したものゆえエオロの像はない、のだそうです。
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建物には回廊がありますが、入れませんでした。
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第4の噴水を過ぎて最上部、第5の噴水は「ディアナとアクタイオンの噴水」'Fontana di Diana e Atteone'と「アフロディテアドニスの噴水」'Fontana di Diana e Atteone'。
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夏枯れか、水が殆ど流れていません。
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遥か遠くの宮殿。ヤバい、霞む程遠い。
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この更に上には配水施設Cascata e Torrioneがあるのですが、そこに向かう坂/階段は立入不可になっていたので、引き返します。

 

上部右側に広がるのは、英国式庭園’Giardino Inglese’(TAカゼルタの観光109件中6位)。嫁が待っていますが、勿論こちらも散策しながら帰ります。

神殿。
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ピラミデ。

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ローマの廃墟を模した回廊’Criptoportico’(TAカゼルタの観光 109件中11位)。私の趣味では英国式庭園内のBestはこの廃墟(風)とこの前にある池'Bagno di Venere(TAカゼルタの観光 109件中1位)'です。
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マルゲリータの噴水まで戻りました。この先は脇道に逸れず、日陰なき中央部のフランス式庭園'Parco Reale'(TAカゼルタの観光 109件中10位)を突っ切って、嫁の待つ宮殿に帰ります。
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カフェレストランに入った嫁は、まだ終わらないうちに追い出されたとかで、外の(辛うじて)風通しのいいところにいました。何でも、座席の絶対数が少ないなかで席取りを防止するため、感じの悪い見回りがいるそうです。因みにアイスとクロワッサンで€4.5。

 

まあ残念ながら中に大した飲食店はない(カフェテリアレベルですが、庭園内にもうちょっとよさそうなレストランはあります)ので、私は市販アイスクリーム1つ€2だけ食して、カゼルタ宮殿を発つことにしました。

 

そして宮殿から東の山を越え、カゼルタからマッダローニに入ると、まさにこれが宮殿、サン=レウチョの邸宅群とともに世界遺産に指定されている「ヴァンヴィテッリの水道橋」''Acquedotto di Vanvitelli’(ヴァッレ・ディ・マッダローニの観光6件中1位)。

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経路上に採石場がある関係で大型トラックの通行が多いので、水道橋を上から眺められるスポットには車を停められないところがちょっと惜しいです。

橋桁高約55m、ポン・デュ・ガールより1割ほど高いこの橋は、呼び名の由来、カゼルタ宮殿の設計者であるルイージ・ヴァンヴィテッリの設計により、1762年竣工しました。
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ナポリ王カルロ7世(後のスペイン王カルロス3世)の命によるものゆえ、'Acquedotto Carolino'(カルロの水道橋)とも称されます(「王の水道橋」と邦訳されていますが)。
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こんなにいい状態なのに、現在利用はされていない模様。まあカゼルタ市街の水道事情がよくなったということでしょうが、その割には庭園の水が淀んでいたし、保守管理の点でも水を流した方がいいんじゃないかしら。

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尚、記念碑などが整備されている水道橋東側の方が水道橋を見るにはよさそうです。

 

あとはナポリに帰ります。

4日間の役割を終えたレンタカーをナポリ駅横の駐車場で返却し、バス€1.3@1人タッチ決済で王宮方面に帰りました。

満タン返しのガソリンは、ざっくり500km走って€85。「燃費」で言えばR32GT-Rより高いですな。

 

今日はプレビシート広場’Piazza del Plebiscito’(TAナポリの観光 1,003件中49位)に出ました。

見る程じゃないので中に入っていない教会。
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順番が違いますが、ウンベルトⅠ世のガレリア(ナポリの観光1,003件中64位)のオペラ座側、即ち正面出入口を内側から。

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小規模&店舗のバリエーションに乏しいところがミラノより寂しい理由かと思いますが、壮麗な19世紀のガレリアをど真ん中のカフェから眺めながらゆっくりコーヒーを飲める、というのはミラノでは不可能な楽しみ方ですね。

王宮(TAナポリの観光1,003件中58位)。
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王宮2。
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ヴェスヴィオ山を中心に。
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広場からガレリア方面を振り返ります。

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今日のディナーは、ガレリアから徒歩2分の「レアーレ」'Casa Reale di Lino Ranieri'(TAナポリのレストラン3,392軒中325位)。

今回の旅行は毎度同じようなメニューですが、ムール貝のソテー。

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漁師風リゾット。
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オリジナル・ピッツァ'Maschio Angioino'(ヌオーヴォ城の別名「アンジュー家の城」。)。
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2人で3品、テーブルチャージと水と合わせて€49。

嫁は今までで最高のリゾットだと絶賛。

今回の旅行、食事は毎回最高レベルに美味しいですが、ナポリ恐るべし。

 

リストランテの目の前にあるのは「ヌオーヴォ城」'Castel Nuovo'(TAナポリの観光 1,003件中68位)。
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中世の砦は中身なんかどうせ大したことないので見る必要なく、外から眺めるだけで十分です。
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眺望のため高いところに登るのはアリ、それはここよりもサンテルモ城。

夜のガレリア。

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おやすみなさい。




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