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牛田智大、アンナ・スコウフスカ-ミゴン指揮ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団 at サントリーホール

9月1日月曜日の話です。

 

本日は六本木、サントリーホールです。

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上はサントリーホールじゃなく、嫁と一緒じゃないとそれこそ通過だけの全日空ホテルのラウンジ。

 

ワルシャワ・フィルです。

www.japanarts.co.jp

ブラームス交響曲第1番と、牛田智大さんとの共演で、ショパンのコンチェルト第1番を演奏します。

(フライヤーへのリンク

 

因みにこの日、日本武道館はBEATの公演です。

www.sonymusic.co.jp

でも私が聴きたいキング・クリムゾンは、このメンバーでもこの時期のナンバーでもないのだな。たとえメンバーにスーパー・ギタリスト スティーブ・ヴァイの名があっても。

昨年11月のLA公演を収録したライヴ・アルバムには「太陽と戦慄パートⅢ」と「レッド」も収録されているので、ここでも演ってくれると思いますが、配信されている「フレーム・バイ・フレーム」もさっぱり惹かれないし。

寧ろクリムゾン卒業生なら、ビル・ブルフォードが参加するピート・ロス・トリオが聴きたかった。

https://www.billboard-live.com/tokyo/show?event_id=ev-20514

これはもっと早く気付いていたら、たとえジャズのサウンドが好みじゃなくとも行ったな。惜しいことをしました。実際、Webに上がっているライヴ・レポートをざっと見すると皆な目当てはビルだし。

 

さて、脱線しました。

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ワルシャワ・フィルは、過去2回ラファウ・ブレハッチさんとの共演を聴きました。

liprofumodellarosa.hatenablog.com

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その時振っていた音楽監督アンドレイ・ボレイコさんは、昨年のシーズン終了をもって5年の任期を終了して退任、今回は日本デビューとなるアンナ・スコウフスカ-ミゴン'Anna Sułkowska-Migoń'さんが振ります。

 

ピアノ好き、ショパン好きの私としてはやはり牛田さんとのコンチェルトに注目です。

前回2021年のショパン・コンクールにおいては二次予選で早々に姿を消した牛田さん、10月の再挑戦に向けての本番向けトレーニングですね。ショパコンではテンポの確認くらいしか打ち合わせられないといいますから、実際に共演してコンチェルトを演奏するのは大きなメリットで、20年(21年に延期されましたが)のショパコンに先立つ19年には反田恭平さんが共演されていますし。

そのためにワルシャワ・フィルを呼ぶジャパンアーツ太っ腹だな、大スポンサーは誰だ?と思いましたが、違うな。我々聴衆か。

音楽監督のボレイコさんが振ってブレハッチさん、ブルース・リウさんと共演した1年半前と同じ1.5万円(S席)だし。このときの亀井星矢さんは1.2万円でした。

 

前回のオーケストラ曲はブラームス交響曲第2番でしたが、今回はよく知られる第1番。尤も正直なところ、クライバーフルトヴェングラーの第4番しか持っていない私としては、こっちも明るくはないです。

 

座席は、1階後方ブロック前寄り中央。

S席15,000円。

 

曲目・演目/Program

ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11
ブラームス交響曲 第1番 ハ短調 Op.68

(アンコール)

ブラームスハンガリー舞曲 第6番

 

レビューです。

 

ステージ正面に鎮座するピアノはスタインウェイでした。サントリーホールにはヤマハ置いてないんでしたか、それとも前回のショパコンの失敗からスタインウェイに賭けたか。

 

まずショパンです。

弾き始めた瞬間から分かるワルシャワ・フィルのコンチェルト、、、と違うなあ。

テンポが遅いのは牛田さんの指定だとして、ソリッドで粒立ちの良い弦の音の筈が、レガートが掛かったように滑らかで柔らかい。

ツィメルマンさんが弾き振りしたライヴに近いですが、あれは好みじゃないです。

で、牛田さんのピアノも同じ傾向。ひょっとしてホール中央に近い座席の音響特性なのか、と思いましたが、違うな。

ピアニッシモを上手に使った美しく抒情的な演奏」カテゴリですが、その観点では21年4位の小林愛実さんに及ばなかったと思います。彼女はその非力ゆえのディナーミクの弱さがなければもっと上に行けたに違いないと私は確信していますが、男性の牛田さんがパワー不足を感じさせるのはいかんと思います。

で、速いパートのパッセージもモタついたように感じました。

牛田さんにブラボーの声が飛んでいましたが、私はそうでもなかったな。

まあショパンのコンチェルト1番はアルゲリッチさんとブレハッチさんを散々聴き倒し、最近はブーニンさんのもよく聴く私としてはある程度耳が出来上がっているので、それに合わないだけだろうとは思いますが。

本番では頑張って欲しいです。

 

休憩を挟んで続いては、少し編成を大きくしてブラームス交響曲

こちらは、硬さを感じさせる第一楽章から始まり、若い指揮者のオーケストラに対する統率力が十分に効いていないかな、という印象でしたが、第二、第三、第四楽章と続いていくうちにオーケストラと息が合ってよくなってきたと思います。ワルシャワ・フィルの実力がよく分かる演奏じゃなかったかな。

 

そしてアンコールは、同じくブラームスハンガリー舞曲。

これはよかった。

颯爽とした指揮者の若さがいい方によく出ていましたね。

今後もぜひ頑張って欲しいです。

 

丁度2時間、スコウフスカ-ミゴンさんがコンサート・マスター クシシュトフ・バコウスキさんと腕を組んで退場し、終演となりました。

 

スコウフスカ-ミゴンさんの日本デビュー、厳密には前々日の大阪が最初で、7日日曜日までの6公演の半分を終えたところですが、若い才能の今後に期待したいです。ショパコンで振る機会はあるのかしら。

 

公演パンフレットは、チケット代に込みのジャパンアーツ定番12ページもの。

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次の音楽イヴェントは10月。




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