昨晩のNHK BSプレミアムシアター「魔笛」は、我らが現地で聴いた2月1日にテレビのライヴ中継が入っていたので、まさにその公演が放送されるのだと思っていました。スーパーを見ていたら、収録日が2月1日、4日、7日となっていたので、中継した日とは別の日も録画していた模様。売る気満々だな。

それで実際見ていたら、トカラ列島の地震関連のテロップが入りまくり、台無しでした。
勿論現地のことは心配ですが、でもアートの番組見ている人が災害を気にしながら見たりしませんよね、大概。
そんときゃNHK総合見ます。
そしてNHKは、即日オンデマンドでこの「魔笛」の販売を開始しました。
私は45年前からのFMエアチェッカーで、今でも録画した番組をMP4ファイルにして保存しようなんて発想する訳ですが、綺麗な画面を見たい奴は220円払って買えよ、ってことですな。えーと、公共放送じゃないんでしたっけ、NHKって。
因みにNHKの参議院選挙2025サイトでボートサーチしたら、バリバリ保守の私の選好に一番近いのはN党でしたよ。そうか、こうしたNHKに対する不満を糾合していく訳だな。勝手に左傾化して岩盤支持層を手放し、色々不祥事を小出しにしては浮動票も遠ざける自民党じゃないのか。
脱線しましたが、そんなオペラ好きの、今日も鑑賞した話ではない、多分実現しない音楽イヴェントの話。

来年冬の嫁宅訪問予定はまだ決まっていませんが、 2月を軸に考えていたところ、1月後半から3月前半のどこかには嫁に重要行事が幾つか入る予定で、3月は4週目になると私が無理。
そうしているうちに先に固めようとした来年6月が嫁の重要行事でほぼダメになり、先に入れておいたウィーンでのブック(プレオーダー)はキャンセルせざるを得ない状況になりました。
じゃあ仕方ない、代替で冬はミラノに寄ることにしよう。

と、ミラノの滞在時期を探っていたら、ホテルの予約と料金に多大な影響を及ぼすイヴェントがあることを知りました。
https://milanocortina2026.olympics.com/it
2月6日〜2月22日、ミラノ・コルティナダンペッツォ・オリンピック。
ああ、そういえばそんな話あったかも。
最悪。いや私もモーグルと技術系アルペンと日本選手団の活躍はテレビでは見たいですが、現地にいることは滞在費用の無用な上昇で、デメリットの方が大だな。
それでミラノの「神々の黄昏」もダメかー(来年2月がプレミエなんですよ)と思いながらミラノ・スカラ座のサイトを眺めていたら、3月にもある。ん?「ラインの黄金」もある?ん?全部じゃん?
おお、チクルスだ。
バイロイトでの「ニーベルングの指環」完全初演150時周年を記念して、初演同様に、バイロイトと同様に、1週間での通し上演を2回やるそうです。
これだ❗️と思った私、既に販売を開始しているチクルスを押さえようと思ったら、1-3階の正面寄りバルコニーは全部ボックス売り、1月と同じ席だと6席9,000€(以下全て4演目のチクルスセット売りです)だから150万円くらいだな。現地の事情に通じておらず、要らない4枚のチケットのリセールに不安のある我らには無理だ。いや2枚50万円も無理ですが。
土間、4階バルコニー、3・4階バルコニー舞台寄りだと1席ずつ押さえられるようになっていて、土間が3,000〜1,100€@1席、4階が790〜590€@1席、3階が1,100〜590€@1席。ミラノでこのキャストでリングなら1回275€払っても(私は(注1))全く惜しくない。ということで、そっちに賭けようとしたら、既に4月から販売中、寄附サポーターには1月から販売を開始しているチケットで残っていたのは、バルコニー舞台寄り(4人ボックス)の2列目、即ち「主な視界が壁と他人の頭」という席でした。うーん、土間なら他人の頭が見えても舞台も見えますが、流石にこれはプライス590€でも厳しいな。
見送ろう。
ということで、ミラノ・スカラ座での「ニーベルングの指環」チクルス鑑賞は、数日のうちに盛り上がっては消えました。
バイロイトに詣でずには死ねない、という程ではない私としては、ミラノやウィーンでチクルスってのはバイロイトの蒸し風呂よりもいい話だったのですが。
勿体無いけど仕方ないな。
注1:ワーグナーに執心はしないがワルシャワ時代にウィーンで「ジークフリート」を聴いている嫁は、未聴の「神々の黄昏」さえ聴ければ十分だと言っている。