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欧州オペラハウス・ツアー 2日目#2 スカラ座でファルスタッフ

ミラノ・スカラ座

 

そして本日はミラノ・スカラ座(Tripadvisorミラノの観光2,002軒中42位)です。

www.teatroallascala.org

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イタリア好きの私、オペラ好きの私、ミラノ訪問は確か5回目ですが、このオペラの殿堂には足を踏み入れたことがありませんでした。

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6階層の桟敷席を持つ壮麗な劇場。

桟敷席1階(日本でいう2階)のボックス、中央貴賓席から向かって右に4つ目、の最前列。最上級の席を確保しました。

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お一人様€250、日本基準では破格の好条件でした。2020年スカラ座来日公演(中止)のS席は69,000円でしたからね。

廊下とボックス席の入口は地味ですが、

ボックス席はこんなにお洒落。

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殆どのボックス席がビロードなどの赤い布張りですが、我らのボックスは鏡張りです(1枚上の写真でもここだけ色が違う)。
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2席×3列で、2列目以降は椅子が高くなりますが、3列目は視界が厳しいです。

ハプスブルク帝国期の1778年(当時統一国家イタリアはありませんよ)に竣工した古い劇場(注1)、各ボックスは当時のオーナーの趣味でカスタマイズされていたそうなので、我々のは当たりですな。
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右中央貴賓席方向を見渡し、

左に居並ぶボックス席を見渡し。最前列は正面を向くと足元が若干狭いのですが、身を乗り出しても手を着いても邪魔にならず、注意もされません。

ボックス席最高です。両国国技館の枡席とは違います。音響的には土間席より厳しいと思いますが、関係ありません。この上なく優雅なひと時を過ごすことができます。

 

演目はヴェルディの歌劇「ファルスタッフ'Falstaff'」です。凱旋行進曲アイーダ)や乾杯の歌(椿姫)といった飛び道具がないので嫁的には受けませんが、私の評価では後期ヴェルディの唯一の傑作です。

www.teatroallascala.org

1893年にまさにここで初演されました。

 

Conductor   Daniele Gatti
Sir John Falstaff   Ambrogio Maestri
Ford   Luca Micheletti
Fenton   Juan Francisco Gatell
Dott. Cajus   Antonino Siragusa
Bardolfo   Christian Collia
Pistola   Marco Spotti
Mrs. Alice Ford   Rosa Feola
Nannetta   Rosalia Cid
Mrs. Quickly   Marianna Pizzolato
Mrs. Meg Page.  Martina Belli
Staging Giorgio Strehler

 

指揮者はダニエレ・ガッティさん。メローニ改革による年齢制限導入(と称する外国人排除)でフランス人総裁メイエ氏引退が決定し(今年8月予定)、そのメイエ氏とコンビを組んできた音楽監督リッカルド・シャイーさんは(カラヤン世代の私にとっては若手イメージだったのですが)70歳を超えて制限に掛かるもオケと極めて関係良好(且つイタリア人)につきもう暫く続くようですが、その次と目される指揮者の1人です。

過去20年、プロダクションが変わっても指揮者が変わってもファルスタッフを歌い続ける不動の4番バッター、アンブロージョ・マエストリさんのファルスタッフをはじめ、ルカ・ミケレッティさんのフォード、フアン・フランシスコ・ガテルさんのフェントン、ローザ・フェオーラさんのアリーチェもロザリア・シッドさん(と日本語で表記することになるのかな、まだ若いのでスカラ座の座付きだと思いますが、多分来日公演歴なくカタカナ名なし)のナンネッタも良かったです。

合唱も第3幕まで出てこないこともあり全体に地味で起伏の少ない作品ではありますが、歌手もスカラ座管弦楽団も、ガッティさんの指揮の元、このアンサンブル・オペラの精華の魅力を存分に発揮されたと思います。

 

名演出家、故ジョルジョ・ストレーレルさんの1980年の演出は、既に突飛な演出が常態化した時代のものなのに、すっと作品世界に没入できる安心感のあるものでした。

 

流石名門スカラ座、箱も中身も堪能しました。4つ訪ねる初回にして高得点過ぎますな。

 

214ページの分厚い公演パンフレット€15、リーフレットとこれまた分厚い134ページのシーズンガイド。

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本日のディナー

 

その後は、トラムでブレラ地区に移動。

ブレラ地区のレストランが居並ぶフィオーリ・キアーリ通りを進んでマドンニーナ通りにぶつかったところにあるのが、トラットリア・イル・チェスティーノ‘Trattoria Il Cestino’(Tripadvisorミラノのレストラン7,806軒中75位/トラベラーズチョイス2024)。19時に予約してありました。

ristoranteilcestino.it

イタリアでは夜営業開店の時刻ですが、ブレラ絵画館(TAミラノの観光2,006件中21位 TA日本語サイトは誤って中国語訳されています)とスフォルツェスコ城(TAミラノの観光2,006件中5位 5位という程じゃないと思います)に挟まれたこの界隈、Tripadvisorではミラノの観光 2,006件中26位のブレラ ディストリクトと紹介されていますが、いかにも観光客の多いエリアらしくお昼から通しで営業しているお店が大半です。

 

我らが8歳、9歳当時に創業したお店を老舗と呼ぶには抵抗ありますが、こちらも間も無く創業50年、代替わりしても繁盛する店は一流です。

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シーフードが売りの店ですが、シーフードは嫁のリゾットだけ。私は生ハムのピッツァで、メインはビーフでした。

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ふう、今日も美味しかった。

但し、イタリアのトラットリア/リストランテとしては高めの€106です。ミラノでも特に高いエリアだからこんなもんかな。


ブレラ駅から中央駅はメトロで1本です。ホテルに戻りました。
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ミラノのスケジュールはこれで終了です。

 

注1:1943年英国軍の爆撃で破壊、1946年に修復されたということですが、どこがオリジナルでどこが新しいのかよく分からないところではあります。




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