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欧州オペラハウス・ツアー 初日#1 prologo/出発

注:これからする長話は、1月下旬から2月初めにかけての話です。

 

遂に来ましたこの時が。

 

1月24日金曜日、なんとか17時35分に業務を強制終了し、まだ終わっていなかったキャリーケースのパッキングと着替えを急いで終えて飛び出した私、スーツケースを引いているにも拘らずGoogle想定所所要時間より遥かに速く着いた日の出公民館バス停から、旅は始まりました。

 

今回の旅行の目的

 

  • 前回23年11月のウィーン・ローマ旅行での禍根「体調不良によるオペラ聴き逃し」に対するリカバリーとして、ヨーロッパ4都市ミラノ、ロンドン、パリ、ウィーンでオペラ鑑賞する。
  • その旅行の基本計画を立てた後に海外赴任した嫁との4ヶ月振りの再会。

オペラは1シーズンで幾つものプロダクトを走らせる関係で、ピンポイントで当たり外れ(演奏や演出の良し悪しはどうもならないので、演目が趣味に合うかどうか)が生じるため、我ら的にベストの時期とベストの順序を調整した結果、この時期になりました。最初に予約したのよりも1週間前倒したので、変更手数料として、3,000マイルだか2人で6,000マイルだかをANAに献上。

調査して分かったのは、

  • ミラノは上演日が少ない。コンサート(調査期間中ではスカラ座管弦楽団に限らずウィーン・フィルとか内田光子さんとか)とか公演なしが多くて、オペラは週平均2本。団員数は多いんですけどね、やっぱり伝統的に欧州有数の赤い国だからかしら。
  • ヴェルディとかプッチーニが多いのはある意味当然だとして、結構困ったオネーギン被り。ミラノとロンドンとパリのうち2劇場でオネーギンをやる週が3週続く時期もありました。
  • 2月最終週のウィーンはオーパンバルの影響でオペラ公演なし。

 

事前の準備

  • 航空券他交通手段の予約
  • 各種アクティビティの予約、特にオペラ
  • 食事の予約
  • スーツケース1つ分の救援物資

あともう1つ、今年1月8日以降英国に入国する場合、事前にUK ETA(電子渡航認証)をやっておく必要があります。
間違えるのが心配で日本語解説サイトを探す人もいると思いますが、詐欺サイトや、詐欺じゃないかもしれないが余計な手数料と時間を取る手続き代行サイトがあるので、利用するなら解説だけやっているサイト、手続きはそんなに難しくないのでブラウザの翻訳機能などを使って直接ETAサイトを見ながらアプリで行うのがいいと思います。

www.gov.uk

手数料は£10、審査結果は、登録したメールアドレスに3営業日以内にReference Numberが届いたら承認です。
私はほんの5分ほどでで返ってきました。
アプリも申請サイトも一切データを保持しないので、セキュリティ的には安心ですが、ただのメールでは本当に通っているのかどうかが不安になります。この後すんなり英国に入国できたので、一応大丈夫でした。

 

羽田空港

 

羽田空港第二ターミナル国際線。1年半前にオープンして、利用は初めてです。確かに自分が作成した旅行スケジュールにも「T2」と書いていましたが、国際線なので当然に第三だと思ってバスに乗っており、第二に着いたところで荷物を下ろしてもらいました。迷惑な奴です。

第三ターミナルの長い長い手荷物検査待ちってコロナ後に遭わなくなってますが、やはり日本が貧しくなっているからでしょうか。パスポート持っている人の割合が17.3%(24年9月末時点・外務省)って結構衝撃的だと思います。

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慣れない顔認証と慣れない自動のバゲージドロップが効率いいかどうかは分かりませんが、空いていることもあって出国もスムーズ、空港到着からほんの10分程でANAラウンジに入ったのではないかしら。あまりにあっさり通れたので、カメラを取り出したのは出国後だったぞと。
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開業1年半、発着便がまだ少ないからか、単に夜だからか分かりませんが、広大なANAラウンジは空いてました。
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1ラウンドめ。シェフ特製ジャンバラヤといなり寿司。
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甘味の2ラウンド、とんこつラーメンの3ラウンド、カレーの4ラウンド目と散々楽しんでからラウンジを出ました。何せ早く出るためにお昼休みも取ってませんから。あ、これは言っちゃダメだな。

途中から本来静かな筈の個人ブースエリアにいたのですが、後から中国人の家族連れが来て、子供はブース間をバタバタ往来するわ、夫婦はブース間で会話するわ、母親は大声でビデオ通話するわ、まあ、皆がイメージする中国人でした。それまでは快適でしたよ。

化粧室の手洗いボウルはVilleroy & Bochでした。かっちょいい。
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この後のウィーンのホテルでは(Gフロアの)トイレは便器がV&Bだったそうなので、高級食器からトイレまでフルラインでやってるってことね。TOTOは高級食器でなく半導体関連に進出してますね。

 

いざフライト

 

ボーディングゲート。

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右端に顔認証Face Expressゲートがあって、どのタイミングで開くのか注目していましたが、グループ2の私が通過するタイミングでは開かなかったので、Priorityグループよりは後ですな。

 

22:45のANA203フランクフルト便、特典ビジネスが取れなかったので、今回もエコノミークラスでした。サーチャージに往復11万円も払っているので、タダじゃありません。せめてプレミアムエコノミーなら多少は快適になるのですが、それも取れませんでした。

機内は、人に挟まれるB席、E席、J席は概ね空いた状態、私のブロックもD席とG席が埋まって間のE席は小物置き場になりました。荷物棚はそれでも不足気味です。グループ2の私はトラブルで搭乗が遅れない限りはほぼ最先着なのでさっさと荷物上げて座っていますが、中央列の荷物棚は頭がぶつかってもいいからキャリーケースを横縦置きできる高さにした方がいいと思います。

 

ANA機には不審者が乗ってます。

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食事は2回とも和食(ご飯)にしましたが、ラウンジで美味しいものを食べてから乗り込んだ私、美味しくないのでトッピングとフルーツ以外ほぼ全残しでした。
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お米の味にうるさい山形出身の私、和食を回避すればそう「不味い」ということはないのですが、暫く日本を離れるのでつい名残を惜しんで和食を選択するのでした。イタリアでも美味しいお米食べられるのに。

 

そうそう、iPhoneが16 Proになったため持参全デバイスUSB-C体制に移行済の私は、変換アダプターを使ってUSB-Aに接続しましたが、充電できませんでした。信用できる筈のAnkerもNIMASOもどっちもダメ。復路でもダメ。USB-A to USB-Cケーブルを持って行った方がよさそうです。

 

そして、極夜の北極圏を通過する冬の旅は、オーロラが見えるんじゃないか期待があります。現在は北欧便すら復路は中央アジア横断なので、期待できるのは日本夜発の往路だけです。嫁と行く時は常に窓側の私ですが、嫁がいない1人移動では席を立ち難い窓側を回避して中列の通路側に座っているので、機外の風景は見えません。

機内ディスプレイはデジタル処理されているので星空や夜中でも眼下(今見えているのはシェトランド諸島)が映っていますが、オーロラは映りません。これを高感度カメラのリアル映像にしたらすんごくいいと思うんですよね。オーロラが映るかもしれない。実際には殆どの時間が真っ暗でつまらない映像だとは思いますが。

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フランクフルトで乗換

シェンゲン入国のフランクフルトに着きました。

パスポートコントロールは、誘導されて並んだゲートが数人前で交代のため一時閉鎖、順次開いた後方ゲートに近い人達に続々追い越されてから後方ゲートに移動。こういうの気にしたら外国人と付き合うのは難しいのですが、私は気になります。
件のゲートの最後の通過者中国人が、通ったゲート1つ前の日本人が質疑に難儀してましたが、私には質問ありませんでした。私の華麗な渡航歴を見て、でなく顔認証してたからかしら。


第一ターミナルGエリアからルフトハンザ・ミラノ便が飛ぶAエリアへのトランジットには、ターミナルセンターより手前をショートカットできる構造なのですが、ボーディングパスがなくて通れません。結局センターまで出て自動チェックイン機で発券してからAエリアに移動しました。

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ANAでwebチェックインするとこういう目に遭う気がします。昔有人カウンターでチェックイン/バゲージドロップしていたときは目的地までのボーディングパスが発券されていましたが、乗継便のチェックイン可能な時刻を過ぎてもANAからはルフトハンザ便のチェックインができないし自動発券機からはミラノまでの通しバゲージタグが出るのにフランクフルトまでのANA便のボーディングパスしか出ません。スターアライアンス便で乗り継ぐのにな。なんかやり方が悪いのかな。

そしてここの手荷物検査場で、体用10枚、足用6組と大量に持参したカイロが引っ掛かりました。「Warmer! Warmer!」と言って無事持ち込めましたが。

 

乗継時間は長い長い4時間。ラウンジはまあ広くて、窓辺に陣取ってソーセージと生ハムとドーナツとパウンドケーキをカプチーノでいただいたり。

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ここで困ったのは、ACプラグアダプター。嫁がありったけのCプラグを持って行ったので、見た目が似ているBプラグを(着かないはずと思いながら)持って行きましたが、着きませんでした。

そしてここでもUSB-Aからは充電できませんでした。ヨーロッパでは壊れて使えないものが普通に混じっているので、別の席なら使えるのでは?と思って複数試しましたが全部ダメでした。

羽田のラウンジでフル充電になっていた私のiPhoneiPadANA機内で充電できず、フランクフルトのラウンジで充電できず、モバイルバッテリーも既にそこそこ減っていました。嫁との合流の障害になると困るので、ラウンジでは音楽を聴くのも止め、1冊だけ持っていた本を読んでいました。

 

そしてボーディング開始10分前にラウンジを出た私、ボーディングが始まる様子の見られないA24ゲートに異変を感じ、よく見たら1時間程遅いビルバオ行き。

ミラノ行きはA38❗️私の座席が24A❗️

走りました。ここ最近ないスピードで。そして間違いに気付いてから3分後、ショッピングエリアを挟んで14個も先のA38ゲートに、ボーディング締切時刻丁度に到着、最後の乗客としてミラノ便に乗り込みましたさ。

 

ふう。

 

嫁の頭を飛び越えてスペイン行くところでしたよ。

 

小雨のフランクフルトを発ったLH246便は、厚い雲のアルプスを飛び越えました。

はるか東に浮かぶ山群のピークはベルニナ山かな。

 

今回のフライトは北極上空でも極めて安定していましたが、ミラノ上空で雲の中に入って初めて揺れました(ちょっとだけ)。

 

続く。




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