今日は終日低降水確率だったのに今にも雨が降り出しそうなどんより重い曇り空でした。
そして例によって早く起きていない私、コンタクトが入らなかったので、ライドは見送り、GPZの話。
長い不在から帰ってきた私のGPZ400R。
再度検査入院が必要ではありますが、第三期、壊れない限り&マイナー修正を除き一旦終了した第二次オーバーホールの最終メニューですが。

フロントブレーキ・キャリパー&ローター
フロントローター
これまでは、サンスターのカスタムタイプ320mmローターでした。

20年も前に装着したもんなんだから仕方ないけど、このベルハウジングの8本スポークが古臭い。昔のカスタムバイクに見えます(昔のカスタムバイクだけど)。
ということで、メッシュ(っぽく見えるがスポークがクロスしていないから実際には細い20本スポーク)デザインのサンスター・プレミアムレーシングをオーダーしようと考えたのでした。
が、どうせ納期が長いし、私の走行条件では交換機会なんて来ないので、更に高額になるけどブレンボの最高峰、インナーメッシュのSuper Sportを奢ることにしました。
ZXR400に適合したオフセットのSuper Sportの最大サイズは300mmなので、従来より20mm小型化、軽量化しました。キャリパーサポートで調整してオフセットの違う320mmディスクにするとまでは拘りませんでした。少なくともメーカーが公表したデータがない旧車、他車用とマウントピッチが合わなくて着かなかったりすると面倒だし、これまではローターが大き過ぎてガソリンスタンドでエアチャージできなかったのが不便だったし。
サイズ面では多少落ちても、bremboパワーで見栄えはアップしているでしょう、きっと。
フロントキャリパー
これまではブレンボのアキシャル・キャスティング・4ポットキャリパー65mmピッチ(20.7850.11/21、廃番)でした。

なぜアキシャル・キャスティング・4ポットでも定番、カラバリも豊富な40mmピッチモデル(20.5165.74/84) の方を使わなかったのかというと、

- マウントピッチが広い方が理論上は剛性が高いとか、
- 34mm/34mmのピストン径が34mm/30mmよりも大きくて高性能じゃないかとか(一般には異径の方が攻めていることになっています)、
- 4枚パッドの方が2枚パッドよりも高性能だとか(まあ一応それはある)
そういうのでなく、
- 購入当時のモデルだと5165のブレンボ・ロゴが小さく、新たに発売された7850の方が見栄えがするとか、
- 7850の方が少しだけ大きくて見栄えがするとか、
- 2ピースだけどボルトを裏に隠した7850はモノブロックっぽくて見栄えがするとか、
要は見栄えです。見栄えのする後発モデルを買っただけです。
だってどっちを選んでもGPZ400R純正とは比較にならないハイスペックなんだから。
そして今回は、アキシャル・CNC・4ポットキャリパー40mmビッチ(20.4756.54/64)にしました。

鍛造削り出しのレーシング・キャリパーです。
今カタログに載っているのはブラックアルマイトですが、削り出しを特徴付けるのはハードアルマイト(違いを強調する言い方をすると「ハードアナダイズド」)のチタングレーなので、流通在庫から確保しました。
でもパッドはベーシック・グレードの5165と同じだったりします。
価格が鋳造の3万円台前半から7万円に跳ね上がりますが、いいのです。鍛造の方が格好いいんだから。
もっと強力で見栄えがするのはラジアルマウントですが、これはZXRのフォークをDLC加工までしたし機械式スピードメーターは維持したいので、やらない。
まあ元でも十分高性能であり、こいつでは走らないサーキット・レベルでしか違いは出ない筈なので、まあ全体的に格好良くなったということで。
リアブレーキ・キャリパー&ローター
元装着されていたのは、ZXR400純正キャリパーとローターなので、これも見栄えするように変更しました。
ローター
BRAKINGのペータルタイプKW15RIDです。ZXR400純正より2mm薄い点で完全互換ではなく、カッコでいうとツインスリットタイプがよかったのですが、ボルト数とPDCが適合するのがこれしかないんだよねということで。
キャリパー
当初案はキャスティング2P、P2-RS84(20.B852.78)、22,000円。丁度いいチタンカラーもあるし、最初の想定はローターだけ交換でフロントのキャリパーを変えないつもりだったので、ゴールドでした。

が、フロントキャリパーを変えることにし、釣り合うように鍛造削り出し、 GP2-SS CNC 2P(120.A441.10)にしました。

フロント(片側)より高価な76,780円❗️
ブレーキだけでどんだけお金掛けるんだ、というところですが、いいんです。20年オーバーホールなんだから、自分が満足すれば。
まだ満足してませんが。
マフラー
元々は中古ヨシムラステン管(アルミサイレンサー)をヨシムラに特注してチタンサイレンサーに変更したものですが、割と初期にスタンドから落として凹ませていたので、再びヨシムラで巻き直してもらいました。
ついでにプレートのデザインも新しくなりましたね。
ハンドルバー変更・ポジション下げ
当時の400SSの中でもツアラー色の強いGPZ、長ーいタンクのせいで遠いものの、ハンドルバーはトップブリッジの上にあり、当時のセパハン車としては結構高いのです。
空力コンシャスのGPZはヘッドが低いので、実際にはイメージ程高くないのですが。
フォークをZXR400に変更しても、ツーブラザーズの70mmライザーハンドルを装着して、オリジナルと同じポジションを維持してきました。
表示はないですが、オフセットは40-45mmってところ。GPZは定番のハリケーンもライザーです。
しかしいい歳こいてもレーサーポジションこそ正義の私、今回Robby Moto Engineering(RME)のオーソドックスなセパハン、スポーツモデルに変更しました。
なんか写真がおかしいですけど、松本エンジニアリング。
70mm下がりました。いい感じで低くなりました。GPレーサー直系のRG500Γよりも低いです。今のSSはこの比じゃないし、SK Pininfarina Diskは遥かに低いので、強くなった前傾も何ら気になりませんけども。

スロットルホルダーはコンパクトタイプに変えたいな。
気になるのは、
- 上方視界が心持ち悪化する(筈である)。
アライに変える前のAGVヘルメット時代は、両手をハンドルから離して体を起こさないと狭い道の信号機が停止線から見えず、周りを見て発進していました。アライRX-7 RR-Ⅴではそんな酷いことにはならないのでいいのですが、それよりもいい加減古くなってきたので、多少変わり映えがするようRX-7Ⅹの次のモデル早く出して欲しいです。
- フロントの落ち着きがなくなった。
メーターやらライトやら色々干渉を逃がす必要があってオフセットを小さくしています(40mm→25mmかな)。納期の関係でスポーツモデルにしましたが、ホントはもっと小さい10mmのエボモデルを買う気だったので予定通りだったらもっと悪くなっていたか。これでトレール角が小さくなった影響でしょう。わざわざチューンダウンしている私のGPZ、いいんです。大事なのはカッコだから。ステアリングダンパー付けようかな。
- ハンドル切れ角が著しく減少した。
干渉回避には已むを得ません。マスターシリンダーをアキシャルにしてクラッチアジャスターを曲げるとかやりようはあるのですが、ブレンボのラジアルであることに意義があるのだから仕方ない。押して歩くのに切り返しが多くなるのも仕方ない。折角XJR1300でマスターした小旋回を、GPZで同じようにやろうとしたら(私の技術では)転びます。元々トルクが細くて前傾が強いため極低速域ではスロットルでの姿勢制御が難しいGPZ、ステアリングで調整しようとするとフルロックするようになったので、パタンと倒しにいくとガシャンと倒れます。特に危険なのは自宅周辺。気を付けよう。
カウル カット&ペイント
カウルは、7cmもハンドルを下げる前提でデザインなんかされていません。なので切ります。

ハンドル可動域下をザクっといきました。まあそんなに違和感ないようにしてもらいました。
事故交換などで経年数はバラバラですが、外装部品はいずれも20世紀のものである私のGPZ。フレームだけは、前回の第二次第二期でエンジンを下ろしている間に、オリジナルより明るいシルバー(うちのR32と同じGT-R V-SpecⅡ標準色)に塗ってもらっていました。
今回は、大分ヤレてきたりエッジが禿げてきたりしているガソリンタンクとカウルを塗ってもらいました。

5コートです。一見すると全く変わっていませんが、ヌメっとした深みがあります。自動車だと金属なので5コートに加えて5ベイクですが、生憎樹脂カウルの二輪車にそこまではできません。
ロゴなどは実車起こしで書いてもらっています。
殆ど誰も見分けられないのに、凄くお金掛かってます。
ガソリンタンクは新品を持っているので、変えればお金掛からないのですが。
でもフルコンプリートじゃありません。スクリーンとライトの間の「Kawasaki」が消えました。純正(製廃)ステッカー800円くらいかな。私、「これを書くのに30,000円掛かります」と言われても気にしないんですが。

この抑揚やラインの繋がり、GPZ400Rの造形は、飛び抜けて美しいと思います、私は。
因みにタイヤは定番のBRIDGESTONE BATTLAX BT-023から新型のT32に変わりました。

