一昨年TREK FX3 Disc 2023(注1)を買った私、今年自転車をもう1台買いました。
COLNAGO PORTA 2022、コルナゴ・ポルタ 2022年モデル(新車)です。

FX3を購入した時に迷ったうちの1台でした。他の有力候補は、CANYON Roadlite 6だったかな。
キャニオンは素っ気ないデザインがいい感じでしたが、クロスバイクの価格ではシッピングフィーで割高感が出るので、見送りました。現在は169,000円もするので候補になりません。
コルナゴは、ケーブルが内装じゃない点で要求スペックから外れていたのには気付かないでいましたが、デザインNo.1だと思う代わり、そのブランド力から盗難リスクを考えて外したのでした。
それで選んだのは高級車から大衆車までラインナップする大メーカー、トレック。GIANTのESCAPEと並ぶ不動のベストセラーFXシリーズの、ド定番FX3 Discでした。
が。
購入から約1年は購入目的である「夏の夜ライド」もほぼなく放置が長かったですが、マイレージが伸びてくると、当初から気になっていたウィークポイントがやっぱり気になって仕方ありません。
- 超絶ローギアードな駆動系
MTBじゃあるまいしと言うかMTBコンポ1×10sのフロントシングルチェーンリングが僅か40T。レンジは40T/11-46Tの3.64-0.87、レシオ4.18です。
多分今一般的なロードバイクはコンパクトクランクの50-34T/11-32Tの4.54-1.06、4.28かな。
漢の53Tアウター・ノーマルクランクと乙女(当時)なロー29Tを組んだ私のSK Pininfarina Diskは53-39T/12-29Tの4.42-1.34、3.30(これでも以前の標準53-39T/11-25Tの4.82-1.56、3.09よりワイド)
あえてちょっと昔のDeoreフロントトリプルを使っているCannondale JekyllとBianchi Viale Lは48-36-26T/11-34Tの4.36-0.76、5.73と超ワイド。タイヤが26インチということもあり、アウター48Tによる高速性能確保がポイントでした。まあインデックス調整をマズっているJelyllで快適に使えるボトムエンドは36T/23Tの1.56なので、SK Pininfarina DiskよりHigh&Narrowですが。
FX3のトップエンド3.64では、あまり高回転型ではない私は30km/hぐらいからレッドゾーンです。簡単に吹け切ります。ストレスです。街乗りには、トップはSK Pininfarina Diskの常用域であるアウター2nd4.08ぐらいは欲しい。下が1を切る必要はないけど。
因みにクランクはDEOREじゃなくてProwheelというOEM屋さんですが、ローギアード過ぎて高トルクを掛ける機会がないので、剛性不足を感じたことはありません。
- TEKTROのディスクブレーキ
私のFX3は、カタログ上はシマノですが、「予告なく仕様を変更」されたテクトロブレーキ車両です。発表間もない2022年7月2日オーダー/7月9日納車のかなり早いロットのMY23なのに変更って、ディスクレームの範囲内なんでしょうが、最初からテクトロですと言うべきですね。別にブランドバリューが低くとも性能が良ければ構いませんが、効きもタッチも悪いです。カンパニョーロのディスクブレーキよりも、未だカッコは第一線のシマノBR-M755よりも、全然ダメ。根本のキャリパー剛性じゃないかな、パッド変えたら多少良くなるかもしれないけど根本的にはASSY交換が必要そう。
- 乗り心地が悪い
カーボンフォークのフロントはいいですが、リアが硬いです。ボントレガーのローグレードサドルも効いているでしょう。タイヤをチューブレスにすれば改善するでしょうが、Bontrager H2 Comp.は32cなのに25cのSK Pininfarina Diskより乗り心地悪いのは事実。
ということで、我が家の最新機種FX3を室内専用にしようかと思ったのですが、代わりにフルサス、而もLeftyのJekyllを外に出すべくオーバーホールするには色々課題があり、ベースの仕様が流石に古いのでチューンナップにもあまり向いていない。
ということで、やっぱりあの時迷ったアレ↓
がいいよねと思った次第。
これの(エメラルドもいいけど)MAROONが凄く良い。
なんと言っても、コルナゴは、このポルタを最後にクロスバイクを止めて高級ロードバイク(グラベル/TTを含む)純化路線に舵を切りました。フルラインメーカーのビアンキは別として、名のあるイタリアンブランドの生存戦略はこれだと思います。一足早く高級車専業になったデローザが手本です。尤も、自転車界のフェラーリに近いのは、ピナレロとコルナゴです。レースで活躍していないデローザは、たとえその実態がマーケティング費用の多寡に左右されるのだとしても、最新カーボンバイクの技術が他社に劣後していないことを証明していません。生き残りはメタルバイク路線かも知れません。まあ同じような境遇にあってもっと難しいのは、カンパニョーロです。両社の愛用者としては、どっちも潰れないで欲しいです。
と脱線しましたが、日本企画商品だろうと思いつつも最後の1台を持っておきたいよねと。
でも完売廃版なんだよな(カラーにもよるが、Sサイズは今年4月頃まではポツポツ見当たりました)、とか思いながら、まだ在庫していそうなショップにコンタクトしまくりまして。コルナゴはたかがクロスバイクでも対面販売商品なので、現実的に行けないところからは買えないし。
そして見付けました↓
サイクルファクトリー・コレール
愛知県は岡崎市に。
4月にR32GT-Rで遠路往復したのはそのためでした。
その際はありがとうございました。
ロールケージが入っているとはいえ、内装がない私のGT-Rは、ホイールを外せば自転車1台載ります。フルサスのJekyll載りました。サドル固定のSK Pininfarina Diskも載りました。フェンダーのあるViale Lは分解して載りました(オーバーホール中に山形に移動したからね)。Mサイズのクロスバイクは大丈夫。
4月末には我が家に鎮座したPORTAですが、直ぐには乗りません。
何せ標準価格97,900円、2020年発売時は86,900円。最初からFX3 Disc(注2)より仕様が劣ります。1グレード下です。FX3のフォークはカーボンですが、PORTAはアルミ。FX3はまさかのテクトロでしたが、こっちは最初からテクトロ。コンポはDEOREでなくALTUS。ホイールもチューブレス対応じゃありません。まあFX2と概ね同等です。
チューンナップが必要です。
注1:「disc」は円盤そのもので、ブレーキを指すのは「disk」の筈なのですが(SK Pininfarinaのディスク版として言葉遊びでトップチューブに「DiSK」と書いてありますが、正式名称は「SK Pininfarina Disk」)、こいつは正式名称が「FX3 Disc」なんですな、ということに先月初めて気付きました。ゆえ、前回までのFX3に関する投稿は、みんな「Disk」表記している筈。
注2:ロングセラー/ベストセラーゆえか、FX3は正規価格がよく変更されます。
2021年5月18日〜2022年8月2日 94,600円
2021年8月3日〜2022年3月13日 99,000円
Gen.3 2022年3月14日〜2022年8月25日 106,700円
2022年8月26日〜11月13日 113,300円
2022年11月14日〜2023年5月7日 129,690円
2023年5月8日〜 109,890円(現在も併売中)
Gen.4 2024年5月31日〜 125,000円