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凧(たこ)

 
かつて正月には、川沿いの土手や原っぱで、
凧上げをしている子供達や家族の姿が
見受けられました。
寒い中着ぶくれしながら、
一生懸命凧の行方を見上げている姿は、
まさにお正月の風物詩でした。
 

 

歴史

凧のルーツ1・China

日本の凧のルーツはChinaと言われています。
「紙鳶」(しえん) と呼ばれ、
占い、宗教、戦具など様々な事に
凧が使われていました。
 
日本には平安時代に伝わってきたと
考えられており、
「紙鳶」(しえん) または 「紙老鴟」(しろうし) と呼ばれ
貴族の遊びだったようです。
 
戦国時代には、武士が凧を通信手段のひとつとして使用することもあったそうです。
 

凧のルーツ2・
オランダから東南アジアを経て長崎へ

日本には、もう一つ別のルートからも
伝わっています。
中近東やインドが発祥とする菱形の凧が、
大航海時代にヨーロッパに伝わり、
それがオランダから東南アジア経て、
当時、外国との交易があった長崎に伝わったというものです。
 
長崎では、凧のことを
「ハタ」とか「ハタ揚げ」と呼ぶのですが、
それは、凧に描かれた模様が
南蛮船の旗や信号標識旗などの「旗」の
デザインを模したものだったことから、
「ハタ」と呼ぶようになったという説。
外国船の乗組員が凧揚げをしているのを見た
長崎の人が
「あれは何ですか?」と尋ねたところ、
インドネシア出身の乗組員が
インドネシア語で「凧」を意味する
「パタン」と答えたのですが、
それが「ハタ」と聞こえたことが由来だという
説があります。
 
凧は、江戸時代前までは一般には
余り普及していませんでした。
ところが江戸時代に入ると、
凧揚げは庶民にも広まり、大人気となり、
1年中、大人も子供も色んな場所で
凧揚げをしていました。
 

イカのぼり?

凧は形がイカに似ていることから、
「イカのぼり」とか「イカ」とも
呼ばれていました。
その「イカのぼり」は大変に流行し、
凧が落ちて住居や畑に被害を及ぼしたり、
参勤交代の列に落ちたり、
凧揚げをする者同士が喧嘩をして
怪我人や死者が出たりと
事故が頻繁に起こるようになったため、
幕府は幾度となく「イカのぼり禁止令」を
出します。
 
それに対し、江戸の人達は
「イカではなくタコだ」
「イカのぼりではなく
 タコあげをしているんだ」と
言い訳をしたことから、
関東地方では「イカ」ではなく
「タコ」と呼ばれるようになったのだと
言われています。
 

何故、お正月に上げるの?

そもそも凧あげってお正月にするのは、
縁起が良いからでしょうか?
凧揚げをお正月にするようになったのは、
江戸時代からのようです。
先述の通り、江戸時代、凧揚げの
あまりの人気により、
庶民の凧が武家屋敷や参勤交代の列に入って
落ちたりして、
通行を妨げる事件が多く起こるようになり、
幕府は凧あげの禁止令を出しました。
 
ただ、凧揚げは縁起が良いため
参勤交代の行列も無い
お正月ならいいのではないかと、
お正月にするようになったそうです。
 
特に、男の子が生まれた家では、
お祝いとして凧を揚げました。
凧揚げには
健康で成長するようにとの祈願や
厄除けなどの願いも込められていました。
 
明治時代以降、道路に電線が引かれると、
凧揚げ遊びは危険なので、
市中では減って行きました。
 

日本の伝統的な凧

日本の伝統的な凧の骨組には
「真竹」(まだけ) が使われています。
竹の幹を梢の方から縦割にして
ちょうど良い太さに仕上げて
表面を滑らかにし、
その骨組の上には和紙を張ります。
和紙は軽くて丈夫なので凧に適しているんだ
とか。
 
凧の絵は、下絵の上に和紙をおいて
輪郭を墨で写し取って染料で彩色します。
そして凧糸 (たこいと) には
木綿や麻の太めの撚り糸を使いますが、
凧合戦にはガラスの粉末を塗り込んだり、
「ガンギリ」と呼ぶ刃物を取り付けます。
竹の弓に籐を薄く削って
テープ状にした弦を張って
凧の丈夫に取り付ける「うなり」は
ダイナミックなアクセサリー。
風の力でこのテープが振動し音を出します。
「うなり」の音は
かなり遠くまで響き渡るので、
昔はその音を聞きつけて
凧揚げを見に行ったんだそうです。
 

日本各地の伝統凧

津軽凧
 
窮した藩士の内職として
江戸時代から作られるようになりました。
 
武者絵が描かれるのが特徴で、
ヒバの木を薄く割ったものを
凧の骨 (たこのほね) として作られています。
大きさは畳二丈ほどもあります。
凧の裏側には「ぶんぶ」という
厚めの紙がついていて、寒風を受けると
「ぶーん」という唸り音を立てながら
空を舞うための仕掛けになっています。
 
江戸角凧(かくだこ)
角凧は長方形や正方形の凧のことです。
東京の伝統的な長方形の凧は、
長い「うなり」を頭に乗せ、
長い「糸目」を付けて揚げるのが特徴です。
江戸時代に大流行して以来
盛んに揚げられるようになり、
現在まで受け継がれています。
 
能代凧(べらぼうだこ)
(秋田県)
 
明治期の能代には、
広く知られる凧職人が三人おりました。
彼等は、べらぼうや歌舞伎絵、恵比寿などの
柄の凧を作り人気を博しました。
その伝統は今も能代で引き継がれ、
現在は舌を出した男女のべらぼう凧が
能代凧を象徴するものとなっていますかが、
舌を出した絵柄は
魔除けの意味もあると言われます。
 
湯沢凧(秋田県)
湯沢凧は「まなぐ凧」(まなぐ」は目の意)と
「武者絵凧」に大別されます。
 
「まなぐ凧」は、大きな目が特徴であり、
大きな目が特徴の図柄で、
色彩を用いず墨一色で描かれるものです。
一方「武者絵凧」は、幕末に京都警固のため
上洛した湯沢の武士達が、
錦絵を写しとってきて作ったのが始まりと
されています。
 
骨組が縦骨1本に横骨だけのシンプルな構造で、
吊り糸が一直線のため、糸の操作により、
左右回転、急降下など思いのままに操ることが出来ます。
 
六角巻凧「いか」
(新潟県三条市)
新潟県三条市を中心に伝わる郷土玩具。
三条地方では古くから凧を
「イカ」と呼びますが、
近年では「ろっかくまきだこ」とも言います。
「三条六角巻凧」「六角凧」とも言います。
 
歌舞伎絵などが描かれた六角形の和凧で、
くるくると巻いて持ち運ぶことが出来ます。
 
横須賀凧(静岡県)
戦国時代、敵の陣地の測量や通信手段などに
利用されたのがその始まりと言われ、
約500年程の伝統があります。
巴・とんがり・べっかこう・ぶか・奴など
20種類以上もの形があります。
 
ますいか(香川県)
香川県の伝統的な凧。
「ます」は升のことで、言い換えれば「角凧」という意味です。
ただ香川県では、
完全な長方形の凧だけを「ますいか」というのではなく、
角の部分が丸くても「ますいか」と言います。
 
いぐり凧(島根県)
凧の周囲に10個のえぐられた形の耳があることから、
この「えぐり」の発音が「いぐり」と転じて
「いぐり凧」と称されるようになりました。
特徴は、名称の由来にもなっている、
えぐれた部分のある形状と、
凧の裏面に弓状に張られた籐から響き渡る
「ブーン、ブン」という唸る音。
 
アゴハタ(長崎県)
十字の骨組みが
トビウオ(飛魚/長崎の方言でアゴ)の胸ビレを広げた形に
似ていることからつけられたと追われる凧で、
これが長崎ハタの基本形。
 
ぶんぶん(鹿児島県・徳之島)
凧につけられた紙の飾りが「ぶんぶん」と音を立てることから、
この愛称がついたと言われています。
 

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