昔は来るとか言われてた Fedora の公式 WSL も来なかったですし 最近はディストリビューションに代わり映えがしない気がします
みんな何使ってるだろうとネットを見てると CentOS だったり ストアにおいてないディストリビューションを使ってるという書き込みもところどころで見かけます
以前でも公式に用意されないディストリビューションを WSL で使うための手順は見かけましたが とても面倒で複雑な方法でそこまでして入れるなら Ubuntu でいいよと思ったほど
しかし 思ったより見かけるのでやり方が簡単になったのかなと調べてみると なんと Docker コンテナのエクスポートデータを WSL にインポートするとかいう驚きの方法
WSL 内でバックアップしたり クローンしたりするために export/import 機能があるのは知っていましたが Docker コンテナのフォーマットと同じとは思いませんでした

WSL の export/import 機能は 昔試したときは謎のエラーで動作しなくて結局使ってませんでしたが どういうフォーマットか気になるのでエクスポートを試してみました

wsl --export Ubuntu export.tar

というコマンドを Windows 側で実行すれば Ubuntu ディストリビューションを export.tar ファイルにエクスポートできます
今回は成功したので tar ファイルの中身を見てみます

一番上の階層は「.」フォルダだけ
「.」フォルダの中に

bin
boot
dev
etc
home
mnt
proc
usr
var

など Linux のルートにあるフォルダが並んでいます
VM で使われる仮想ディスク的な専用のファイルではなく 単純にルートからすべてをファイルとしてエクスポートしてるようです
そんなに使ってないのに 2.4GB もありましたが ファイルを tar でまとめただけだからなんですね
なんとなく 7z に圧縮してみると 850MB になって 35% のサイズになりました
バックアップ用途なら圧縮が効率良さそうです

boot や proc ってどうなってるのと思いましたが中身は空でフォルダだけした
データとして必要な etc や usr などのファイルだけをエクスポートして その他の実行時に使うものは WSL や Docker の各環境で用意するってことなんですかね

エクスポートされたデータは上記の通りで中身だけです
WSL としてのメタデータはなくて バージョンやディストリビューション名もありません
一応 /etc/os-release を見ればディストリビューションの種類の確認はできますけど 中身をみることになります
WSL はバージョンの 1 か 2 で結構違っていますが 設定やプログラムやユーザデータ等をファイルとして export/import するのだと 1 でも 2 でも問題ないのかもしれません
WSL 上のディストリビューション名が含まれてないので 同じディストリビューションで Ubuntu_1, Ubuntu_2, ... のように複数の WSL ディストリビューションを作ることもできます

Docker を使っていて それなりによく使うツールで試したいことがあると毎回準備が面倒でコンテナは使い捨てではなく使いまわしすることが多いので Docker コンテナではなく WSL ディストリビューションとしてしまうのもありかもですね