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「ユーラシア後ろ歩き」更新のお知らせと、美しくも恐ろしい「つらら」

しばらくかなり締め切りのきつい翻訳の仕事をしていたので、

前回の投稿からだいぶ時間が経ってしまって恐縮です。

書きたい事はいろいろとありますが、まずは今日、有料メルマガ

ROADSIDERS' weekly .

に連載中の『ユーラシア後ろ歩き』が更新されたので、ご紹介します。

今回は、バム鉄道が出てきます。

 

☆☆☆☆☆

3月のイルクーツクは、本来なら、まだだいぶ寒いはず。

でも今日なんと、今年初めての「雨」が降り、

いよいよ冬も終わるのだ、という気分に。

一面の銀世界はもう、田舎に行かないと無理そう。

 

先日、4階建ての建物の前を歩いていたら、

屋根の上から落ちて来たつららが私の頭に当たり、

小さな塊なのにけっこう痛くて、

こればかりは「大当たり」は勘弁してほしい、

三等賞や参加賞も遠慮したい

と思ったけれど、

 

ここ数日はさらに暖かくなったため、つららたちは

今を盛りと、長さを競っている。

こういった平屋のつららはそう怖くないけれど、

高い建物のつららが落ちてきて、

歩いている人を襲うと、命の危険さえある。

 

実際、スラバは大昔、お葬式で飾るリボンに

飾り文字を書くバイトをしていた時、

落ちて来たつららの打撃で亡くなったおばあさんの

冥福を祈る言葉を書いたことがあるという。

 

その時スラバは、

「本当に危険なんだ」

と思い知ったのだとか。

 

いくら、あちこちにつららがあるとはいっても、

たまたま人の頭を直撃する確率はやはり低いので、

隠れていた脅威を実際に目にすると

シベリアっ子でもやはりびっくりするらしい。

 

雪が溶けだすにつれ、静かに、密やかに成長するつらら。

普通に街を歩いていても、なかなか気づかないけれど、

目を凝らして見ると、何て美しい凶器。

 

先日のつらら攻撃のショックを思い出しつつ、ふと思う。

どうせ不意に空から降って来るなら、

やはり爆弾より、こちらがいいかも。

 

 




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