ご報告が遅れてしまいましたが、
スラバ・カロッテの展覧会、おかげさまで無事開幕し、
第一回目のトークも終えることができました。
無事終えた、と言えればいいのですが、浜松の交通事情にまだまだ疎いため、
会場への到着が遅れてしまい、ご迷惑をおかけしてしまいました。
会場のグレースガーデンでは、障がい者の方々が料理を作っているのですが、
主力メニューであるカレーやカツサンドがとても本格的で美味しい上、
コーヒーを手にくつろぐこともできるので、
お茶や食事ついでにご来場いただければと思います。

私の方は相変わらず、こまごまとした雑用や
絵に興味を持ってくださる方々とのおしゃべりに明け暮れ、
会場の写真さえまだちゃんと撮れていませんが、
先回と同じく、スラバの展覧会や作品が結んでくれる貴重な縁に、
毎日のように感謝しています。
また先日、一つ嬉しいことがあり、
スラバがやっと3年滞在できるビザを獲得しました。
シベリアとの間を行き来する生活は変わりませんが、
少しずつスラバの日本での活動の基盤ができていくようで、
励まされました。
一方、私がRoadsiders' weekly(有料メルマガ)に連載中の
『ユーラシア後ろ歩き』も、
無事更新されていて、
昨日、第20回目が掲載されました。
今回登場する、色丹島の魚の缶詰工場、
訪ねてみたいような、みたくないような。
昔、北京で出会ったおじさんも、
鶏肉工場で働いた後は、
鶏肉を一切食べられなくなったと言っていました。
私もそこで働いていたなら、きっと同じでしょう。
となると、気持ちは複雑です。
殺生のことを考えると、自分の無責任さに何も言えません。
刺身や焼き魚を食べようと、サプリで魚の栄養分を得ようと、
工場で大量の魚を処理しているのは同じ。
私は目をつぶっていられるけど、
情況的にそれができない人もいる。
私にできるのはせいぜい、
工場で働いている人に感謝しながら、
無駄な殺生はできるだけ避けよう、
いただいた命は大事にしよう、
と胸に誓うだけです。
それでもやはり、大量生産、大量消費というのは、
どこかにひずみや無駄が生まれるもの。
もちろん、震災や遠征などでは缶詰が大活躍するわけですが、
普段の生活であればやはり、
釣り人が、最低限必要な分だけ釣った魚の方が、
美味しいことも確か。
恥ずかしいことに、
私は釣りも狩りもできない、
「食べるだけ」の人なんですが……