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フリードリヒ・メルツが安倍晋三ならば

 あるSNSで「ドイツ首相のメルツは安倍晋三イデオロギーは近い」というものを見ました。いかにもエリートコースを歩んだフリードリヒ・メルツと世襲貴族にすぎない安倍晋三は生い立ちは似ていませんが、財政ハト派の代表格で、社会保守派だった点は確かに共通点もあります。安倍晋三が隠居後にしたい事はいかにも高度経済成長と経済グローバル化の恩恵を受けたものだったので、価値観は大日本帝国よりも戦後期の日本でした。ゴルフが趣味だった人がそんな戦前の右翼運動に興味を持つものではないです。気ままな同族経営3代目と同じ隠居生活を夢見ていたと思います。ただ代議士として歴史の法廷に立ち続けないといけない立場になり、それは叶わぬ夢になりました。常軌を逸した政治家の暗殺には、常識では考えられない背景があるものです。清和会の罪が禊になる事はありません。その中核に安倍晋三が確かに君臨していました。彼の余罪は今後ずっと歴史の追及を受ける事は確定しています。

 

 今回の選挙の苦戦は自民党に負けたのではなく、どうしようもなく立憲民主党が自滅してしまったというものです。排除の倫理を採用した希望の党に排除された野田佳彦は、自らも左派を切り、民主党左派自身も二大政党制という倫理においてなんとか公認を得ようと自らの信念に蓋をして、一部民主党支援団体から三行半を突きつけられたと考えます。好意的だった連合にも全労連にも参加しない独立労組や人権団体の支援を要請してもはっきりと拒絶されました。内部が崩壊した組織に勝ち筋を見出すなら、それ以上に相手が内部が壊滅しないと見えてこないです。一昨年の選挙よりも片肺で飛行している状態でした。右の票ばかりを気にして今までの票を疎かにする戦略は間違っていると断言します。しっかりと軸を定めてから中間派の票を切り崩すのが正攻法ですが、地域の支持者に何も意見を聞く事がなく中央政局ばかりで選挙を乗り切ろうとしたツケが2月8日に出ます。あれだけ酷い亡国論を唱える政権に絶対に負けたくなかったのですが、負けるように負けるように持っていったのは中央の執行部でした。それはしっかりと指摘しておきます。踏んでもついていく下駄の雪ではないです。せめて一部選挙区の相互推薦に留める事もできたはずです。エッジを捨てた結果、減税ポピュリストをさらに煽るような公約を打ち出し敗北する悔しさはおそらく中央には伝わらないです。だから書いておきます。

 

 高市早苗は自身が2000年頃に書いてあったコラムにあるようにKSD事件について「そもそもKSDがなんのことか知らなかった」というほど保守の中心に程遠い人でした。イタリアのジョルジャ・メローニと重ねる人も多いですが、仮にも学生時代から極右運動の重要人物だったメローニとテレビやメディアに出演数を増やして知名度を上げた典型的な劇場型政治の人とはイデオロギーの質は悪質とはいえ同じではないのです。ただ海外の右翼のモノマネをしているだけであり、そこには作られた保守派像しか無いです。外様であるゆえに、エッジを立てた結果が右翼のモノマネであったため、本当は洒落にもならないです。右翼のモノマネであるから、どう考えても債務残高が桁外れに違う日本の財政において円安と更なる金融緩和を行うものですから、無謀を通り越して自滅しようとしています。せめて現状をはっきりと主張する政治勢力があれば、まだ戦況を変える事になりましたが、雁首揃えて減税が公約なら次は選挙後の闘争です。多くの同志を小選挙区で救い出し、比例区でははっきりと中道にNOを突きつけ、もはや革命極右に乗っ取られている自民党と対抗するには民主社会主義者を含めた民主主義勢力、新しい人民戦線です。極右にしっかりと対峙するには、もうエッジを消そうとする中道勢力に退場を願います。近年でも希望の党と同じく野党の右翼的結集は連戦連敗中です。自民党にNO、中道にNO、社会民主主義が絶え果てた選挙戦においてもまだマシなものを求めるなら、国民民主党も参政党もNOなのですよ。維新はNOではなく打倒です。




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