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ワイルドカード 参政党

 前橋市長選、福井県知事選挙と相次ぐ地方選において、一定の存在感を示した組織があります。福井県知事選挙は、相次ぐ保守分裂と前知事のハラスメント問題で県民の投票意欲も減退。さらに県議会自民党は現職の越前市長を擁立しました。去年の10月に再選を決めて12月に県知事選挙に出馬するために辞職。自民党公明党立憲民主党、国民民主党の県連組織は前越前市長を推薦を行い、多くの団体それには連合福井も加わっていました。ただ一部自民党内から異論が出て、福井市議会の自民党保守系会派から異論が飛び対抗馬を擁立しました。ハラスメントで辞職した知事も多選現職と県内特に自民党県連を二分した選挙を行っています。ただほとんどの福井県の国政政党は立場を明確にしています。日本共産党も対抗馬を擁立し、ほとんど政党が動くなか、態度を明確にしない勢力もありました。福井県議会で議席を持つ参政党です。福井市議会で擁立した外務省職員は国民民主党の党員から知事選に出るにあたり、自民党員にスイッチ。まさしく現在の移ろいやすい世相を表しています。

 

 急に外務省職員候補が移民反対という県政にほとんど関係のないことを言い始めたのは、大体1週間前でした。風向きがガラリと変わったのは、その1週間です。越前市を中心に、郡部で票を固めていた前越前市長に猛追する形で、ジェネリック参政党候補が追い上げている情勢はよく理解できました。私も雪国出身者として、言ってはおきますが、雪国の人間は雪を理由に投票に行かない事はありません。既存政党に対する白けた空気が蔓延した中での低投票率でした。その中でも「反既成政党」の響きは何となく、一度まかしてみようかという危険なものに変わります。ジェネリック参政党候補も自民党福井市議の応援を受けているので、既成勢力の枠組みでしたが、一気に舵を切った印象があります。前越前市長は大票田である地盤の越前市で10000票つけることに成功しましたが、郡部で大きな差が開かずむしろ坂井市、何よりも福井市という越前市を超える大票田のリードはそれを上回ってしまいました。思わぬ大逆転です。

 

 前越前市長の陣営には、福井自民党立憲民主党福井県連の国会議員が続々と選挙事務所に集まり、テレビの開票を見守っていましたが、これが今回の知事選を象徴する場面となりました。参政党は独自候補というより生え抜き候補を全国に擁立できるほどの力はありませんが、接戦に大きな影響力を発揮できるワイルドカードのようなポジションです。高市早苗を支持する人は参政党へという掛け声は、前回と同じ自民党を右から侵蝕しようとする試みです。米国共和党、英国保守党がそれで路線を右に切り、極右勢力に党を乗っ取られて、さらにその地盤を食い潰されていますが、日本の自民党も同じルートを一歩も踏み外さず歩んでいます。自民党を食い散らかした次に、次は立憲民主党の地盤を土台から食い尽くすのですよ。その二の舞を踏んではいけないのです。だからこそ、こうした形で立憲民主党衆院選から撤退しましたが、今でこそ地方に根を張って県連組織の地域政党化を推し進め、その緩やかな連合体の国政版として、民主党という中央政党にしていけばいいと考えています。このような構想を持つ人は旧民主党時代にはそれが労組にしろ、市民団体にしろ一定数いたはずですが、結局新進党の多少の修正版になってしまっています。私が立憲民主党、国民民主党もですが中央にいけば行くほど権威主義的になると声高に言うのはそう言う部分です。2大政党制という考えは捨てて、地域政党の人民戦線を構築する必要があります。そうでないと参政党がワイルドカードから、リーグチャンピオンになり、シリーズに出場しかねないほど大きくなり得ます。彼らが草の根を得意としているのだから、こちらもお返しとばかりに草の根運動で組織化の実践を。その中で労組や市民団体は大きな援助ができます。




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