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進歩同盟の指導原則と法令 ー社会主義インターに何故支流ができたのか?

 「社会主義インターは自分達が西欧の政治家にお伺いを立てるところ」という第三世界の左派政党に不満が出る事もありました。社会主義政党において最古に近いドイツ社会民主党は、いわゆるゼーハイマー•クライスと言われる右派グループを中心に、「結局社会主義では、金融危機という難関を凌げる事はできなかった。だから社会主義にこだわる事はない」という結論もありました。ドイツ社会民主党右派を中心とした「新中道」路線も金融危機の遠因となったのですが、党名に社会主義を掲げても実践では少しずつズレもあります。とは言え、元々は社会主義を名乗りにくいアメリカ民主党や元々共産党を改組したイタリア民主党にも会派が入りやすくなるように名付けたのは、進歩という言葉でした。アメリカのリベラル派と私も便宜上発信したりしますが、もう米国内ではリベラルという言葉はすでに使われず基本的にProgressiveという言葉の方がほとんどです。

 

 実際社会主義インターには当時、ユーゴスラビア紛争の元凶となった民族主義グループは社会民主主義勢力と重なる部分もあり、特にボスニアの独立社会民主同盟社会民主主義でありながら、排外的なナショナリズム、親ロ傾向にあり社会主義インターと関係を絶っています。エジプト、ムバラク体制を支えた国民民主党チュニジア立憲民主連合は「アラブの春」にて断罪され、解党されました。この点に対しては進歩同盟内にも若干怪しい政党もありますが、かねがね民主主義を尊重する勢力にもなりました。

 

 初代の進歩同盟グローバル•コーディネーターはドイツ社会民主党出身で、このインターナショナルはドイツが主導権を握った形になりました。社会主義勢力の左派と右派は時代と共に変わりつつあり、かつて最右翼のグループが左派のように扱われるのドイツだけでなく日本もそうでしょう。かつて社会党右派の代表格だった政構研グループが民主党になれば左派になり、遂に新党さきがけ出身者も最左派扱いされる時代において左右の定義はかなり曖昧になりました。進歩同盟の指導原則を見ると基本的には社会主義インターよりも右寄りですが、皮肉にも社会主義インターの方がとんでもない民族主義政党も加入しました。そういう意味において現在の社会主義インターはかつての正統本格の左派に戻りつつあります。インターにとっては良い傾向とも言えます。ただ日本では社会主義という言葉が忌み嫌われ、民主党時代において社会主義インターに加入するチャンスはほとんどなく、現在の進歩同盟のグローバル•コーディネーターはフィリピン、市民行動党出身者になりました。随分とグローバルでは柔軟化しました。いい方向にに行ってほしいです。




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