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左翼が極右に呑まれる日

 国際競争に勝ち、企業の収益が上がれば必ず労働者にもその果実は行き渡る。1980年代以降にわたり自民党が推し進めてきたのが(もっとも民主党政権でも同じ傾向がありました。)このトリクルダウン理論でした。自由貿易で利益を上げれば、必ず恩恵は全ての市民に行き渡るという理論は結果として騙りになりました。格差は拡大し、自分の親の世代より自分は裕福になれない。将来格差は拡大する。どこの国でも共通して答えるのが「将来は悲観的である」という事です。社会がうまく機能するならば、そもそも変革など起こりようがなく、いつの歴史においても革命の原動力は、貧困でした。もっとも中世、近世のような貧困ではなくもっとドロドロした負の感情でしょう。アメリカンにしろジャパニーズにしろドリームを掴む人がいれば、その大勢が夢に敗れる。ただ格差社会が進行した今、夢を見る事すら困難になっている現状はあると思います。

 

 リーマンショック以降も人々は、変革を目指しバラクオバマやデイヴィット•キャメロンのような若い指導者であり、積極的に自由貿易等を進めましたが、やはりトリクルダウンというのは起きませんでした。ドナルド•トランプは元は民主党支持者だったし、リフォームUKのナイジェル•ファラージは最初は保守党に入党しますが欧州懐疑主義であったイギリス緑の党に投票するなどアウトサイダーだった人物です。だから保守ならエドマンド•バークを読むべきという理論など、馬耳東風であり彼らの目標は現状の打破、もしくは破壊に近いものを持っているでしょう。

 労働経済学の大家である熊沢誠甲南大学名誉教授は、「分断を止めようというのは私はおかしいと思う。それは闘争をするなと言っているに等しいから」と仰っておられ、そういう考えもあるという事も考えました。熊沢名誉教授の名言である「民主主義、工場の門前で立ちすくむ」という言葉はもともとイギリス運輸労組のジャック•ジョーンズの言葉であるとご本人が仰っていました。現在労組役員を退任し、後を継ぐ後輩にこの言葉をよく話しています。職場において労働者の発言権はほとんどないに等しい。だからこそ組合の労使交渉は本気で民主主義を目指さないといけない。それを大事にしてきたつもりですが、どこまで実現できたのか?私も今後、組合内でどういう立場になるかは分かりませんが大事にしていきたいと思っています。

 

 アメリカ大統領選では、ある人がアメリカ民主党の敗因はやはり指導部にあると言われました。リベラル派のエリートがある街で道に迷ったら、高卒の労働者より外国の大学院卒の人に道を聞くと答えた人が多かったというエピソードがありました。これはどうも統計があるわけでなく、ある人の周りがそういう人ばかりだったという推測に過ぎないですが、もしこの話が一定的なデータがあるのなら極右の伸長はやはり階級社会にあると思います。もはや階級闘争の時代ではないという人も大勢おられますが、私は声を大にして言いたいのは階級闘争はまだ終わっていない。そして階級闘争はそれほど上品なものではないという事も声を大にしたいです。かつて私は他社のストライキの応援としてある労組の後方を担うため、現地に入った事がありますが、当然麗しいものはなく泥臭い交渉とハードなスケジュールと一瞬で霧散する多くのカンパでした。ただこれは労働者の闘争として何も間違っていないのです。労働者が自分の待遇を求めて、大声を張り上げてデモ行進する事が何が悪いのか?それは自分の未来に関わる事なのだから真剣になって何が都合が悪いのか?私達も対話で解決できる問題は極力対話で解決しようとしている。やむなく行動に出た時、あなた方はその行為はみっともないと批判できるのか?そういう意味において貴重な体験でした。だからと言って私は極右に降伏する気は一切ありません。個人的にはリベラルという何ともどっちつかずな印象を与えるような言葉は好きではないですが、私は左翼組合運動家として、リベラル派の政党に発破をかけるものです。もっともリベラル政党においても保守派ばかりになりました。そもそもリベラル派も元々は保守派の発想が起源ですから。

 

 トランプ政権というのは、ある種はっきりさせる点ははっきりしていて「無能な女性やマイノリティを甘やかしすぎていた。今後は元々国を率いていた有能な白人男性が指揮権を取り、その延長線上に有能な女性やマイノリティがいたら自分達と同じ処遇にしてあげる」というとんでもないものですが、これは若い男性にハマってしまいました。格差社会に絶望していた自分が栄達できる希望の一筋かもしれない。トランプや極右は私にとって不倶戴天の敵ですが、コアな味方を作るという一点だけは非常に長けています。そこから変幻自在に主張を変えて多数派ですから、なかなか策を練る勢力です。策士策に溺れるようなカウンターが必要です。機会に恵まれたので、政党の人に言いましたが、「もっと明確に自分達が目指すゴールを愚直に主張するような強さは必要ですよ。それが今は受け入れられなくても、筋が通した政治活動は必要だと思います」という主張はどこまで本気で通じてくれたのか悩みます。政治はそういう世界ではないとよく言われました。その政治が現在の状況を招いているとしたら、やり方に再考が必要なんですよ。政治は政治の都合がある事は私も理解しています。だからこそ、こちらがわざわざ組織内候補を出す意味がないと余計に思うのです。私達が様々な人の思いをなんとか形にしようとして組織内を当選させても、「それが政治だから」と言われるともはや何をやっても無駄であると思いかねないのですよ。私達は政治運動を行う。それは政党のための運動ではなく労働者のための政治を実現したいからです。政党の倫理があるのなら、もっと本気で議論すべきですよ。政党は労働組合だけではなく多くの支持者が必要なのは私も理解するのだから、それなら私達は徹頭徹尾労働者の立場を訴えるまでで、それすらできない環境は考えてほしいです。私達は利益団体であり、政党の思惑と必ず沿うものではないですが、だからこそ侃侃諤諤の闘論です。

 

 アメリカ男性の右傾化は学位を持った女性が自分より給料が良いという事実に反発しているというデータがあります。

https://www.pewresearch.org/short-reads/2022/03/28/young-women-are-out-earning-young-men-in-several-u-s-cities/

 

 当然ながら学位を持っていない男性と学位を持っていない女性との収入差は依然として開きがあるのですが、皮肉な事に「男が嫁子供を食わせるものだ!それなのに年収が下がっている」という事実はそれなりにダメージがあるのかもしれません。「女は最悪、エロビデオに出ればいいよな」という言葉は私が離婚して、予期せぬシングルマザーとして仕事をしないといけないという時に聞いた言葉です。一字一句覚えているのは私が執念深い性格と相まって、これほどの侮辱を受けるなら私は肉体労働を厭わないしスタミナで抜いてやる!という気概があったので、今は若気の至りです。私が肉体労働において、バンバン働いたのも周りの助けが大きく、私1人の力では今の自分がいないと心の底から思っていますが私がめげなかったのは、そうした言葉です。私は長時間労働だって、夜勤だって家庭を守るために必死に努力してきた、それができない女性、母親も多かった。だったら運良く恵まれた自分を奮い立たせて私はその思いを背負って闘う。まだまだ階級闘争は続くのですよ。終わっていない。終わっていると主張するのなら、学者も学位なき男性労働者も私にとって交渉すべき相手。存分に階級闘争をしましょう。それを避けてきたのだから今があるのですよ。

 

 日本の自由民主党は長年与党を務め、大半が基本的に財政再建論でしょう。積極財政と言われる自民党代議士も結局は財政を無視できない。それを無視できる勢力はいくらでも言えるでしょう。ましてや極右の革命党は何でも言えるのです。低成長時代において、本当に必要なのは再分配による社会の安定化ですが彼らには響かない。会社と労組の板挟みになるのは望むところです。私は組合役員として労働運動を携わってきた人で、それと同じように社業に関しても全力に取り組んできました。その自負のもとで私は私が助けてもらったように誰かの踏み台になる事ができるのは本望です。返したい恩がある。それは未来のためにあると確信しています。だからこそ民主党勢力に言いたいのは、未来を語るべきであり、それは中堅議員にあるのでは?と思います。私は泉健太に役割があるのなら、短期的な事ではなくもっと遠い将来を語ってほしい。今の子供達が自分の老後を見通せるゴールです。民主党に足りないのはその理念です。老後は孫にひ孫に囲まれて、運良く長生きできるのなら玄孫だって抱きたい。それが左派の理論だったはずが贅沢な悩みになっている。人1人の人生において、そこまで考えられないというのもまた政党の理屈ですが、なるべくそこに近づけるのも労組政治運動の醍醐味です。

 

 

id:suterakuso さん。私は自分の人生においていつのまにか連合の労組組合員になり、今や右に左に集中砲火です。それは連合自身の下手な政治運動にありますが、折角のご機会ですから時間をかけて労働組合のダメな点とこれからを導く点に教えてほしいです。袋小路に陥った連合政治運動において、緊迫なき官公労と今現在乗り越えていけばそれでいい民間労組の手助けになるような、更新を私は1人ですが非常に私が青春だった頃に流行ったフレーズで言えば、もうめっちゃ期待しています。気兼ねなんかいらないのですよ。ガンガン連合批判とガンガン私に対する批判をある種私は期待しています。私は私に対する批判がなければ、今の私はないのです。だから初期においてid:kojitaken さんのブログにも労組を舐めるな!という気概があったのです。私の現代貨幣理論批判にkojitakenさんがまさかブログで評価して貰えるとは思ってみなかったです。あれは結局、民主党は労働者が長年の運動を経て、獲得した政府の機関を無駄であると一括して切り捨てのだから私は民主党政権の評価は第一次、第二次安倍政権と同等であり、若干マシだと思うのは福田康夫政権か岸田文雄政権です。是非海外しか事例がないので、日本の左派による福祉国家政権を求めています。私と違いがあるの なら是非、話し合いましょう。どこでもいいです。マシュマロでも。labarkounion@yahoo.co.jp においてもです。マシュマロならよほどでない限り答えます。




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