7月13日(土)に60名の出席で開催した『大阪社会労働運動史』第10巻出版記念の公開フォーラムの様子を報告します。6月9日の記事 ↓ でご案内しましたように、一般ご参加の方にはオンラインにて視聴していただきました。
当日は、当法人理事長・田中宏和のあいさつ(下の写真)に始まり、ご来賓の大阪府商工労働部雇用推進室労働環境課長・芝博基様、大阪市市民局ダイバーシティ推進室雇用女性活躍推進課長・西田秀之様からのご祝詞をいただきました。このシリーズは1980年代当初、大阪府・大阪市からの補助金を得て編纂を開始したのですが、2008年に補助金が全廃されました。とはいえ、その後も資料・情報提供という形で協力を得ており、本書が公益性の高い事業であることにかんがみ、大阪府・市の労政担当課長に『大阪社会労働運動史』第10巻刊行委員を務めていただいています。

続いて、序章と6章から成る『大阪社会労働運動史』の編集委員からの講演によって、それぞれの章での執筆の狙い、コロナ禍で苦労したこと、大阪のみならず日本の来し方・現在・未来を見据えて懸念される経済社会状況など、さまざまな視点が浮き彫りになりました。時に会場の笑いを誘う裏話も披露されつつ、オンラインで会場外の参加者も結んでのフォーラムとなりました。
オンライン参加は10人とやや寂しかったのですが、重さ2キロを超える大部な本の刊行に感動もひとしおでした(下の写真は、2キログラムの本書を軽々と持つ司会の千本沢子)。

これにて本シリーズの刊行は終了しますが、今後は『大阪社会労働運動史』からスピンオフする新たな歴史書の編纂や『大阪社会労働運動史』を活用しての様々なイベントを計画しています。
また、みなさまにはぜひ本書をお近くの図書館にリクエストしてご高覧ください。もちろんエル・ライブラリーでも閲覧可能です(貸出しはサポート会員のみ)。これからも資料の収集・保存・利活用という図書館・文書館の活動を続けていきます。ぜひご注目・ご支援をよろしくお願いいたします。(谷合佳代子)