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民間VS公務員 どちらが高給か?(2009年)




民間企業と公務員,給料が高いのはどちらなのでしょうか?「公務員は高給だ!」と批判する人,「公務員は実は薄給」と主張する人.世間にはその両方の様々な主張が見られます.しかし,その根拠となるデータについてはどちらのサイドとも「都合よく」解釈されていることが多いのでなかなか正しい実態が見えてきません.

そもそも「民間」と「公務員」をそれぞれひとくくりにして単純に比較すること自体に無理があるとは思いますが,誰もが興味があるであろうトピックだけに,ここでは「民間企業」と「国家公務員」と「地方公務員」の月収を政府統計を元に少し詳しく比較してみることにします.


比較の方法


民間のデータとしては「賃金構造基本統計調査」の2009年分結果を,国家公務員については「平成21年国家公務員給与等実態調査の結果」を,地方公務員については「平成21年地方公務員給与実態調査結果」を用いることにします.


注意点

全体の比較


「民間企業」(事業所規模10人以上)の一般労働者と「国家公務員」と「地方公務員」の全体の月収(超過労働手当て以外の諸手当て含む)を比較すると以下のようになります.
月収平均年齢勤続年数
民間294,500円41.1歳11.4年
国家公務員406,463円41.9歳20.6年
地方公務員395,068円43.6歳22.2年
(注)民間の月収は「所定内給与額」です.
地方公務員の「平均年齢」「勤続年数」は一般行政職の数値です.また地方公務員の「月収」は「全職種」の支給月額から超過労働的手当や通勤手当等を減じ,国家公務員の給与算出方法に合わせた数値です.


この数値だけで民間企業と公務員を比較すると民間<<国家公務員≒地方公務員の順になっており,民間と公務員に大きな給与差があるように見えます.
また,平均年齢が民間と公務員でほとんど同じなのに対し,勤続年数には2倍近い開きがあることも分かります.

そこで次ページ(→民間企業規模別での比較)では,民間企業をもう少し細かく分類して比較してみることにします.

【参考】
一般労働者の平均月収(2009年)
国家公務員の給与内訳(2009年)
地方公務員の諸手当(2009年)




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