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4つのYouTube動画を添えて…

 とりあえず下書きに取りかかりました。
が、仕上げることができるのか?
少々心もとない私です。

と綴り始めてから、何日も経ちました。
そして本日投下。

Bappa ShotaというYouTuberさんの動画を貼りながらの記事となります。
動画を一つ一つ視聴しながら読むと時間も労力もかかりますので、そこは皆さまにお任せしますが、私にとってはどれも興味深いものであることは伝えておきましょう。

 私がこの方の存在を知ったのはこの春のこと。たまたま目に入ったこちら↓の動画がきっかけとなりました。

youtu.be


みなさんにとって「幸せな生活」はどんな生活ですか?

という問いかけで始まるこの動画。
「質の高い生活が保障されている天国のような国が存在します。」
と続き、福祉先進国と言われる北欧の国フィンランドの暮らしが紹介されています。
人々の政府への信頼度、健康的なワークバランス、競争の無い優れた理念による教育、SISUと呼ばれる、国民が大切にする精神性についてが語られ、なるほど、これらが国民が感じる幸福感に繋がっているのだなと納得します。
 が、光あれば闇もある。
後半に語られるのは、思いも寄らないフィンランドの実態です。
鬱病の発症率、自殺者、アルコール依存症患者の多さ、さらには若者のホームレス化。
えええ?!何故に?
と疑問符満載となってしまいます。
北欧特有の冬の長さや厳しさが原因のひとつとされていますが、前述の「SISU」の精神…忍耐や孤高の姿勢を目指そうとする国民性がここではマイナスに作用してしまうようです。
 Shota氏が、最初に問うた
「みなさんにとって幸せな生活とは?」
を、改めて考えさせられたのでした。

 他の動画も、のぞいてみました、辺地に暮らす少数民族、極端な気候風土を持つ土地、珍しい風習を持つ国や地域などを尋ね歩くShota氏。多くの人に視聴してもらうことを目的として活動するYouTuberですから、人々の猟奇的な興味を誘うような動画もアップされています。
 
 この動画に出会った後、私は忙しくなりました。
一時期を孫を預かり共に暮らし、その後出産を終えた娘の家に参り、産後の彼女の暮らしを助けました。なのでその間、Bappa Shotaの動画を観ることはありませんでした。

 ところが先日、スマホ内に見かけたのがこちらの動画でした。

youtu.be

 大量生産、大量消費、果ては大量廃棄される服が、どこで、どのように生産されているのかを追ったもの。
あまりに劣悪な環境下で、貧しい人々が働かされています。
子どもたちまで、労働に駆り出されていました。
非常にショッキングな内容でした。
この動画をブログで紹介することも、チラと頭をかすめました。
しかし、同時にそれをする意味も考えました。
このような現実を知ることは、無意味なとことではないでしょう。でも、知った先にどのような行動が可能でしょうか?
巨大産業であるアパレル業界に対し、個人ができることなど何一つ無いように思えるのです。知った先の選択肢を持つことができないのです。
Shota氏発信は大変貴重なものですが、
どれほど多くの人がこの動画を視聴したところで、世の中は変わらない。
汚水が低いところ低い所へと容赦なく流れ込む苦しい現実を、安全な部屋の中で見ることだけで済ますしかない自分に、うっすらと罪悪感すら抱いてしまうのでした。

 Bappa Shotaの動画を観たことで、関連の情報が目に入りました。

 ウイグル人たちの暮らしの現実を知るべく、新疆ウイグル自治区に入り動画をあげた彼が、その後鳴りを潜めてしまった。新しい動画がアップされなくなったというもの。
中国政府によって身柄を拘束されたのではないか?という憶測情報でした。

件の動画はこちら。
6月28日にアップされています。
youtu.be


この動画の中で、さかんに使われた言葉が、「西側の情報によると…」
というもの。
Shotaさんは、“西側の情報”が伝えるこの地区での非人道的な現実の真偽を確かめるべく足を踏み入れました。 
とはいえ、中国政府がこのようなむき出しの好奇心を受け入れないことも分かっておりますので、彼はあくまで一観光者として新疆ウイグル自治区内にあるウルムチを訪れたのでした。

あくまで観光者を装いつつ、カメラを回すわけですが、常に監視されているような恐怖感が彼につきまといました。
カメラのレンズはもとより、視線の向け先にまで細心の注意を払いながら歩くのです。
そこここに見られる監視カメラと、セキュリティ。
ホテルに入っても、隠しカメラの存在が気になるShota氏でした。 
 
 街を歩くウイグル人達へのインタビュー…彼らは何を語るのか?語らないのか?語れないのか?
インタビューに応じた若者たちは、皆一様に明るい表情で、中国が果たした経済発展の恩恵を享受する自分たちの暮らしの満足を語ったのでした。
乱立する監視カメラを、自分たちの安全のための良きものとして受け止めてもいるのでした。
“西側の情報”筋が、洗脳教育の場とも、収容所とも呼ぶ子どもたちの学校付近からカメラを向けるも、そこでは楽しそうに遊び回る子どもたちの姿が確認されました。

(西側の情報と)全く違う…
ウルムチの街は、明るく平和そのもの。
Shota氏は大きなショックを受けます。
自分の見たもの聞いたものを事実と受け止めれば、自分が今まで思い込んでいたウイグル地区に関する情報こそが、虚偽のものとなるからです。


 2日目Shota氏は、同じ新疆ウイグル地区でもより西側に位置するカシュガルに向かいました。
ここででは状況が違いました。
カシュガルは高齢者が多く住む土地で、彼らは一様に口が重く、Shotaさんが差し向ける質問に対し
「そんなことを聞かないでくれ」
と返答します。
行動の自由は制限され、監視カメラはまさしく彼ら一人一人を厳しく監視し続けているようでした。

 

 そしてこの動画アップの後、彼の発信がパタリと途絶えてしまったのだそうです。
最後の更新の場所が場所だけに、コメント欄には彼の身の安全を心配する声が寄せられました。
この多くの人々の心配の声を知りながら、何のアクションも起こさないShota氏は、中国当局に拘束されたのではないか!

そんな憶測が容易に成り立ちます。

そしてこの憶測は、他の多くのSNS発信者の大きな関心事となりました。
また、それはおいしいネタ、格好のネタでもありました。

今、Bappa Shotaで検索をかけても、「当局に拘束されたShota」絡みの動画や発信が多く見つかります。

 さて、件の動画アップから3ヶ月弱の時を経た9月20日にアップされた動画がこちらです。
Shotaさんは無事に帰国しており、YouTubeの更新が止まった理由について丁寧に語られています。

彼は自分自身を見失ってしまったというのです。
また、自分自身の恐ろしさを感じ、SNSから身を守りたくしばらくそこから身を離す時間を設けたという事でした。

詳しくは動画を、視聴していただきたいところです。

youtu.be




 新疆ウイグル地区の動画を、多くの人が興味を抱き視聴したことは確かです。
Shota氏は、自分の目に映ったのを映像として残し、言葉を交わした取材協力者とのやり取りを発信しました。
しかし、それをどうしてもそのまま真っすぐに受け取れない人が一定数おられたようなのです。
中国は悪い国、恐ろし国であるということに考えを固定させている人や、固定しておきたい人は、この動画からこぼれた闇の部分はあるはずだと思うのです。取材を受けた人々の言葉も作られものではないか?と…。

 見たまま、聞いたままを発信した動画ですが、その受け取り方は人それぞれです。
それは、仕方のないこと。
しかし、この動画に関しては、寄せられた5000件を越えるコメントの中に、中国やその国民に対する根強い憎悪があぶりだされたものも混ざっていたようで、Shota氏は、多くの視聴者を持つ自分の発信の影響力に恐ろしさを感じてしまったようなのです。

「ぼくは恐ろしい兵器になってしまうのではないか?」
9/20の動画内では、そのように語っておられます。

ある特定の民族のあり方を認めないという姿勢…。
中国人がウイグル族を、
人々が中国人を、
我々が◯◯人を、◯◯国を、

同じような差別や蔑みの構図が幾重にも絡まっているように思います。

Shota氏が拘束されていた可能性…それは、一部の人々にとって、簡単には捨て難いもののようです。

帰国後の動画ですらも、これはAIによって作られた可能性があるという説も有り…。

もちろん私には分からない。
何が事実かの証拠も持ちません。



 ただ、多くの人に容易く伝播するSNSの世界は今や選挙の戦略にも活用され、実際に大きな影響力を持つようになりました。
自分の考える正当性を主張するために、相手をとことん貶めるという手法も採用されるようになりました。
そして何故かそこに人々が集まる。
相手を貶める言葉を聞くことに快感を持つ人も多く集まってしまう。

私だってそう。
自分が快く思わない人の悪口が耳に入ったとき、どう思う?
どんな感じ?
と胸に手を当てれば、あら?似たようなものなのですよ。

誰かが何かを発信してそれが人々の結束力を生めば、同時にそれに組みしない人々との分断と成り得ます。

 SNSは恐ろしいものでもありますね。

今や幼い子どもたちさえもその世界に接して生きています。

Bappa Shota氏の素晴らしい動画を楽しみつつも、自分の中に侵すことを許さない「平和で穏やかな場」をきちんと保っていたいと思う私です。

長い記事となりました。
読んでいただきありがとうございました。




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