前回同様、数枚の写真と共にこの夏の思い出を綴ります。
私の中にはいまだ“別れ”の余韻が色濃く残っており、少々感傷的な内容になります。
この先のお付き合いはそれぞれの方の判断に委ねたいと思います。
1ヶ月余のお助け生活が残り少なくなった頃から、娘は
「ああー、ばあさんが居なくなってしまう!」
と嘆きの言葉を発するようになりました。
私は私で、ベビーを抱き上げるごとに、その感触を味わうのも残り少ないのだという切なる気持ちに見舞われるようになりました。
産まれてすぐは「サイレントベビー」か?
と心配する程おとなしく眠っていたA君は、そのうちお腹が空いたと泣き、踏ん張ってもうんちが出ないと身悶え、抱っこを求めて泣くようになりました。
まるて「ビリケン」のようだ、と娘が言う通り赤あかとしたほっぺたは、風船のように盛り上がり、だるまさんのような顔形。
その顔を赤黒いほどに紅潮させて、必死な声をあげるA。
抱き上げて、彼の頭に頬ずりすれば、ああ温かくて湿ったい。
Aは泣き止み、首をのけぞらせておっぱいを探し始めます。
可愛いね!
おっぱいにありつけず、再びぐずりだすこともあれば、そのままとろりとまぶたを閉じてゆくことも。
そうやって日に何度も抱き上げてやったね。
そんな日々も終わりを迎えました。
最終日、Tパパさんの車に皆が乗り込み、高速バス乗り場まで私を送ってくれました。
旭川行きのバスが到着。
それに乗り込めば、これまで日々目の前で暮らしてきた家族が、ガラス越しの存在となって…ああ、さよならだなと、目頭が熱くなるのでした。
出発までの時間があるので、もうお行きと手を振ると、彼らは振り返り振り返り遠ざかっていきました。
その中でもKが、何度も何度も、柱の隙間から、人並みの流れの中から、最後の最後に道を折れ曲がる場所から振り返って手を振ってくれました。
6〜7月は湧別での1ヶ月余を、7〜8月は札幌での1ヶ月余を共に過ごしたKでした。
バスが動き出し、多くの人の行き交う道に彼らの姿を見ることは叶わないだろと思いつつも、家族の去った道に目をやれば、赤レンガテラスに入ってゆく娘の黄色いキュロットが見えました。
さよならみんな!
楽しかったよ。
ありがとう!
膨張する涙をこぼさないようにするのがやっとでした。
程なく娘からラインが!

たまっていたAのうんこがとんでもない量だったのでしょうか?
紙おむつの隙間からあふれかえる程に?
娘のはいていたキュロットズボンまで汚してしまったようです。
Aよ!これは ある意味Good Job!だぜ!
旭川からは夫の車に乗り込み、久しぶりの我が家に到着しました。
気持ちの熱いうちに、思い出の写真を貼り残すことにいたしましょう。
7/29

Kの夏休みが始まりました。
この日は加入した子ども消防団のイベントデイ。友達との待ち合わせ場所である小学校まで送っていくことにしました。
途中にある草原の中に若いエゾシカの姿が…。
7/30
2階に上がり、ベットに入りかけたところKがやって来て言うことには、
「ばあば月が綺麗だよ」。
空を見上げて雲や月を眺めるのが好きな私を知っているTパパが、その夜の月が美しいことをばあばに教えてあげなと、Kを寄こしたのでした。
どれどれと、部屋を移動し空を見上げましたが、こりゃ外へ移動だわ!とKと共に外へ出ました。
その時のお月様。

8/1
暮れゆく空

同日夜、ベビーAを抱っこして皆で夜の散歩。
コンビニまで歩きました。

8/2
うつくしお空…Tパパさんが撮ったものをいただきました。

8/8
うつくし夜空

8/9

Tさんパパの車窓から。
北広島へ向かう道中。皆でお祭りに繰り出しました。不安定な空模様。

おお!虹が出たよ。前席に座っていたKが写真を撮ってくれました。
お祭り会場は途中から雨降り。

次男Yがやってきて、お寿司を食べて、盆踊り見て、夜はスイッチスポーツで盛り上がった日。

8/14
Tパパが夏休みに入りました。
どうする?何する?どこへ行く?
中々決まらぬ家族会議の末、牧場が経営するソフトクリーム屋さんへ行きました。

8/17

Tパパの夏休み最終日、私の滞在日数も残り少なくなった日、ラーメン屋さんへ繰り出しました。
時間をずらして行ったものの、一軒目も二軒目も店外で待つ人が。人気店なのだね。
Tパパさんが並んでくれて二軒目の店『はなうた』のラーメンを味わうことができました。
Aは、途中ぐずつく時間もありながら、狭い小上がりの片隅で泣き出すことなく寝ていてくれました。

『はなうた』は個性的な薬膳ラーメンを出すお店なのだそう。
私は無難なお味の醤油ラーメンをいただきました。。
8/21

Aを抱いた娘と共に、ちいずの散歩。
私の姿を娘が撮ってくれました。
この先に見える道は、大きな街路樹が並ぶ気持ちの良い道です。


この道の横は雪印種苗センターとなっており、広い敷地内は豊かな森になっています。バラなどの苗木販売も行われているようです。
雪印といえば、牛乳とバターというイメージしか浮かばない私でしたが、このような事業も展開していることを知りました。
随所にある公園、緑豊かな町、並木道、住宅地の庭々…景色を楽しみ娘家族との交流を楽しんだ素晴らしい夏でした。
本日より仕事再開です。
きっぱりと気持ちを切り替えることにいたしましょう。