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limbo 曙橋作品集/私的アルビニ名盤選


limboという本を出します。曙橋作品集というタイトルで2024年5月以降に描いてきたフルカラーのイラスト集と、セルフライナーノーツと題したイラストに纏わる日記及び解説をまとめたエッセイ集、2023年~2025年中に聞いていた音楽についてまとめた簡易的なディスクガイドをコンパイルした全120ページのZINEになります。また巻末に私的アルビニ名盤選というタイトルでアルビニ録音のマイベストのレコメンド、そこから派生した4つのコラムをまとめた音楽ZINEが付属します。9月7日にビッグサイトにて開催されるコミティア153で頒布、直後にBOOTHで通販もする予定です。

今回ゲストをお呼びしていてnotaさん(Twitter:@nota_p_astrum)、一個人さん(Twitter:@1_kozin)、多部なこさん(Twitter:@tabenacoNEO)の3名それぞれとイラストを共作、文章の方ではPot-pourri/2lcdの液晶さん(Twitter:@100LCD)にも参加してもらってます。どの方も自分が心からリスペクトしているクリエイターであり、表現の方法やフィールドは違えど切磋琢磨してきたと勝手に思っている方々で、こういった形でコラボレーションができてすごく嬉しいです。いただいた作品どれもこれも本当に素晴らしくたくさんの刺激をもらい、その都度フィードバックの繰り返しでできあがった本だなと思います。

ディスクガイドの方ですが、続刊pärk23-25と名付けてはいますがpärk(2024年に頒布したイラスト集+スロウコアを中心とした音楽ZINE)の続きというわけではなく普通に個別のものとなっていて、ただ自分の音楽趣味的にスロウコアやポストロック、エモ、インディーフォーク、ジャズやポストパンクに寄ったものが多くを占めています。ジャンルの枠を定めず選出したこともあり、自由だからこそ一貫したものが浮き彫りになったかと思います。結果的に序盤のイラスト集とリンクするものもあり、シームレスに延長線として聞けるものが多いかと思います。楽しんでいただければ幸いです。

 


私的アルビニ名盤選に関しては、スティーヴ・アルビニが参加したバンド及び彼が関わった作品を辿りながらそこから派生したレーベルや各地の人脈、個人的に辿ってきたシーンなどなど、いつかブログでまとめたいなと思っていたのですが、どうしても膨大になり記事を分割せざるをえないため、纏まった冊子として出したいと考えていたものを今回収録させました。アルビニ録音の代表作を並べる歴史を総括するようなディスコグラフィではなく、タイトル通り自分の好みを優先した私的な目線から掘り下げていったレコメンドで、アルビニ録音+アルビニ録音ではなくとも関連性が深いと自分が感じたものを合わせて約70枚挙げています。

コラムの方はそこから飛躍させていったものを違う視点からピックアップしていて、

 

レッド・ツェッペリンスティーヴ・アルビニ

スロウコア/サッドコアから聞くアルビニ録音

エレクトリカル・オーディオから辿る周辺作品

現在のシカゴシーン

 

の4つとなります。こちらでは単独で約30枚ほどの作品を挙げていますが、ガイドではなくコラムの中で触れて行くという形式のため、一枚一枚の掘り下げは本編の私的アルビニ名盤選と比べると浅くなっています。

レッド・ツェッペリンスティーヴ・アルビニロバート・プラントジミー・ペイジ二人による小規模な復活作品に彼が関わっていることを取っ掛かりに、パンクとハードロックという70年代に相反する要素に思えた双方の視点と、音楽性やプロデュースという観点から共通項を探りつつ90年代にリリースされたペイジ&プラントの作品へと繋いでいきます。

スロウコア/サッドコアから聞くアルビニ録音は、90s以降のスロウコアやポストロック前夜として音楽性を変化させていった当時のアーティストの作品にアルビニや周辺人物が関わったものがとても多く、録音の手法を踏まえた個人的なジャンルの聞き方を具体的に作品を挙げながら掘り下げていったものになります。こちらはpärkの私的スロウコアガイドで触れたアーティストも多数登場しますが、視点を絞ることでできるだけ違ったものを提示できるよう努力しました。

エレクトリカル・オーディオから辿る関連作品はボブ・ウェストンやグレッグ・ノーマンといった今でも知られているエレクトリカル・オーディオのスタッフや、ジェームス・マーフィー、ジョン・コングルトンといったかつてアルビニの元でエンジニアリングを学んだ面々がその後どういった作品を手掛けていて、どのようにシーンが派生していったか、関わった作品をピックアップしながらそれぞれの作風について自分の視点で切り込んだもので、後の活動と結び付けていきます。

現在のシカゴシーンは2020年以降にアルビニのスタジオであるエレクトリカル・オーディオで作品を録音した現行シーンの若手バンドと、そこを中心としたコミュニティ及び90s~00sにシカゴを中心とした当時のシーンの面々とどう関わっているかを触れていきます。こちらは同時に一連の流れを総括したものとなります。

これらのコラムに関してはこちらもいずれブログで書きたいと考えていたことをベースにしたのですが、ZINEを作っている最中に勝手に筆が進んでいつの間にか形を変えたり肉付けされていったものが多く、いずれも自分ならではの視点で作れたかなと思うし、一度大きなガイドを下地にすることで、個別で書かざるを得ないブログ形式より纏まった面白いものを掲示できたのではないかと思っています。元々構想していたものではあったのですが、2024年の訃報もありどうしても意識したものになってしまったかなと思います。当時ブログで挙げた突発的なベスト(20240509 - 朱莉TeenageRiot)は今見ると被っていたり被ってなかったりする部分も多数あるのですが、主要の選盤は近いものになってるので参考にしてもらえると幸いです。

 


 

以上になります。私的スロウコアガイドも私的アルビニ名盤選もこれを作るために新しく聞いたって作品はほとんどなくて、元々数年前からずっと考えていたもの、普段から頭の中でぐるぐると反芻していたことを見える形に再出力したものになるため、これ以降こういった形でまとまった音楽ZINEを出すことは相当積み重ねがないと難しいだろうし、これ以降はまたぼちぼちブログを書くような感じになるかと思うので、一時期の自分の総括としての作品になったかと思います。本ブログを普段から読んでくださってる方にはイラストの方は追っていない方も多いかと思いますが、曙橋という名義でSNS(Twitter:@_map___)とPixiv(曙橋 - pixiv)の方で投稿しています。こういった絵を描いてる人はどんな音楽を聴いているのか、逆にこういった音楽を聴く人はどういった絵を描いているのか、なにかしら取っ掛かりが作れたり、違う視点を少しでも提示できれば嬉しいなと思います。9/7のコミティア当日はQ64aというスペースで直接頒布しているので、もしよかったら遊びに来てください。

 

追記 9/8:コミティアお疲れ様でした。来ていただいた方はありがとうございます。注文部も全て届いたため通販ページを公開しました。よろしければご利用ください。

 

 

前作

 

 

 




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