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pärk 私的スロウコアガイド 冒頭文公開(introduction/まえがき/目次)

pärkというタイトルの同人誌(イラスト集/エッセイ/私的スロウコアガイド)を昨年2月に行われたCOMITIAにて頒布しました。リリースから約1年が経過しましたので、冒頭のintrocutcion/まえがきと目次(本編未収録)、ディスクガイドのINDEXを公開します。現在もBOOTH(pärk - akebonobashi - BOOTH)から購入可能なのと、今後即売会などでも持っていく予定です。どういった本なのか、以前一度まとめた記事もありますが、今回の冒頭文でもどんなものか雰囲気は伝わると思うので参考にしていただければ幸いです。

 

 


 

 

 

画像

pärk 全118ページ(内カラーイラスト30ぺージ)

 

目次

 001  pärk(イラスト集)

 031  セルフライナーノーツ

 037  私的スロウコアガイド  introduction/まえがき

 040  Slint

 042  私的スロウコアガイド 本編

 096  uri gagarn

 098  Quarterstick Records 特集

 103  コラム / 音楽を聴く環境について

 104  Southern Records 特集

 109  コラム / スロウコアマイベスト10

 110  ポストロック史観から聞くサウスロンドン

 114  Zum Audio 特集

 116  あとがき

 118  INDEX

introduction

本ZINE「私的スロウコアガイド」はスロウコア/ サッドコアの歴史やシーンを総括しよう、決定版ガイドを作ろうといったものではありません。イラストを描き始めた2020 年~ 2023 年に愛聴していたスロウコア/ サッドコアと呼ばれている音楽を今一度振り返り、自分の中に出来上がったスロウコア感とは一体どんなものなのか、ある程度代表作とされる作品について書き連ねながら再び歩み寄ってアーカイブ化する目的で書かれたものになります。そしてスロウコア/ サッドコアは秋~冬にかけて聞きたくなるような、素朴でくたびれた音楽が多いのですが、この手の音楽を聴いていると自分の中でこんなににもしっくりくる音楽があったのかと驚かされてしまうシチュエーションが生活の中にも多々あり、そしてこの情緒はもっとポピュラーなものではないか。それを身近な人にも、そうでない人にも共有してもらいたい、という思いが形になったものでもあります。

またここ数年で愛読していた音楽ブログが次々と消えていってしまい、インターネットも永遠ではないという事実を思い知らされることが日々多くなり、どう残すか考えてしまう機会がとても増えました。ブログやSNSで音楽について発信するだけでなく、それを自分自身一つ手に取れる形で残しおきたいという気持ちが強まっていたのも関係しています。完全に1人でチョイスしたので「自分にとってのスロウコアってこんな感じ」という非常に偏りの強い選盤になってますが、ジャンル付けというカテゴライズ自体が「その人がその音楽をどう聴いているか」という個人史や目線を可視化するものだと思っているので、あくまで個人の目線での”スロウコア/ サッドコア観”の一つの記録として、自分ならではの選盤になってると思います。本ZINEを通して、誰かにとって音楽をより豊かに、より新しい目線で聞くことに役立てれば幸いです。

まえがき

本書で取り上げさせて頂くスロウコア/ サッドコアというジャンルは1990 年前後に出てきたCodeine、Low、Red House Painters、Dusterといったバンド達の音楽性を表す際によく用いられた、遅い、寒々しい、ミニマルなリズム、陰鬱なメロディ、というような言葉で主に表される、非常に曖昧で漠然とした指標であり、同時代のグランジシューゲイザー、後のポストロックやエモほどシーンとして広まったわけでもない。グランジブームへの反発として静寂な音楽が好まれたというような話も見れば、Slint以降のポストハードコアがポストロックやエモに至る途中経過もしくは亜種、純粋に”スロウなハードコア”という意味で使われたり、The Velvet Undergroundから地続きのGalaxie 500の系譜のもの、またフォークやカントリーの一つの形態として使われることもある。10 年台以降はインディーフォークやアンビエントシューゲイザー/ ドリームポップとも合流し、ジャンルというより一つのスタイルとして自然と血肉化しているアーティストも多数確認できる。これもあくまで自分の認識であり、各々のスロウコア/ サッドコア観があると思うので、本書に限ってはこれを指標としてチョイスしたものだということ、そして先ほど触れたジャンル名や同シーン内のアーティストについて、とくに説明なく文中に引用することが多々あることを最初にご留意頂きたい。

(pärk本編に続く)

 

 

110ページ~の「ポストロック史観から聞くサウスロンドン」に出てくるアーティストやアルバムに収録された曲をまとめたプレイリストです。今回初公開になります。どんな内容か、私的スロウコアガイドの巻末に位置されていること、収録曲やアーティストを見るだけでも、ある程度想像がつく方もいるのではないかと思います。文中に出てくる順番に羅列しているのと、アーティスト名を出したときに、自分が思い浮かべていた曲を収録していますので、既にチェック済みの方も楽しめるかと思います。

 

 

 

とくに本編内のQuartersticks Records 特集(RodanやJune of 44、Tara Jane O'neilなど)とSouthern Records 特集(Karateや90 Day Men、Sweep the Leg Johnyなど)で触れた数々のアーティストもここでリンクするようなものになっていて、すごく個人的な一視点の記録ではありますが、昨今のサウスロンドンシーンを追いかけている人にも往年のポストロックファンにも馴染み深い内容になってるかと思います。また来日が決定したKarateやUnwoundについても触れてますので、周辺シーンの簡単な予習としてもいいかと。

 

こちらは私的スロウコアガイドの雰囲気を簡単になぞれるような30曲を収録したプレイリスト。以前ブログ内で公開したものと同じです。実際はサブスク解禁されてない作品も多いですが、入門向けとしてある程度聞きやすそうな曲で固めています。

 

pärkを発売した2024年3月~現在にかけてリリースされたアルバムの中で、個人的に本の雰囲気と近いなと思ったもの(もし本のリリースが遅れたら収録したかったなと本気で思ったものも多い)をまとめたプレイリスト。先日SNSで公開したものと同じです。年間ベストとはまた違った観点で選びました。

 

販売ページ

こちらのBOOTHから購入可能になります。発売1周年ということで、本日以降注文してくれた方に特典として栞を2枚つけようかと思います。昨年COMITIA会場で配っていたもの+新しく作った栞の2枚です。無くなり次第終了なのでご了承ください。

栞サンプル(左右で裏表になっています)

 



 

イラストについて

今回はブログの趣旨もありイラストに関して一切触れていませんが、一応こんなイラストが収録されています。紙で印刷されたことでかなり重厚なものに仕上がっているので印象は違うかと思いますが、参考にして頂ければ幸いです。続くセルフライナーノーツはイラストに纏わるものから全く関係ないものまで、自由に書いたエッセイになります。私的スロウコアガイドとは"徹底的に個人的なもの"であるという点で一貫したものはあるかと思います。

 

イラストですが、この1年でも新しいものを多数描いていてpixivのページから確認可能です。ありがたいことにアーティストの方のアルバムのジャケットやアートワークで関わらせていただいたものもいくつかあり、作品が溜まったらまた本にする予定です。

 

 

以上です。今後もよろしくお願いします。

 

 


関連記事

COMITIA参加時の日記及び印刷の設定と、制作時に参考にさせていただいたリファレンスとなるディスクガイドやイラスト集、イラストレーターの方などを挙げています。

 

ありがたいことにイラストで参加させてもらった作品についてです。

 

今回の冒頭文公開と近く、"pärkからの転載"という形で昨年書いた記事になります。来日のタイミングに合わせてのものでした。今回の冒頭文とセットで本の内容がより伝わるかと思います。

 

リリース前に告知したZINEについての説明文。今回と結構内容が被っています。

 




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