こんばんは。
Patricia Ryan Madsonさんの『improv wisdom Don’t Prepare, Just Show Up』
昨日から、二つ目の格言である「don’t prepare」についての話を始めました。
私たちが「今」、つまり「この瞬間」をどれだけ未来のために使ってしまっているか?
それを表す一例として、英語の授業での一幕について話ました。あなたも経験があるのではないでしょうか。
でも、これは学校のクラスの中の話だけではありませんよね。
Experiments in social psychology have confirmed that we don’t listen very well when we are going to be called on. Most participants had no memory of the names of those who introduced themselves just before or just after them. We are either preparing our own remarks or judging how well we did. Everyone does this to some extent – think ahead, when we ought to be listening.
会社勤めをしている方であれば、重要な会議や、学会といった場面で、プレゼンをする機会があるかもしれません。あなたは、自分の発表が気になってしまい、あなたの前に発表している人の話を聞いていない。これは分かりやすい場面かもしれません。
そういう機会がなくても、ある集まりで参加者が簡単に自己紹介をする場面。これはより多くの人が経験しているでしょう。自分の順番が回ってきた時に「何を言えばいいか」をずっと考えていて、他の人の自己紹介を聞き流してしまう。結果として、話の内容どころか、その人の名前すら憶えていない。
誰しもこんな経験はあるはずです。自意識過剰な人がその傾向が顕著だとしても、誰もがある程度はこういう側面を持っている。
これは社会心理学の実験で証明されているのです。
こういった日常の場面でも、いかに私たちが「今を生きていないか」が示されていますね。
古来から「今を生きる」ことの大切さは謳われ続けてきましたが、現代はその強調が顕著になっているかもしれませんね。スマホやSNSは私たちの生活環境をますます便利なものにしてくれた反面、今を生きることを難しくしている。常に私たちの意識を逸らし続けて、今に集中することがますます難しくなっている。そして、私たちは何かしらの救いを求める。ヨガや瞑想がこれほどまでに注目され、実践されるのはその表れでしょう。
improv、即興は「今を生きる」ことそのものです。
そして、「don’t prepare」はその強力な一つの方法です。
Patriciaさんの著書『improv wisdom』のサブタイトルが「Don’t prepare, Just Show Up」となっていることからも、このことがわかると思います。
私たちが具体的に何をすることができるのか?
この後、深堀りしていきますね。
明日に続けます。