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秘策!? フラッシュ封じの巻

宙マン「さぁ受けてみろ、怪獣ども!

 とどめだの一撃……

 宙マン・エクシードフラッシュ!!

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北海道千歳市在住のスーパーヒーロー、我らが宙マンが最も得意とする

定番の必殺技といえば、何といってもこの「宙マン・エクシードフラッシュ」。

全身のエネルギーを、特殊な呼吸法によって極限まで凝縮し……

両腕をL字型に組み合わせることで放たれる、虹色の破壊光線!

その直撃を受ければ、たいていの凶悪怪獣はひとたまりもない。

エクシードフラッシュの一撃により決着がついた、数々の名勝負。

本シリーズを愛して下さる読者の皆さんであれば、そんな戦いの記憶が

すぐにでも鮮やかに思い出されてくるのではないだろうか。

かくして、今日も――

徒党を組んで、一斉に襲い掛かって来た怪獣軍団の荒くれどもめがけて

エクシードフラッシュが連続炸裂する。

やったぞ宙マン、大勝利!

エクシードフラッシュの威力は、今日も誠に素晴らしいものであった。

 

 

  • 玄光社

さて、ここでいったん場面は変わって……

暗黒星雲の奥深く、お馴染み怪獣軍団の本拠地。

四大怪獣敗退の報に、真っ赤に目を血走らせて怒り狂っているのは

これまたお馴染み、怪獣魔王イフである。

イフ「ぐぬぬぬ……えぇい、揃いも揃ってふがいない奴らめ!

 四匹かかりで宙マンに後れをとるとは、何たる失態か!」

ゾネンゲ博士「は……ははっ!(汗)」

ゾネンゲ博士「恐るべきは、宙マンの腕から放たれるあの必殺光線……

 ますます磨きがかかった、エクシードフラッシュの威力でございます。

 あの光線さえどうにか出来れば、勝機を掴むことも……」

イフ「ふむ……だが容易ではないぞ、博士」

 

そう、そうなのだ。

怪獣軍団とて、幾度も痛い目にあわされ続けたエクシードフラッシュに対し

ただいたzらに手をこまねいていたわけではない、

だが、それらが必ずしも思うような結果をもたらさなかったと言うことは

誠に残念ながら、今日までの戦火が証明しているのもまた事実であった。

 

ゾネンゲ博士「まさに、恐るべきはエクシードフラッシュの威力」

イフ「……あの技さえ、なんとか攻略できれば……!」

「ぐふふふ……

 何を恐れることがありますか、そんなモノ」

イフ「むっ! 誰だ!?」

どこかで聞いたような台詞ともに、忽然と現れて進み出てきたのはこちら……

きかん気の強さと言う事のデカさに定評のある、(自称)宇宙帝王・バド星人。

バド星人「エクシードフラッシュ攻略の秘訣は、徹底した撹乱戦法!

 相手に先読みされない、トリッキーで身軽な動きによって……

 フラッシュを使う余裕を与えまい、と、まぁそういう感じで」

イフ「おお、なるほどな! して、そこまで言うからには……」

バド星人「えぇ、そらもう、勿論アッシが行きますともさ!

 宇宙の帝王・バド星人にかかれば、宙マンなんて小僧を倒すことなど

 朝飯前でござんすよ!」

ゾネンゲ博士「……こ、こらこらっ、バド星人よ!

ゾネンゲ博士「加減、その“宇宙の帝王”というのはやめろと言うのに!

 しかもよりによって、我らが魔王様の御前で……」

バド星人「へ? なんでですかい、ゾネンゲ博士?

 魔王様は「魔王」、そしてアッシは「帝王」。

 ちゃんと住み分け出来てるじゃないですか、何か問題でも?」

ゾネンゲ博士「だーっ、そういう事を言ってるんじゃなくてっ!(汗)」

イウ「わははは……よいよい、苦しゅうない!」

イフ「それだけの軽口を叩ける元気、むしろ頼もしいことではないか。

 バド星人よ、その意気で必ずや宙マンめを倒してみせるのだぞ!」

バド星人「ははっ、おー任せをっ!」

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かくして、宇宙円盤に搭乗し……

地球を目指して一直線に飛んでいく、恐怖の(自称)宇宙帝王・バド星人。

バド星人「ぬっはっはっは……見とれ、宙マン!

 宇宙の帝王・バド星人の前に、お前をひれ伏させてやるわい!」

おお、危うし地球、危うし宙マン!

 

さて一方、例によってそんな事とは露知らず……

まったりと平和な時間を過ごしていた、こちら千歳の宙マンファミリー。

ビーコン「いえっふ~、みんな元気してるっスか~!?

 良い子とワルイコ両方のアイドル、あなたのビーコンちゃんっスよ~」

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ビーコン「……って、無駄話してる場合じゃないっス!

 それじゃさっそく本題、今日も楽しく今が旬なアニメの美少女たちと

 彼女たちにまつわるエロくて下世話な妄想についての話題を……」

 げ し っ !

ビーコン「ハンニャラ、ヒ~っ……」

落合さん「ねーい、本当にそろそろ大概になさいませっ!(怒)

 ビーコンさんったら、最近そればっかりじゃないですのっ」

ビーコン「仕方ないじゃないっスか~、みんながそれを求めてるんスからぁ」

落合さん「いけしゃあしゃあとッ。警察呼びますわよ!?

 ……あー、もうアナタには任せておけませんッ。

 ここから先の話題は、不肖この落合が仕切らせて頂きますわ!」

ビーコン「へ? 落合さんがっスか――で、ナニ話すんスか?」

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合さん「へっ? えぇっと、ですわね、それはその……。

 ……あの、お天気の話題……とか?(汗)」

ビーコン「だーっ、さては何も考えてなかったっスね、このオネーチャンはっ!

 付き合い始めて間もない中学生カップルじゃあるまいし……

 この期に及んで天気の話題はないっしょ、天気の話題は!?」

落合さん「……ぁうっ、ここぞとばかりにツッコまないで下さいっ!」

ビーコン「あー、もう、やっぱ落合さんには任せておけないっスね!

 罰として落合さん、オイラにおっぱい揉ませるっス――

 そして今回は、セクシーサービス描写だけで丸々一話使い切る方向でッ!」

落合さん「……そ、それはもっとだめですっ!」

ビーコン「問答無用っス! さぁ子猫ちゃん、大人しくするっス~!」

落合さん「あ~れ~、お助け~!(汗)」

 

その場の流れとは言え、珍しく強気なビーコンと守勢に回った落合さん。

このままなし崩し的に、深夜アニメばりの桃色セクシーサービス描写が展開……

……かと思われた、まさにその時である!

「ぶわーっはっはっはっ!」

バド星人「さぁて宙マン、もはや逃げ隠れしても無駄だぞ――

 宇宙の帝王からの挑戦状、謹んで受けてもらおうかね!」

 

シュボッ! シュボボボッ!

おお、見よ! 戦慄せよ!

宇宙円盤から、ストロボのようなフラッシュ光が断続的に放たれると同時に

地上の建築物が壮絶な爆炎をあげつつ、次々に四散していくではないか!

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ビーコン「ちぃぃぃっ、もう少しのトコだったのにっス!」

落合さん「ホッ……ああ、助かりました、危ないところでしたわ……

 ……って、そんな事を言ってる場合じゃなさそうですわね!?(汗)」

ビーコン「きっとまた、怪獣軍団が新手を送りこんできたっスよ!」

バド星人「ぶわはははは、その通り!

 さぁ、早く出て来い宙マン、このアッシと尋常に勝負、勝負~!」

 

宙マン「おやおや、これは一体なんの騒ぎだね?」

そこへ呑気に現れたのは、散歩帰りの宙マンとピグモン。

 

落合さん「あぁ、お殿様、良いところでのお帰りを!」

ビーコン@どーもーこーもねぇっスよ、見ての通りっス!(汗)」

落合さん「実はかくかくしかじかで……」

ピグモン「あわわっ、それはたいへん、イチダイジなの~」

ビーコン「アニキ、ここはひとつ、例によってお願いするっスよ!」

宙マン「(頷き)ようし、分かった!

 宙マン・ファイト・ゴー!!

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閃光の中で、みるみるうちに巨大化する宙マン。

さぁ、今日もまた正義の味方のお出ましだ!

バド星人「ぶわははは、そうでなくてはいかんわい。

 来たか宙マン、待ってたホイだっ!」

宇宙円盤から転送光線が放たれ、空中に激しいスパークが生じ……

巨大化したバド星人が、瞬時にその姿を地上に現した。

宙マン「むむっ、お前はバド星人だな!」

バド星人「いかにも、宇宙の帝王だ!」

宙マン「私は、無益な戦いは好まない……

 だがお前のように、平和を乱す者には容赦しないぞ!」

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ファイティングポーズで敢然と身構える宙マン。

さぁ、またまた世紀のビッグファイトの幕開けだ!

 

バド星人「ぶわははは! 抜かせ宙マン、これでもくらえっ!」

光線銃の抜き撃ち一閃!

宙マン「なんの!」

その攻撃をみごとに見切り、プロテクションで受け止め無力化する宙マン。

 

が――それと同時に、バド星人が次の動きへと転じた。

バド星人「ぶわはははは! そりゃーっ!」

宙マン「おおっ!?」

おお、なんという跳躍!

驚異的な身体能力で宙マンの頭上を軽々と飛び越え、背後に回るバド星人。

宙マン「!?」

バド星人「ぶわははは、まだまだ!」

再びジャンプし、空中回転!

そのすばしこさの前には、宙マンもエクシードフラッシュ発射はおろか

腕をL字型に組んでいる暇すらない。

あちらかと思えばこちら、着地したかと思えば再び空中へ――

めまぐるしく機敏な身のこなしと、幾度となく見せる連続ジャンプで

バド星人は宙マンを翻弄し、そのペースを撹乱する。

バド星人「ぶわははは!

 そら、どうした、こっちだこっちだ!」

宙マン「……うぬっ、ちょこまかと!」

バド星人「ぶわはははは、愉快愉快!

 さぁ、まだまだドンドン行っちゃうぜ! おりゃーっ!」

またまたジャンプし、空中回転するバド星人。

急降下の勢いで、宙マンめがけて華麗な空中キックを決める!

……はずだったのだが。

バド星人「お、おわわわわわっ!?(汗)」


ああ(自称)宇宙帝王、いささか調子に乗りすぎた。

宙マンに体をかわされ、勢い余って着地に失敗、うっかり足を滑らせて

真っ逆さまに崖の下へと転落していく!

バド星人「ひぇぇぇ……や、やめて止めてやめて止めて(中略)やめて止めて

 やめて止めてやめて止めてやめて、誰かタスケテぇぇ~っ!?」

ドカンと一発、最後の「落ち」は大爆発――

(自称)宇宙帝王、何とも間抜けな「自爆」であったとさ。

 

 

( ゚д゚)ポカーン……。

落合さん「……何だったんでしょ、今のは?(呆然)」

ビーコン「……さぁ?(呆然)」

ピグモン「はう~、ピグちゃんには難しくてわかんなかったの~」

イフ「えぇい……ば、バド星人、あの大バカ者めが~っ!!(怒)

 さんざん大口を叩いておいて、何だあの無様な負けっぷりは!?」

ゾネンゲ博士「ちょ……落ち着いて、冷静になって下さいませ、魔王様っ!

 バド星人には、後で私からよく言って聞かせますのでっ!(汗)」

 

宙マン「えーと……この場合、私はどうしたらいいもんかねぇ?」

ビーコン「う~ん、とりあえずはアニキの勝ちってことで……

 何かこう、かっこよくポーズでもとっておけばいいんじゃないっスか?」

落合さん「ビーコンさんったら、そんな投げやりな……(汗)」

宙マン「……ま、それが一番無難だろうねぇ(苦笑)」

 

かくして「勝利のポーズ」を決め、とりあえずその場を取り繕う宙マン。

いろいろと、釈然としないオチのつき方ではあったものの……

何はともあれ、地球は今日も平和なことだけは間違いなかったようである。

 

千歳の英雄、我らが宙マン。

この次に、彼の前に立ちはだかるのは……

はてさて、一体いかなる強敵か!?

 

 

 

  • 双葉社

  • 作者:青山 通
  • アルテスパブリッシング

 

  • 玄光社




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