(第八回)
~入院生活の美味しい道連れ~
(不定期連載記事「あァ、ときめきの病院飯」の第八回めになります。
その前段として、よろしければこちらの記事↓もご参照下さい)
koumemylove4794.hatenablog.com
必要以上に詮索されたり、揶揄のための殴り棒にされたりするのも嫌なので(じっさいいるんですよ、
そういう人って!)具体的な病名その他についての言及は避けますが、それでも家人の発見が
もう数時間遅かったなら意識を回復したり、普段通りの思考を維持できていたかどうかも
かなり怪しかったそうですので、いろいろシャレになっていなかったのだと思いますし……

(画像はGrokによるAI生成)
そんなわけで、入院当初は足腰が弱り切っていて、歩くことはおろかベッドから立ち上がることも
ままならない有様で、もしもの時のリスク回避のためにトイレへ赴く際には必ずナースステーションへ
看護士さんにコールをかけ、その見守りがなければいけなかったり、いざトイレで用を足そうにも
弱った手足では寝間着や紙パンツをスムーズに脱ぐとこもままならずに「粗相」をしてしまったり……
僕もいい年なもんで結構な屈辱なんですよね、コレが(赤面)。
それと面会や差し入れに来てくれる家人との間で、このたびの僕のブラックアウトの原因の大半が
不摂生な生活と僕自身のオタク的趣味生活によるものだと言うんで、それが偏見か否かと言う
不毛な口論を重ねることにもなったりして、早く自室ん戻りたいのに一向にそれがままならない
あの時点での地震のふがいなさを内心で嘆いたり、半ばやけくそ気味に心がささくれだったりもしました。
でも、たとえそんな時であったとしても。
毎日毎日、朝・昼・夜の決められた時間に食事が運ばれてくると自然に心が和んでときめくものですし
それを食べた瞬間に間違いなく体が嬉しがり、「生きたがっている」自分自身の本能を実感させられて。
……昼夜の別なく僕ら患者を見守り、お世話して下さってる医療関係の方々や、口ではなんやかやと
遠慮ない憎まれ口を叩きあいながらも、それでも足しげく差し入れや面会などに来てくれていた家人。
いろんな方々に「生かさせてもらっている」としみじみ実感しつち、今日も美味しく病院食を
ペロリと完食しちゃう僕なのでありました(笑)。
そう、それこそが退院への唯一無二の近道であると固く信じて!
●11月7日(金曜日)
(朝)
〇ご飯
〇キャベツの味噌汁
〇挽肉と豆腐、人参の炒め煮
〇おくらの冷製
〇のり佃煮(一口サイズのビニールパック)
〇紙パックの牛乳・200ml

(画像はGrokによるAI生成)
朝と昼の二階に渡って供された挽肉系の炒め物や煮物、あるいはこの語の夕飯時に
出てきた中華あんかけ系のメニューなどは、白いご飯にかけて食べると相乗効果によって
その旨味もよりくっきりと際立と、食べ応えの満足度がいや増します。
よってこの日も、朝から迷うことなく飯にダバァ(笑)。
そうやっていろいろ試せる基礎土台、プラットフォームとしての白飯の優秀さってものを
改めて思い知った入院生活でもありましたね。
(昼)
〇ご飯
〇ほっけのほぐし焼き
〇春雨と挽肉、人参の炒め煮
〇ポテトサラダ
〇醤油(一口サイズのビニールパック)
〇缶フルーツ(白桃)

(画像はGrokによるAI生成)
この日の昼食メニュー、個人的注目事項はポテトサラダ。
なんたってですね、箸でつかめば滑り落ちるようなスカスカの小サイズではなくって
芋がごろっとしていて、存在感アリアリ!!
やー、些細なことですけどね、こういうのが妙に嬉しかったりするんですよ。
消化よく食べられるよう一口大にしてくれている、っていうその気配りは有難いことなんですが
そればっかり続くと、なんかこう病人になったみたいに気持ちが滅入って来るもんでして――
「お前そもそも病人だろう」ってツッコミは、あまりにベタ過ぎるので言わないお約束でひとつ(笑)。
(夜)
〇ご飯
〇タマネギの味噌汁
〇かまぼこ中華あん
〇ブロッコリーとじゃこのおひたし
〇中濃ソース(一口サイズのビニールパック)

(画像はGrokによるAI生成)
飯ぶっかけが旨い中華あんかけメニューに、旨味が元気になって分かり易く行き渡る肉料理と
個人的には満足度の高いこの日の夕飯ですが、個人的にもっとも嬉しかったのは、何といっても
ポークソテーにかける前提でついてきた中濃ソース!
ブルドック 中濃ソース10g 50個入り 小袋入り 弁当用 (50)
醤油に関してのお話で以前の記事でも触れましたけど、総量に関しても味付けに関しても
とにかく「抑えめ、控えめ」であることが大命題である病院食なだけに、こうして一口サイズとは言え
甘じょっぱくてコクのある調味料が出てくると、もうそれだけで嬉しくなっちゃうんですよね。
ああ、これこそまさにシャバの味だ――って感じで。
と、そんなこんなで今日ももりもり病院食に飛びつきながら、今はまだまだ遠い日である
退院のときに思いを馳せる不健康優良患者でありました(笑)。
ほんと、これら病院食があったからこそ、毎日の検査・治療やリハビリの継続なども頑張れたようなもんです――
と言ったところで、その辺の更なるお話は次回の講釈で!
