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思い出の一杯 ~ いま、ふりかえるとき

なまじ僕みたいに日々ノホホンと過ごし、馬齢を重ねてしまっておりますと

あの日あの時、何気なく撮ってそのままにしていた画像データの数々が

後々、貴重な「時代の証言」になっているのもよくある話でして(苦笑)。

そんな過去データの中から、思いがけず見つけてしまった「ありし日」の記憶……

我が故郷・北海道千歳市におけるラーメン名店は? と問われたならば

間違いなく五本指に入っていた名店「一平」さんのこと。

10:30~15:00までごく短い営業時間ながら、いつどのタイミングで足を運んでも

行列が絶えない繁盛ぶりが流石の人気店でした。

 

……「でした」とわざわざ過去形で語らざるを得ないのは、ご店主の健康上の理由から

絶えない人気とラブコールにも関わらず2018年の閉店を余儀なくされたからであって

味の良さだけではない「食べ物商売」の難しさをひしひしと感じます。

さて、在りし日の「一平」さんにおける一番人気は味噌ラーメン

僕のPC上の過去写真フォルダの中には、その味噌ラーメンに、同店の魅力である

たっぷり野菜をも堪能できる “野菜味噌ラーメン”のデータが残っていました。

トンコツをベースに野菜などを加えたスープは濃厚すぎず、淡麗すぎない

絶妙なバランスの旨味を湛え、中華鍋での炒め野菜と一体になることで

更に力強さと深みを増す、基本に忠実な折り目正しきスタイル。

 

麺は札幌ラーメンの始祖たる「西山製麵」の中太ちぢれ麺を使用。

熟成させてコシを出すのではなく、敢えて若いままの出来立て麺を供し

シャッキリ清冽な喉越しの心地よさで、濃密なスープとの コントラストの妙をも

楽しませてくれるのが心憎い仕立て方でした。

そして、ラーメンそのものの味のみならず……

この店が人気店たりえ、いつ足を運んでも気持ちよかったもうひとつの理由は

連日の長蛇の列をも ものともせずにテキパキと捌き、行列に並んでいる客に

苦痛を感じさせない、パートのおばさま方の連携による惚れ惚れするような連携の

客あしらいの巧さだったのも懐かしい思い出。

 

心遣いがきらりと光る、これぞ「サービス業」――

 

お店は無くなっても、その旨さも、心地よさも、全て確かに「あったもの」。

それを風化させず忘れないために、今回ちょっと思い出話に浸らせてもらいました。

 

 

 




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