メジャーなゴジラ映画「以外」の映画作品や、TVシリーズ作品の数々にも
スポットを当ててくれるのが本当に嬉しい。講談社から好評発売中である

その33冊目にあたる、現時点の最新号……
それが『円盤戦争バンキッド』と『七星闘神ガイファード』の特集号であったならば
もう、後先考えずに即、本屋さんのレジへと直行ですよ(笑)。

何しろ単独でのまとまった文献としてまとめられるケース自体が少なかった両作だけに
「とにかく出てくれただけで御の字」と言う、一番ダメな種類の感想で思考停止して
嬉しさに溺れてしまいまそうなのが、我ながら僕のなってないトコロですが(苦笑)、
限られた紙面ギリギリまでに情報を詰め込みまくる編集方針は今回もまた健在で
(それゆえの「抜け」も何箇所か見受けられるものの)サッと目を通すだけで
気持ちよくお腹一杯です。

『バンキッド』『ガイファード』ともに、長い間単独での書籍化に恵まれず……
と同時に本放映当時は『テレマガ』が掲載権を持っていた作品だけあって、
ふんだんに用いられた本放映当時のスチール写真のクリアから目が離せず。
ぶっちゃけ、ケイダボ少佐とテロン博士、平和主義者ブキミ星人の
単独立ちスチール写真の鮮明さだけで税込990円の元はしっかり取れて
お釣りがきちゃいますね、僕的には(笑)。

と、それはさておき。
18ページのブキミ星人士官の紹介パートにて、ジードウ中佐の化態した
化粧品販売員のキャプ画像に、それを演じられた名和慶子氏のお名前が
添えられていなかったのは単なる凡ミスなのか、それとも水面下における
何か複雑な問題が……?
……って、こういう変な深読みに走るのも僕の悪癖ですね(汗)。反省反省。

あと、気になった「抜け」と言えば……
ボルギスの「電殺波」やスパイラスの「クラッシャーホールド」、
ルドラの「サイクロンクロー」、ワルキューレの「鳳凰拳」など、
クラウン怪人の技名称掲載は完全であって欲しかったかなぁ~。
や、『ガイファード』本編では、クラウン怪人たちの日人間性を表現するために
意図的にアフレコ時のエフェクター処理が強めに設定されていたりするもんで
時と場合によっては本編中で怪人たちが叫ぶ技の名前が聞きとり辛いこともあり
書籍の文面でまとめてチェックできると嬉しかったなぁ~、って。

と、最後はちょっとくさすような物言いになっちゃいましたが……
この二作品のファンである方々は勿論、ゴジラ「だけ」ではない東宝特撮作品の
奥深く豊かな世界を知りたいのであれば、本書は文句なしの必携版です!