
おめでとう
ございます
熱海に移住して2度目の正月を無事に迎える。
年末ギリギリまで迷走した25年のおせちづくり。恒例の鴨は手に入らず、十八番の裏白椎茸も気分がのらず、脳内のやる気スイッチのヒューズが飛んでしまったようだ。
28日、湯河原のスーパーを徘徊するも、世間のおせちモードに焦らされるばかりで献立は決まらず。最悪おでんにするかとなかば諦めかけて、伊豆山の魚屋・魚久へ出向く。我ながらナイス判断だった。おせちアイテムが勢揃いだった。
大好物の玉子焼き、鰆の西京漬け、アコウダイ味噌漬け、数の子。そしてイクラの醤油漬けは破格の2000円だった。冷凍だったこともありがたい。これらをよろしく詰めれば、おせちの格好はつきそうだ。
29日、おせち収集家と化して熱海の街中を巡る。駅前の商店街、平和通りをくだったところにある伊藤園ホテルから咲見町まで車は大渋滞し、観光客でごったがえしていた。歩きで正解だった。
中央町にある老舗・藤元では店頭で大々的におせちアイテムを販売しており、店主が今朝炊いたというアサリの佃煮をいただく。中島水産ではツブ貝を手に入れ、間瀬でお年始を買い、30日から本格的におせちにとりかかる。
唯一の反省点は、調味料の買い忘れが多かったことだ。塩がない、グラニュー糖がない、胡麻がない、米がないなど、大晦日まで熱海を走りまわることになった。灯台下暗しというか、ないとお節はつくれないメンツばかりで、在庫チェックが緩かった。
元旦におせちを詰めて、義兄宅で恒例の新年会。大笑いから一年をスタートできたことを嬉しく思う。
2025年おせちの献立

炊き合わせ

ツブ貝、干し椎茸、筍、海老、人参、里芋、蓮根、蒟蒻、菜花を、大鉢に盛り込んだ。ほとんどが調味液につかっている状態で保存しているので、キッチンペーパーで軽く水分をふいてから盛り込む。

ツブ貝旨煮(12/29)
つくりかたは常のとおり。食べやすいように、身を殻から取り出して盛り込んだ。
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干し椎茸の旨煮(12/29)
29日、水400ccに砂糖少々を加え、干し椎茸を一晩、もどす。
30日、石突きをとり、落としぶたをして椎茸のもどし汁で炊く。沸騰したら弱火にして、調味料を加え、煮汁が半量になるほどに煮詰める。そのまま冷まして味を含ませる。
| 椎茸の戻し汁の上澄 | 濃口醤油 | みりん | 砂糖 |
| 400cc | 大さじ2 | 大さじ2 | 大さじ1 |
筍含め煮(12/29)
去年の春に塩漬けした筍を使ったので、29日から一晩、塩抜きをし、30日に炊いた。
つくりかたは常のとおり。
人参甘煮(12/29)
29日に型抜きし、30日に煮た。
つくりかたは常のとおり。
海老八方煮(12/30)
大きいバナメイ海老10尾使用。殻のまま背わたを引き抜き、片栗粉を揉み込んで流水でよく洗い流したのち、沸かした調味液で炊く。海老の色が変わったらすぐに引きあげ、調味液は一度再沸騰させてアクを取り除く。少し冷めたら海老を調味液に浸る状態にして保存。殻を向いてから盛り込む。
調味液は、4:1:1:0.5の割合で以下のとおり。
| 出汁 | 薄口醤油 | みりん | 酒 |
| 400cc | 100cc | 100cc | 50cc |
蓮根(12/30)
花蓮根に切る。蓮根の穴と穴の間を包丁でVの字に切れ目を入れる。穴の周りを皮の中心から切れ目に向かって、穴に沿うよう、かつ丸みを帯びるように皮をむき、輪切りにする。
水に酢を少々加え、歯応えが残るようした茹でしたのち、調味液で煮て、そのまま冷ます。醤油の色がつかないよう、塩がち。
| 出汁 | 薄口醤油 | みりん | 塩 |
| 200cc | 少々 | 小さじ2 | 少々 |
里芋白煮(12/30)
六方にむく。米のとぎ汁に芋を加え、落としぶたをして火にかける。沸騰したら芋が躍らないくらいの火加減でごく静かに茹でる(とても割れやすい)。
串が通るほどに芋が柔らかくなったら、落としぶたをしたまま少しずつ水を加え、ぬるくなったら芋のぬめりを優しく洗い流す。好みの大きさに切り揃える。
調味液を火にかけ、温まったら芋を加え、キッチンペーパーで鰹節をつつみ、芋の上におく。
落としぶたをしてごくごく弱火。15分ほど炊き、そのまま冷ます。落としラップをして冷蔵庫で保存。
常にサトイモが出汁に浸っていることが肝心。一日おくと味が染みこむ。
| 出汁 | 薄口醤油 | みりん | 砂糖 | 塩 |
| 400cc | 大さじ1 | 大さじ2 | 小さじ1/2 | 少々 |
丸蒟蒻(12/30)
下ゆでしたのち、煮る。基本の割合は、出汁:薄口醤油:みりんを6:1:1。こんにゃくが調味液に浸かっている状態を保ちたいので、こんにゃくの分量と鍋の大きさに合わせて調整する。つくりかたは常のとおり。
菜花お浸し(12/30)
沸騰した湯で菜花をさっと湯がき、冷水にとって色出ししたら、軽く水気を絞り、3cmほどに切る。
以下調味液をさっと沸かし、冷めたら菜花を浸しておく。調味液は、菜花から水分がでるのでやや塩辛めに。
| 出汁 | 塩 | 薄口醤油 | みりん |
| 300cc | 1%(3g) | 少々 | 少々 |
中華風鶏モモロール(12/30)

鶏モモ肉を観音開きにして、なるべく平らになるよう包丁する。内側に塩を少々ふる。
柚子の皮を削ったものと、胡麻大さじ1をすり鉢でする。
サランラップの上にモモ肉をのせ、内側に柚子胡麻を塗りたくる。小ネギを5本ほど中心において、ラップごと巻く。端をひねって結び、ロール状にする。
蒸し器で20分蒸したら、そのまま冷ます。
ラップをはずし、さっと煮立たせた調味液に浸けて一晩おく。この分量だと2本はいける。好みの厚さにスライスする。
| 水 | 100cc | |
| 濃口醤油 | 100cc | |
| グラニュー糖 | 100cc | |
| スパイス | ショウガを薄切り2枚、八角1個、クローブ2個、シナモン爪の先ほど |
銀杏串(12/31)
塩ゆでした銀杏を串に刺す。
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柚子大根(12/29)
紅白胡麻なます(12/31)
いちご飯(12/31)

12/31。長谷園の土鍋で炊いたのち、大きな土鍋に移し、うちわで扇いで急冷。チラシを挟んで蓋をして、寒い場所においておく。
1/1に紫蘇、イクラ、ウニを散らして、持っていく。
鰆西京焼き(12/31)

12/28、漬けてあるものを魚久で購入。
12/31、味噌を洗い流し、水気をとってから弱火でじっくり焼く。最後にバーナーで軽く焦げ目をつける。
アサリ佃煮(1/1)
12/29、熱海・藤元で購入。アワビの殻に盛り込む。
玉子焼き(1/1)
12/28、魚久で購入。箱ごともっていき、現地で切り分ける。
1/4。そろそろおせちのメンツが揃わなくなってきたけれど、鍋の前の肴にはちょうどいい。
熱海の老舗干物屋、藤元で求めた、おばあちゃんが炊いたアサリの佃煮は来年もリピート決定。




