以下の内容はhttps://konpeito.hatenablog.jp/entry/2024/01/31/192609より取得しました。


酸っぱくなった白菜の漬け物で酸菜白肉鍋

いつもの八百屋で白菜ひと玉120円だった。破格である。
玉が重たく、巻きもしっかりしていて良品だ。漬け物にでもしようと、えっちらおっちら持ち帰る。
二度漬けして食べ頃になったのが正月前のことだ。

おせちづくりも一段落をおえた年末。今年もまた「孤独のグルメ」大晦日SPを眺めて過ごすことになった。年を締めくくるにふさわしい、最良の選択。物語は沖縄から始まったが、なぜか台湾で年越しを迎えていた五郎さんが食べていたのが、白菜の漬け物と豚肉の鍋「酸菜白肉鍋(スヮンツァイ バイロー グォ)」だ。

台湾における白菜の漬け物「酸菜(スヮンツァイ)」は、昆布や唐辛子を使わず、塩だけで乳酸発酵させた漬け物だが、そのまま食べる漬け物というより、塩漬けした保存食の立ち位置が強いのだろう。つくりかたは東海漬け物のサイト「第38回 台湾・前篇|全国漬物探訪|東海漬物」に詳しい。水分量が韓国の水キムチに通じるところもあるし、東欧のキャベツ丸ごとザワークラウトにも似ているが、一度白菜に火を通すという工程が興味深い。

とにかく、漬けすぎた白菜の消費にもってこいではないか。ということで、正月を過ぎても白菜には手をつけず、酸っぱくなるのを待ちわびていた。
満を持して、酸菜白肉鍋にとりかかる。

五郎さんが訪れた店、長白小館のメニューによると、鍋底(スープベース)は白菜、豚肉、凍り豆腐、カニ、椎茸、かつお節、乾燥海老etcだ。具は牛、豚、羊と選べ、さらに野菜と春雨がつくセットだそう。

かつお節が入っているのが予想外だったが、今回はシンプルに昆布でいってみたいと思う。足すのはいくらでもあとからできるし、酸菜白肉鍋専門店「老舅的家郷味」のオーナー聶斌武(ニィェ ビンウー)氏も次のように話されている。

スープのだしは、豚骨、セロリ、ショウガ、タマネギの4種類を使っているが、酸菜白肉鍋のポイントはだしではなく、やはり酸菜そのものと念を押す。聶さんが自宅で作るときは、だしはとらずに、酸菜とほかの具材だけで食べるそうだ。
第38回 台湾・前篇|全国漬物探訪|東海漬物より

昆布出汁に細切りの白菜を加え、20分ほど煮立たせる。くたくたになった頃合いに他の具材を投入し、一煮立ちしたところで、豚バラをしゃぶしゃぶする。まずはそのまま食べる。うん、うまい。スープの塩気も酸味もいい塩梅だ。ただやはり、食べ続けるにはやや単調か。ソースも考えてみよう。

酸菜白肉鍋, 孤独のグルメ, 台湾, 台北, 中国酸菜白肉鍋, 孤独のグルメ, 台湾, 台北, 中国
豚バラ、白舞茸、キクラゲ、海老しんじょ

長白小館のオススメは、芝麻醤2、ニンニクソース1/2、韮菜花椒2/1という配合のシンプルなものだ。五郎さんセレクトは、ホットペッパー(辣椒醤)、醤油、豆腐乳、ニンニク、(おそらく)韮菜花椒パクチー、砂糖、ネギ、最後にレモン汁と、ほぼ全部のせだ。
白菜の発酵具合によるが、レモンはいらんだろう・・・と思うがいかに。
「100回は通わないとソースの調合は極められん。オレはまだまだ白帯だ」という五郎の気持ちは痛いほどわかる。全部いれたくなるのが旅人の人情というものだ。

ということで、我々は胡麻油とパクチー、辣油を選択。というのも胡麻ペーストを先日の火鍋で食い尽くしてしまったからだ。

酸菜白肉鍋, 孤独のグルメ, 台湾, 台北, 中国
パクチー胡麻油、辣油

牛、豚、ラムを一通り喰った五郎さんが「この鍋は豚肉に尽きる」とつぶやいた理由がわかった。白菜の漬け物の酸味が豚バラの脂身を包み込み、肉がさっぱり無限系の食べ物に昇華している。これが宇宙ってやつか。部位にもよるかもしれないが、赤身の強いラムだと白菜に負けそうだし、牛だとスープが負けてしまいそうだ。ただソースに練り胡麻をいれたら、牛とラムが一気にのし上がってくるのでは・・・・・・。

こういう実験的な飯に手をだすとき、ついつい家人の様子をうかがってしまうのは悪いクセだとは思う。静かに様子をうかがっていたが、予想以上にがっついているではないか。「うまいな、これ」と五郎さんバリに箸を鍋に突っ込んでいる。これは冬の鍋の主席になりえるポテンシャル。

とはいえ、なにより喜ばしいのは、今後は心置きなく白菜ひと玉を漬けられることだろう。明日は八百屋。白菜ひと玉買ってこよう。

酸菜白肉鍋(スヮンツァイ バイロー グォ)


材料

酸っぱくなった白菜の漬け物 1/4個分 せん切りにする。つけ込んだ唐辛子は輪切りに
昆布 5cm角ほど
ショウガ(スライス) 4枚
豚バラ肉の薄切り 200g
白舞茸 1パック
キクラゲ 適量
海老しんじょ 適量 つくりかたはこちら
薬味 適量 辣油、胡麻油、パクチー、ネギetc

konpeito.hatenablog.jp

つくりかた

  1. 水に昆布を入れて弱火で煮立たせる。沸騰する前に昆布は取り出しておく。
  2. 出汁に白菜の漬け物、唐辛子、ショウガを加え、白菜がくたくたになるまで煮る。
  3. スープに酸味がうつったら、キノコや海老しんじょを火を通す。
  4. 豚肉をしゃぶしゃぶし、薬味をかけていただく。






しゃぶしゃぶ鍋

銅製




以上の内容はhttps://konpeito.hatenablog.jp/entry/2024/01/31/192609より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14