尊敬する高橋先生の戦争のお話です。
私がこの先生の話に注目したのはイラク戦争の時。
当時のアメリカナイズされた世間やマスコミがこぞって、イラクを悪の国・フセインを悪の帝王としていたのとは違って、先生は米国のイラク攻めに疑問を呈しておられた。
私もそこは先生と同じように思っていた。
先生は実際、サダム・フセイン大統領にもあっている。
サダム・フセインがいかに極悪非道な男かばかりが喧伝される中、それでアメリカを正義の国と考えて十字軍の様に戦争遂行を善とするのは違うだろうと思ったものだ。
譬えフセインどうあろうと、イラクにはイラクの在り方があり、未来の歴史もある。
今の我々がタイムマシンで織田信長をみて酷い奴だからと逮捕して21戦記の牢屋に入れたらどうだろう。日本の歴史はまともに機能するのだろうか?
歴史はともあれすすむだろうが、それは健全なすすみ方ではない。
時間ではなく、文化の差異でアメリカはそれを決行した。
野蛮人?の大統領をとらえて殺した。
米英や日本ではフセインがいなくなり国民はみな喜んでいるという報道がなされたが、それは親フセイン派の国民は皆駆逐されたからだろう。
イラク政府は国民の各家庭に食料を用意して戦争に備えたが、わずか10日ほどでバクダッドの都は陥落。
イラク政府が破れてすぐクルド人が一斉蜂起したが。たちまちイラク政府の残党に鎮圧された。そういう戦国時代のような国なのだ。
人道的と言う人もいるだろうが私はそれは幼稚な社会観にもとづく愚行と言っておこう。
それは森にすむトラをほかの動物を食らう悪い奴だから殺すというのと同じだ。
フセイン大統領もトラのようにとらえられ殺された。
本当の理由はアメリカに不都合だからだ。結局大義名分の大量破壊兵器は出ていない。だが時間がない?ということでそれは措いて死刑になった。
そんなバカな‼容疑はそのままわからずじまいで死刑。
一皮むけばそれがアメリカだ・と言うより大国のやりくちだろう。
万が一、それをしていいとすればそれはイラクの国民だけだろう。
国には国の在り方がある。
それを統一しようという思想的グローバリズムの考えには反対だ。
こんな本も出ました。おふざけのバッタ本ではなく執筆者は皆錚々たる一流の識者です。
