「まず唱えることが大事だ。
般若心経でも声高らかに唱えることが大事で、唱えない人には、いくら本を読んだとて、心経の生命は入ってこない。
一心乱さずとなえていると、体中に不思議な力が満ちてくる。
つまりエネルギーが体の中にみなぎってくる。それが空なのである。
般若心経も題名が示す通り心を説いたものである。
だから、私が一番好きなところは心無罣礙、無罣礙故という言葉である。
あそこだけでもいい、了知了得したら身も心も軽くなってくる。」
羽田談
ここは大事だ。私は師匠の寺では大きく声を出して拝む。今も行けばそうしている。
昔、他の人に「そんな声を出すことは余所の聖天様では声出さずに祈るのに、お前のお勤めはおかしいだろう。」と言われたが師匠は「構わない。ここでは声を出して読みなさい。」と指導された。
ほかに人がいないなら必ず声を出す。
無言のお経は読誦の読であり、勉強だ。
声出して上げるのは読誦の誦であり修行だ。