得度したと言って弟子と呼べる人ばかりではない。
まあ、一割くらいの人だけだ。
もっと少ない。
得度したお客さんは手伝いに来ると言っても重役出勤で来る。
まあ、お手伝いしてあげた口だ。
そんなのはこっちも所詮弟子とは思っていない。
まあ、お客さんの延長だ。
分類上はお客だから厳しくも言わない。
それはそれでいいが・・・そういうのはもういらないなと思っている。
黙っていても手伝いとかにやって来るのが弟子だ。
滅多に顔も出さないで、やってくるや「なになにやりたいんです」だの「法を授けてほしい」とかは聞こえない。
よそで授かれば。私は法を軽くしてはならないと思っている。
本当の意味では弟子とは思っていないから別に腹もたたない。
この間も祈祷やりたいという人がいたがやれるようなあり方をしなければなにも始まらない。
中には得度しなさいとこちらから言うのを心待ちしている人もいるが、そんなのはいわない。
自分がいうものだ。
私がこちらから是非弟子になってもらいたいと思うような人など誰一人いない。
別に偉そうに言うわけじゃない。
私の様な弱将のもとにもとより強卒なしと最近は身に染みて思っているからだ。