あるお寺様から「女性修行者の指導はむずかしいと思う。お寺では女性のお弟子さんはいますか?指導はどうしていますか?」と言うお尋ねがあった。
もともと仏道修行の場には性理的な部分以外での男女の区別はないものだが、強く思うことはやはり女性には女性の指導者がいいように思う。
男性では正直微妙なよくわからない部分も多々ある。
だからこれは男性が女性を指導するという文脈での話だ。
私は女性のお弟子さんの指導は私が指導が不得手なのでもう専門の行者希望の人は一切取らないことにしている。
まあ極論すれば女性云々の問題ではなく、私が指導が下手なダメ師匠なのだと言っていい。
それ以前にそういう尼僧指導の場も指導者もいない。
万一、お得度をした方でも講習会や葛城山などに行ってもらうことだけ。
うちで伝授する修行はほとんどない。
前は得度だけでおしまいのコースもあったが基本的にそれは今はしていない。
とはいえ私は基本的に男女一緒の指導をするので、指導の上では手心は一切ない。
忖度して手心を加えていると修行だかなんだかしまいにはわからなくなる。
女性のなかに女性特有の甘えのある人もある。
男性でそういうものは論外だが、そういう場合も別に手心は一切加えないことにしている。
そして、その一方でできないことはできないのだろうからそれは無理をしてもらわないことにしている。
ご本人が「できません・・・」といえば「あ、そうでなんですね、仕方ないですね」で終わり。
ムリにでもやってくださいとは言わない。いやならやらないでいい。
その代わり。それ以上はもう進まない。それだけのことだ。
そこは男も女もない。